とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

想い出の場所へ

2013年04月23日 | とのさまの休日
  私事ですが結婚して早11年、今年も記念として嫁はんと呑みに出かけます。

1軒目「国道下」

  おなじみ“アルカード国道”です。昨年11月下旬に訪れたとき、貼り紙を出して以後ずっと休業が続いていましたが、再開したとの情報を入手したので足を運びました。

  鶴見1640時発の鶴見線で国道へ。駅を降りると開いてました!

  先客は4人ほど。こちらもカウンターに腰を落ち着けます。蛇口を捻れば出る(笑)ビールに焼き鳥、たった半年ぶりなのになんだか懐かしく感じられます。

  目の前でワタを抜いているヤリイカが新鮮でうまそうなので、アジと一緒に刺身で。この店に来て値段のことは気にすまい。歯ごたえも良く最高であります。

  たけのこや牛モツの煮込みもいただき、変わらぬ良心的な勘定でした。マスターもママさんもお元気そうでなにより。なおしばらくは1930時ラストオーダーの短縮営業のようです。

  今日は最初から2軒行くと決めていたので、まだ早いですが18時ごろに退出します。


2軒目「居食DINING きもち

  

  次いで花月園前駅方向へ。線路を越えた東福寺前バス停から38系統に乗って六角橋へと向かいました。

  仲見世を進み、お目当ての店へ。ここにはかつて「どん」という居酒屋があり、結婚記念日だけでなく、独身の頃から何かにつけて訪れていました。その後は喫茶店になったのですがあまり長く続かなかったよう。そして現在の店になったのは一昨年の7月とのことです。

  写真はすでに暗くて撮影が無理そうだったため、昨年10月24日付の記事から流用しました。

  先客はなく2階へ通されます。ビールは生がヱビス、瓶はサッポロラガーで後者を。中瓶で609円はちといい値段か(生は525円)。後から来たヤングアベック(死語)が生を注文していたので見たら、ジョッキではなくグラスでした。

  店のサイト内のメニューは更新されていないのか、税込みと税別価格が混在したり、すでに変わってしまったものもあるよう。

  今日のお通しは高野豆腐、これも350円といい値段。これでは学生が気軽に来るには難しいのではないかな。あくまで勤め人がターゲットか。豆腐サラダに牛肉のたたき、山ウドの天ぷらと注文。そしてサイトのクーポンで、ご自慢という鶏の唐揚げを。すでにそこそこ口にしているためそう多くは頼みませんでした。でも料理はおいしいし量もそこそこある。“居食”とあるように、飲むより食べるに重点を置いた店なのだろうか。

  2軒合わせても諭吉さんでじゅうぶんにお釣りが。ふたりとも満悦して帰途についたのでした。