今年も懲りずにGWは津軽へ全国大会ツアーに行ってきました。
ここ2年間は弘前大会と金木大会の2連戦でしたが、今年は青森大会も出てみようかと思い、3連戦となりました。
各大会カテゴリー分けが違うので、私のような中途半端な年齢の人間は、シニアになったり一般になったりで、ややこしいのです。
すべてシニア(熟年)クラスに出ることが出来れば、2日、3日、4日で無駄日が出来ないのですが、
青森、金木のシニアは60歳以上なので、こちらでは一般で出ざるを得ません。
今回は、
5月2日が青森大会、一般B級。
5月3日が弘前大会、シニア。
一日おいて
5月5日が金木大会、一般B級です。
5月1日
このところ本業は暇なので、午前中で仕事をパッパッと片づけて午後1時半に青森へ向けて出発。
連休まっただ中なので、北陸道の交通量も非常に多いです。
と思っていたら、糸魚川手前で事故渋滞に巻き込まれて、トンネルの中で完全に止まってしまいました。
結局この渋滞で1時間弱ロスをしましたが、この時間調整が良かったのか、山形県に入ったところできれいな夕日を見ることが出来ました。
アクセントになる岩でもあれば良かったのですが、そんないいタイミングで岩などあるわけもなく、ちょうど駐車帯があったので、そこに車を停めてしばらく休憩がてら写真を撮ってみました。
大気の屈折で、太陽が楕円に見えます。
いつも北へ向かう時には決まって立ち寄る酒田市の「すき家」で夕食を取って、すっかり暗くなったR7、日本海東北道、秋田道と走ります。
週末1000均が、2000円に値上げになると大騒ぎしている都会の人間がたくさんテレビに映ってましたが、北陸から青森へ行くときには、日本海側は高速道路が分断されてますので、1000円ずつ3回払わなくてはなりません。
新潟から磐越道、東北道と走る方法もありますが約200キロ遠回りになるので、結局
燃料代を考えるとかなり割高になります。
マスコミも1000円ばっかりにスポットをあてて、こういう部分に触れる者がいないのは、全くのアホとしか言いようがありません。
如何に都会中心にしか物が見えていないかということです。
アホはおいといて、山形県内と青森県内は高速使ってもあまり変わらないので国道を走り、結局高速利用金2000円で青森市まで到達しました。
ちんたら下道を走ってると、燃費も伸びます。
ちなみに1世代前のモデルですが、3リッターのレガシーです。
あくまでも表示値ですので、実際はこの1割から2割減になりますが、驚異的です。
約11時間で青森市のあおもり健康ランドに到着。
館内はGWということもあって大混雑でしたが、何とか数時間仮眠することが出来ました。
5月2日
青森大会当日。
早々に大混雑の健康ランドを抜け出し、数キロ先の青森市民会館へ向かいます。
途中コンビニで朝食用のおにぎりを購入し、8時ちょうどに会館地下の駐車場へ。
出番はお昼過ぎですが、かなり前からステージ横に移動して、長時間待たされました。
そんなに長い間待たせることもないだろうよ、と思いながらこの間に集中力がなくなってしまったのは事実です。
回りの若い奴らがペラペラ速く弾くので、つられてちょっとオーバースピードだったでしょうか。
あとは集中がなくなってしまっていたのも敗因です。
しっかり自分の気持ちをコントロール出来ないとダメですね。
ま、青森初参戦は当然の如く撃沈でした。
A級戦までしっかりと観戦して、この日は五所川原市内のビジホに向かいます。
昨日からの疲れがたまっているので、コンビニ弁当とビールを買ってチェックイン。
缶ビール1本で出来上がってしまって、そのまま沈没でした。
5月3日
弘前大会当日。
5時50分起床。
普段こんな速く起きたことがないのですが、旅に出ると不思議と早起きになって、目覚ましがなくてもしっかり目が覚めます。
予備の三味線はホテルに残したまま本チャン用三味線1本だけ持って7時に弘前へ向けて出発します。
この日の弘前は桜が満開で、弘前城付近は大渋滞。
ちょっと余裕を持って7時に出発しておいて大正解でした。
この日の出番はお昼前、場所を陣取ってからすぐにウォーミングアップを始めます。
そこに生徒4号さんが登場、はるばる富山から応援に駆けつけてくれた・・・・のだと思っておきましょう、ありがたいことです・・・感謝感謝。
生徒4号さんご一行様は、満開の弘前の桜を堪能されたあと、翌日はこれまた満開の角館の桜を満喫されて帰られたそうです。
何ともリッチな花見ツアーだったようです・・・羨ましい。
生徒4号さんには、早く大会に出るような技量になって、この痺れるような緊張感を味わってもらいたいものです。
昨日の青森大会は初参戦で勝手がわからないこともあって、ちょっと不完全燃焼でしたが、弘前は今年で3回目。
こんなに対応の悪い大会も無いと思うのですが、控え室という物がないし、ステージ上手の控え室もわかりにくいし、順番が近づいても誰が呼びに来るわけでもないし・・・最初に来たときはとにかくわからなくてほかの人に聞きまくってました。
でも3回も来れば慣れたものです。
演奏はと言うと、ツボをはずしたのが3回ほど、1の糸をすかしたのが1回。
わりとゆっくり目に弾いて、ミスを少なくしたつもりなのに、やっぱり緊張感が足らないのでしょうか、この日も不完全燃焼の演奏でした。
その後は生徒4号さんとC級の観戦をして、この日は大館に泊まるという4号さんを駐車場まで見送ろう、会館を出ました。
シニアの成績発表はすでに出ていてロビーに掲載されていた筈ですが、ミスが多くて全く入賞なんてできるわけがないと思いこんでいました。
4号さんがとりあえず結果を見てこようと言うので、会館ロビーに戻ってみると、私の名前が書いてあるではないですか。
7位タイで入賞してました。
9位タイの点数とは1点差、さすがに上位とは少し点数をあけられていましたが何とか首の皮一枚つながったようです。
ミスが多くて不本意ではありますが、嬉しいことには変わりありません。
弘前3回目にしてようやく入賞できました。
きっと半分ははるばる応援にきてくれた(実は花見のついで?)生徒4号さんの力もあったのでしょう。
ホテルへ戻ってから、ホテル向かいの大型ショッピングセンターへ行って、お土産を買い、ラーメン屋さんで1人で祝杯をあげました。
5月4日
この日は金木でジュニア、シニア、C級の皆さんの応援、そして史跡巡りツアーの予定でしたが、表彰式のため弘前へ行かなくてはならなくなりました。
午前中金木で応援してその後弘前に戻ろうかとも思いましたが、日中の移動時間が把握できないので、朝から弘前へ向かいます。
史跡ツアーは6年連続で参加していましたが、残念ながら途切れてしまいました。
夕方の表彰式までの間は、ずっと観戦をします。
団体、唄づけ、A級女性、A級男性と、すべての皆さんの演奏を聞いて良い勉強させてもらいました。
唄づけは津軽三下り。三味線のテクニックは凄いけど、唄づけはちょっと・・・という人が多かったような気もしました。
来年の課題曲は津軽じょんから節、出てみたいような気もします・・・。
今までほかの大会では、盾をもらったことはあるのですが、トロフィーははじめてです。小さいトロフィーですが、弘前の入賞という重みがあって、嬉しい入賞でした。
この日はコンビニ弁当を食べて、サントリーのハイボールを飲んだらあっという間に出来上がってしまって、早めに就寝。
5月5日
金木B級戦の当日です。
昨日はホテルで忍び駒を付けてそーっと練習しただけだったので、頑張って練習するべく早めに会場入りしてバシバシ叩きました。
金木は津軽じょんから節ではなく、津軽小原節を弾きます。
3月終わりに大体のアウトラインを完成して、それから張って弾き込みましたが、準備するのが遅れたのでまだまだ自分の曲弾きになっていません。
来年、再来年あたりまでこの津軽小原節で頑張ろうかと思っています。
本番はまぁそこそこ冷静に弾けたのですが、糸のしごきが足らなかったのか、弾いているうちに微妙にチューニングが狂ってきて、それが気になってしまい集中力が少し散漫になってちょっと不完全燃焼でした。当然撃沈。
A級のトーナメントの津軽小原節は、大変参考になりましたので、少し手をいじって来年に備えたいと思います。
今から来年に向けて毎日しっかり弾き込めば結構自分のモノになるのではないかと思います。
A級トーナメント戦は、2回戦に師匠が登場。
2回戦の課題曲は津軽あいや節でした。
結果師匠は4対3で敗退しましたが、私は師匠の演奏に感動しました。
師匠の津軽あいや節の曲弾きが唄の部分にさしかかると、どこからかあいや節の唄を小さく口ずさむ人がいて、会場が少しどよめきました。
観客の1人が気持ちよくて自然に口ずさんだのだと思いますが、まさにこれこそ津軽三味線の真髄ではないでしょうか。
こういう雰囲気を醸し出す師匠の三味線って凄いなぁ、、、と感動した次第です。
なのに師匠は敗退。どうも審査員の点数の付け方に疑問が残りました。
師匠の許諾が得られれば、このときの演奏をHPにアップしたいと思います。
A級トーナメント戦を最後まで観戦して、決勝が終わったのが午後4時過ぎ。
ここ数年、5日の晩も泊まって、翌日帰路についていたのですが、今年は6日が平日。
なので速攻で帰路に着きます。
東北道、磐越道経由で帰れば無条件で高速料金が1000円。
しかし、高速道路をひたすら走るということが大きらいな私にそれは耐えられません。
まっすぐ日本海側を南下して、新潟から高速に乗るとすると、1000均の恩恵を受けるにはこの日のうちに日本海東北道、新潟中条の料金所を通過しなくてはいけません。
午後4時に出れば楽勝だろうと思って走り出したのですが、弘前を過ぎてからR7は大渋滞、ナビで見てもこれはといった抜け道も無いし、そのまま渋滞に身を任せること1時間ほど。
なんと、金木から碇ヶ関の道の駅まで2時間以上もかかってしまいました。
碇ヶ関が午後6時半、果たして新潟中条を今日中に通過できるのか。
とりあえず、なるべく休憩もしないようにして走り続けることにしました。
大館を過ぎたあたりには、美味しそうなラーメン屋さんがあちこちにあって、今回はぜひどこかでラーメンを・・・と思っていたのですが、すべてパス。
夕食はコンビニで菓子パンを買って、食べながら走りました。
酒田では午後10時を回っていて、どうもこのペースじゃぁ12時回るかもしれないなぁ、と半ば諦めムードになりました。
鶴岡を出るとかなり交通量も少なくなってきたので、ダメ元でラストスパートをしてみることに・・・内緒ですが、久々に激走しましたよ。
結果、中条料金所通過は、午後11時50分でぎりぎりセーフ。
後はゆっくりと休み休み走って、自宅帰還は午前4時半でした。
金木から自宅まで所要時間12時間、まぁ大渋滞に巻き込まれた割にはそこそこ良いペースだったことにしておきましょう。
と言うわけで、今年の青森全国大会ツアーは無事終了しました。
来年に向けての課題も多く見つけることが出来て、大変有意義なツアーでした。
そろそろ生徒さん達の参戦もあれば、ひとり旅ににピリオドが打てるのですが、まだまだ先の話かもしれません。
次は名古屋大会。
頑張って練習しないとね・・・・
ここ2年間は弘前大会と金木大会の2連戦でしたが、今年は青森大会も出てみようかと思い、3連戦となりました。
各大会カテゴリー分けが違うので、私のような中途半端な年齢の人間は、シニアになったり一般になったりで、ややこしいのです。
すべてシニア(熟年)クラスに出ることが出来れば、2日、3日、4日で無駄日が出来ないのですが、
青森、金木のシニアは60歳以上なので、こちらでは一般で出ざるを得ません。
今回は、
5月2日が青森大会、一般B級。
5月3日が弘前大会、シニア。
一日おいて
5月5日が金木大会、一般B級です。
5月1日
このところ本業は暇なので、午前中で仕事をパッパッと片づけて午後1時半に青森へ向けて出発。
連休まっただ中なので、北陸道の交通量も非常に多いです。
と思っていたら、糸魚川手前で事故渋滞に巻き込まれて、トンネルの中で完全に止まってしまいました。
結局この渋滞で1時間弱ロスをしましたが、この時間調整が良かったのか、山形県に入ったところできれいな夕日を見ることが出来ました。
アクセントになる岩でもあれば良かったのですが、そんないいタイミングで岩などあるわけもなく、ちょうど駐車帯があったので、そこに車を停めてしばらく休憩がてら写真を撮ってみました。
大気の屈折で、太陽が楕円に見えます。
いつも北へ向かう時には決まって立ち寄る酒田市の「すき家」で夕食を取って、すっかり暗くなったR7、日本海東北道、秋田道と走ります。
週末1000均が、2000円に値上げになると大騒ぎしている都会の人間がたくさんテレビに映ってましたが、北陸から青森へ行くときには、日本海側は高速道路が分断されてますので、1000円ずつ3回払わなくてはなりません。
新潟から磐越道、東北道と走る方法もありますが約200キロ遠回りになるので、結局
燃料代を考えるとかなり割高になります。
マスコミも1000円ばっかりにスポットをあてて、こういう部分に触れる者がいないのは、全くのアホとしか言いようがありません。
如何に都会中心にしか物が見えていないかということです。
アホはおいといて、山形県内と青森県内は高速使ってもあまり変わらないので国道を走り、結局高速利用金2000円で青森市まで到達しました。
ちんたら下道を走ってると、燃費も伸びます。
ちなみに1世代前のモデルですが、3リッターのレガシーです。
あくまでも表示値ですので、実際はこの1割から2割減になりますが、驚異的です。
約11時間で青森市のあおもり健康ランドに到着。
館内はGWということもあって大混雑でしたが、何とか数時間仮眠することが出来ました。
5月2日
青森大会当日。
早々に大混雑の健康ランドを抜け出し、数キロ先の青森市民会館へ向かいます。
途中コンビニで朝食用のおにぎりを購入し、8時ちょうどに会館地下の駐車場へ。
出番はお昼過ぎですが、かなり前からステージ横に移動して、長時間待たされました。
そんなに長い間待たせることもないだろうよ、と思いながらこの間に集中力がなくなってしまったのは事実です。
回りの若い奴らがペラペラ速く弾くので、つられてちょっとオーバースピードだったでしょうか。
あとは集中がなくなってしまっていたのも敗因です。
しっかり自分の気持ちをコントロール出来ないとダメですね。
ま、青森初参戦は当然の如く撃沈でした。
A級戦までしっかりと観戦して、この日は五所川原市内のビジホに向かいます。
昨日からの疲れがたまっているので、コンビニ弁当とビールを買ってチェックイン。
缶ビール1本で出来上がってしまって、そのまま沈没でした。
5月3日
弘前大会当日。
5時50分起床。
普段こんな速く起きたことがないのですが、旅に出ると不思議と早起きになって、目覚ましがなくてもしっかり目が覚めます。
予備の三味線はホテルに残したまま本チャン用三味線1本だけ持って7時に弘前へ向けて出発します。
この日の弘前は桜が満開で、弘前城付近は大渋滞。
ちょっと余裕を持って7時に出発しておいて大正解でした。
この日の出番はお昼前、場所を陣取ってからすぐにウォーミングアップを始めます。
そこに生徒4号さんが登場、はるばる富山から応援に駆けつけてくれた・・・・のだと思っておきましょう、ありがたいことです・・・感謝感謝。
生徒4号さんご一行様は、満開の弘前の桜を堪能されたあと、翌日はこれまた満開の角館の桜を満喫されて帰られたそうです。
何ともリッチな花見ツアーだったようです・・・羨ましい。
生徒4号さんには、早く大会に出るような技量になって、この痺れるような緊張感を味わってもらいたいものです。
昨日の青森大会は初参戦で勝手がわからないこともあって、ちょっと不完全燃焼でしたが、弘前は今年で3回目。
こんなに対応の悪い大会も無いと思うのですが、控え室という物がないし、ステージ上手の控え室もわかりにくいし、順番が近づいても誰が呼びに来るわけでもないし・・・最初に来たときはとにかくわからなくてほかの人に聞きまくってました。
でも3回も来れば慣れたものです。
演奏はと言うと、ツボをはずしたのが3回ほど、1の糸をすかしたのが1回。
わりとゆっくり目に弾いて、ミスを少なくしたつもりなのに、やっぱり緊張感が足らないのでしょうか、この日も不完全燃焼の演奏でした。
その後は生徒4号さんとC級の観戦をして、この日は大館に泊まるという4号さんを駐車場まで見送ろう、会館を出ました。
シニアの成績発表はすでに出ていてロビーに掲載されていた筈ですが、ミスが多くて全く入賞なんてできるわけがないと思いこんでいました。
4号さんがとりあえず結果を見てこようと言うので、会館ロビーに戻ってみると、私の名前が書いてあるではないですか。
7位タイで入賞してました。
9位タイの点数とは1点差、さすがに上位とは少し点数をあけられていましたが何とか首の皮一枚つながったようです。
ミスが多くて不本意ではありますが、嬉しいことには変わりありません。
弘前3回目にしてようやく入賞できました。
きっと半分ははるばる応援にきてくれた(実は花見のついで?)生徒4号さんの力もあったのでしょう。
ホテルへ戻ってから、ホテル向かいの大型ショッピングセンターへ行って、お土産を買い、ラーメン屋さんで1人で祝杯をあげました。
5月4日
この日は金木でジュニア、シニア、C級の皆さんの応援、そして史跡巡りツアーの予定でしたが、表彰式のため弘前へ行かなくてはならなくなりました。
午前中金木で応援してその後弘前に戻ろうかとも思いましたが、日中の移動時間が把握できないので、朝から弘前へ向かいます。
史跡ツアーは6年連続で参加していましたが、残念ながら途切れてしまいました。
夕方の表彰式までの間は、ずっと観戦をします。
団体、唄づけ、A級女性、A級男性と、すべての皆さんの演奏を聞いて良い勉強させてもらいました。
唄づけは津軽三下り。三味線のテクニックは凄いけど、唄づけはちょっと・・・という人が多かったような気もしました。
来年の課題曲は津軽じょんから節、出てみたいような気もします・・・。
今までほかの大会では、盾をもらったことはあるのですが、トロフィーははじめてです。小さいトロフィーですが、弘前の入賞という重みがあって、嬉しい入賞でした。
この日はコンビニ弁当を食べて、サントリーのハイボールを飲んだらあっという間に出来上がってしまって、早めに就寝。
5月5日
金木B級戦の当日です。
昨日はホテルで忍び駒を付けてそーっと練習しただけだったので、頑張って練習するべく早めに会場入りしてバシバシ叩きました。
金木は津軽じょんから節ではなく、津軽小原節を弾きます。
3月終わりに大体のアウトラインを完成して、それから張って弾き込みましたが、準備するのが遅れたのでまだまだ自分の曲弾きになっていません。
来年、再来年あたりまでこの津軽小原節で頑張ろうかと思っています。
本番はまぁそこそこ冷静に弾けたのですが、糸のしごきが足らなかったのか、弾いているうちに微妙にチューニングが狂ってきて、それが気になってしまい集中力が少し散漫になってちょっと不完全燃焼でした。当然撃沈。
A級のトーナメントの津軽小原節は、大変参考になりましたので、少し手をいじって来年に備えたいと思います。
今から来年に向けて毎日しっかり弾き込めば結構自分のモノになるのではないかと思います。
A級トーナメント戦は、2回戦に師匠が登場。
2回戦の課題曲は津軽あいや節でした。
結果師匠は4対3で敗退しましたが、私は師匠の演奏に感動しました。
師匠の津軽あいや節の曲弾きが唄の部分にさしかかると、どこからかあいや節の唄を小さく口ずさむ人がいて、会場が少しどよめきました。
観客の1人が気持ちよくて自然に口ずさんだのだと思いますが、まさにこれこそ津軽三味線の真髄ではないでしょうか。
こういう雰囲気を醸し出す師匠の三味線って凄いなぁ、、、と感動した次第です。
なのに師匠は敗退。どうも審査員の点数の付け方に疑問が残りました。
師匠の許諾が得られれば、このときの演奏をHPにアップしたいと思います。
A級トーナメント戦を最後まで観戦して、決勝が終わったのが午後4時過ぎ。
ここ数年、5日の晩も泊まって、翌日帰路についていたのですが、今年は6日が平日。
なので速攻で帰路に着きます。
東北道、磐越道経由で帰れば無条件で高速料金が1000円。
しかし、高速道路をひたすら走るということが大きらいな私にそれは耐えられません。
まっすぐ日本海側を南下して、新潟から高速に乗るとすると、1000均の恩恵を受けるにはこの日のうちに日本海東北道、新潟中条の料金所を通過しなくてはいけません。
午後4時に出れば楽勝だろうと思って走り出したのですが、弘前を過ぎてからR7は大渋滞、ナビで見てもこれはといった抜け道も無いし、そのまま渋滞に身を任せること1時間ほど。
なんと、金木から碇ヶ関の道の駅まで2時間以上もかかってしまいました。
碇ヶ関が午後6時半、果たして新潟中条を今日中に通過できるのか。
とりあえず、なるべく休憩もしないようにして走り続けることにしました。
大館を過ぎたあたりには、美味しそうなラーメン屋さんがあちこちにあって、今回はぜひどこかでラーメンを・・・と思っていたのですが、すべてパス。
夕食はコンビニで菓子パンを買って、食べながら走りました。
酒田では午後10時を回っていて、どうもこのペースじゃぁ12時回るかもしれないなぁ、と半ば諦めムードになりました。
鶴岡を出るとかなり交通量も少なくなってきたので、ダメ元でラストスパートをしてみることに・・・内緒ですが、久々に激走しましたよ。
結果、中条料金所通過は、午後11時50分でぎりぎりセーフ。
後はゆっくりと休み休み走って、自宅帰還は午前4時半でした。
金木から自宅まで所要時間12時間、まぁ大渋滞に巻き込まれた割にはそこそこ良いペースだったことにしておきましょう。
と言うわけで、今年の青森全国大会ツアーは無事終了しました。
来年に向けての課題も多く見つけることが出来て、大変有意義なツアーでした。
そろそろ生徒さん達の参戦もあれば、ひとり旅ににピリオドが打てるのですが、まだまだ先の話かもしれません。
次は名古屋大会。
頑張って練習しないとね・・・・