とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

STOP THE MANIAH!「海芝浦はもう古い!」2017秋

2017年09月18日 | 横浜市鶴見区/鶴見線ファンクラブ
  母校の文化祭へ行く予定だったのが、連れが熱を出して寝込んだとのこと。 いい歳のオッサンが独り校舎内をウロウロするのも怪しいだけだし、ちょっと行ってみたかったところへと足を運ぶことにしました。

  その前に武蔵小山へだけは行っておきます。14日にリニューアルオープンした武蔵小山駅ビル「エトモ武蔵小山」がどんな感じなのか見てみたかったのです。

  

  電車が武蔵野線っぽいですね。

  屋上庭園は見晴らしがいいというわけでなし、とりあえず作ってみた感が満載でした。興味を惹かれたのは地下改札向かいのおにぎり屋さん。中に飲食スペースもあり、お酒やちょっとしたおつまみも食べられるよう。駅前の立ち飲み屋が再開発のため撤退したし代替となるか。店頭にはお弁当も並んでましたが、今回は入場とも見合わせます。

  

  次いで電車を乗り継ぎ川崎へ。ここから臨港バス川27系統に乗ります。久しぶりの乗車でも特に沿線風景に代わり映えはありません。

  10人くらいいた乗客も白石橋までにみな降りてしまい拙者ひとりに。日清製粉前を過ぎて工業団地内へと入り込みます。

   ここで降りました



  今回の目的地はこちら。大川町緑地です。以前から存在は知っていましたが朝日新聞6月22日付夕刊コラム「各駅停話」にも掲載され、そういえば行ってないなと思ったのです。

   北側の入口
   国鉄要塞(火力発電所です)
   緑地内にはベンチも2か所あります
   扇島を望んで
   緑のアーチ
   南側の入口

  川崎市の紹介サイトには「釣りは一切禁止」とあるものの釣り糸を垂れる御仁が約2名…。 何が釣れるんだろう? 時おり魚が跳ねる様子が見えます。

  承前の新聞記事では「港湾で働く人の休息の場で、積極的にPRしていません」とあり、確かに看板も案内の類もなにもありません。

  ここのベンチで海を見ながらランチと洒落こんでもよかったのですが“敵艦”の襲来を懸念して見合わせました。座ってると案の定、ジーンズに止まったり耳元でもプ~ンという音が。

   日清製粉前バス停時刻表

  この川27系統は、以前は平日日中が30分30秒間隔だったのが61分間隔に半減してます。土休日の55分間隔は変わりませんが日中は電車が来ないために唯一の足なので(もしくは武蔵白石駅から徒歩)来訪には気をつけねばなりません。

  
  
  

  てなわけでランチはこちらで。 崎陽軒の「おべんとう秋」700円なり。きのこの炊き込みご飯に煮物、焼き物、和え物とおかずも色とりどり、もちろんシウマイも2個入ってます。崎陽軒ではこの季節シリーズが横濱チャーハンに次いで好きなお弁当です。相変わらずシウマイ弁当は食べたことありません。

  時おり武蔵白石駅から歩いてきたと思しきマニヤがチラホラと。でも現れてはすぐに消えてしまい静かそのものです。電車が来ない線路では踊ってるヤングの姿が。動画サイトにでも上げるのかもう一人がカメラを構えてます。でも角度に気をつけないと後ろでシウマイをアテに缶ビールを飲んでる拙者が映り込みますぜ。

  なお大川駅にも緑地内にもトイレはありませんが、日清製粉前バス停の前に公園があり、その中にあります。

  最後に、6年ぶりに使った今回のタイトルの意味ですが、今朝のこと、東洋経済オンラインを見ていたら新着記事の中に、鶴見線に乗って海芝浦でシウマイ弁当を食べるという話があり、扇町でニャンコと遊ぼうかと思ってたところ、いきなり出端をくじかれた気分でした。

  鶴見線は非冷房101系のころから乗ってる大好きな路線のひとつで、古参ぶるつもりはありませんがブームに乗ってるみたいにも思われたくないんですよね。

  なんで今頃になってみんなして鶴見線鶴見線と言い出してるのか謎ですけど、国道や海芝浦や扇町ばかりでなく、面白いところはまだまだありますので、どうぞ発掘してみてください。