とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

瀬谷区2日目 ~東野篇其の弐

2005年03月25日 | 横浜市瀬谷区


 昨夜は雹が降り落雷があるなど荒れた天候だったが今朝はすっきり晴れている。区域は昨日の残り。相鉄の三ツ境駅を降りると雪をかぶった丹沢の山々が綺麗に見ることができる。天気は晴朗なれど風が強く冷たい。図面が飛ばないように気を遣うと字が書きづらい。

 調査を続行しているとバイクで通りかかった官憲に職務質問を受けた。この仕事に携わってすでに10年以上になるけれど、職質は初めてだ。いいことではないはずなのに、なんだか嬉しくなるのは妙なものだ。別に後ろめたいことをしているわけではないのだし、身分証明書を提示して業務内容を話す。当社のことを知らないなどと言おうものなら、このヤングの官憲を怒鳴りつけるところであったが(←すっかり誰かに毒された文章だな)簡単に納得してくれた。

 この二ツ橋町では1~2年前に殺人事件があり、今も遺族が暮らしているようだ。被害者は若い女性で、容疑者はその交際相手らしい。新聞やテレビでも話題になったからご記憶の方も多いと思う。とある道端には今も献花台が置かれ、遺族が公判の様子などをワープロ書きした文書が貼られている。しかしその文面を読むと、容疑者(被告人)を最初から真犯人と決めつけ、さっさと死刑にするべきだとか弁護人を愚弄したりといった内容が並ぶ。遺族の心情は察するに余りあるが、こういう書き方はかえって心証を悪くする。容疑者(被告人)=犯人かは慎重な捜査や裁判で明らかにされていくもので、具体的な根拠もなしに弁護人の悪口まで並べるのは良くない。つい最近にも、ある事件で別の真犯人が見つかり、警察が誤認逮捕を認めて検察が被告人に無罪を求刑するというアホなできごとがあったばかりだ。

 県立と市立のふたつの養護学校が並んで建つすごい地域だけど、風が強い中で無事に区域を終えて夕方には会社へ提出できた。


【今日の昼食】
華屋与兵衛三ツ境店(二ツ橋町544-3)
 ☆ランチ深川めしセット(アイスコーヒー付き) 924円
   深川めしとけんちんうどんのセット。とは言っても東京駅の駅弁ほど具だくさんではなく、アサリの炊き込みご飯なだけ。ファミレスだから味は過不足なしでも、しばらくうどんは飽きた…。

最新の画像もっと見る

post a comment