久しぶりの横浜市内ぶらぶら。何とはなしにおいしいうどんが食べたくなって、こどもの国近くの「うどんカフェ」を思い出す。いつぞや「とくらく」という東急のコミュニティサイトから、こどもの国駅近辺のおすすめスポットはないかというアンケートが来たので、ここを推しました。itscomチャンネルの「ぷらっと散歩」なる番組でも紹介されたらしい。といっても他に思いつく小洒落た店なんてない。奈良山公園ったって無料ってだけで目の前のこどもの国に、それこそ失礼だろう。
さて、正午過ぎの田園都市線で長津田へ。車輌は東急8500系。ゴツゴツした車体に大音量のモーターと、今やどこか懐かしささえ感じる。長津田で乗り換え。そういえばこどもの国線も通勤線化されて10年経ちましたか。通勤線化前日に旧知が有効2日間の往復乗車券を買ってきて、同初日に旧運賃(片道130円、現在は150円)で乗ったことを思い出します。長津田駅近くには『騒音、振動させるな!』『静かに走れ!』といった、ガタガタうるさいのはどっちだか分からない(笑)看板もあったもの。今も残る「静かに走ってね」の看板もだいぶ色褪せました。拙者個人としては車輌先頭部へのカラフルなこどもの国マーク掲出が廃止されたことの方が残念です。
こどもの国駅を出て左へ。ショッピングセンターを過ぎてさらに左へ。ガソリンスタンドの向こうに目的の店「うどんカフェ」があります。(冒頭写真)
週末に限り手打ち蕎麦もまるようで、今日は店頭にその旨の表示があります。それなら蕎麦にしてみましょうか。960円の「野菜天蕎麦」という、仕事中だったらまず頼まなかったはずの品にします。その前にビール(キリンラガー中瓶)を1本。アテにお新香が付いてきたけどこれも自家製かな。なかなかいけます。店内は親子連れが2組など。方や子供2人、方や3人と少子化なんぞどこ吹く風。しかも子供たちはみなお行儀がよく、静かに食べてます。親御さんの服装も見た感じ質素で、本当のセレブとかブルジョアってのはこういう人を指すんだろうかなと考えます。
ややあって出てきた蕎麦もなかなか。天ぷらはにんじん、カボチャ、玉ネギなど。イカ天も乗ってます。皿の隅には塩があり、これも単なるNaClなんかではなさそう。天ぷらは塩で、蕎麦は付け汁でという食べ方でも塩辛さを感じません。時おり固い食感があると思えば蕎麦殻で、これはご愛嬌か。あまり量が作れないのか、品書きから大盛りが線で消されていて、大食漢には物足りないかも。
蕎麦湯までしっかり楽しんで後にし、近くのWAOショッピングセンターで買い物。日用品や食料品など、あれこれ安かったのでちょっと買いすぎ。奈良山公園で一休みして電車で長津田へ戻ります。乗り換えの階段は大混雑なので小さな西口を出て駅周辺をぶらぶら。北口に近い酒屋「岸田屋」に菊姫 鶴乃里山廃純米があり、なんたらでチャンピオンになったという能書きまである。4合2100円と値段もいいけど、ではそのご自慢の酒を試してみましょうか。
晩酌に出すと、結論から言えばまいりました。言葉も出ず唸るしかありません。嫁はんは「いくらでも飲めそう」とだけ。酒屋で推奨の飲み方はぬる燗とあったけど、拙者は冷や(常温)がいいかな。
(追記)
※うどんカフェは2011年4月30日にて閉店しました。
「鉄釜」はダイヤモンド地下街の久留米ラーメンの店ですな。こちらへお越しの際には声をかけてください。お供します。
話は変わりますが昨日放送の「アド街」が青葉台特集でした。放送は見なかったんですけど新聞の紹介記事でこどもの国が登場するとあり、そりゃバス1本で行かれるけど遠すぎないか?