10月6日は「高岡万葉まつり」
万葉集朗唱の会で、高岡古城公園の仮設の水上舞台において県内外の有志の皆様が3昼夜続けて万葉集をお唄いになられます。
私たちは、その合間を縫ってちょっと一息の芸能発表、踊りを交えて何曲か演奏するのです。
地元高岡市のケーブルテレビはずっと生中継しているそうですが、観客は寂しいかなパラパラ・・・。
毎年大きな予算を立ててこの行事をしているのですから、もっと集客の事をを考えたらいかがでしようかねぇ、高岡市さん・・・・
毎年水上舞台の設営だけでも、とんでもない予算になっている様な気がしますが・・・
何だか毎年ぱっとしないのに加えて、私たちの立場って一体なんなのだろう、とついつい思ってしまいます。
ま、それでも仕方なく指定の時間に会場へ向かいます。
これも毎年の事ながら、着替えるスペース以上に狭いのです。
踊りの会と私たち地方、合わせて30~40人ほどにもなると思うのですが、狭い部屋が2部屋だけです。
ところが、先輩が体育館の中にゴザが敷いてある部屋を発見、翌日の箏の控え室ということですが、この日は空いているようなので無理矢理使用することに。
それ以前に市のほうでしっかり控え室を準備するのが当然だろう、というごく一般の疑問です。
演目は次の通り、一般的なメニューでした。
・こきりこ節
・麦屋節
・越中おわら節
・帆柱起し祝い唄
翌10月7日は「ひみまつり」
例年氷見まつりは8月第1週に開催されていたのですが、「氷見番屋街」のオープンに合わせて2ヶ月遅れの開催になったようです。
例年より2ヶ月余裕があったにもかかわらず、主催者側からの事前の連絡も実にいい加減で、全く氷見人の呑気な悪いところばかりが目に付きました。
当日の出演者・関係者用の通行許可証も出す出すといっておきながら、結局は発行されず。
そんなものくらいワープロでぱっぱっと打ってプリントして配布しろよ、と思いませんか。
私たちはお昼から津軽三味線チームで数曲、そして箏チームの演奏、最後に豊年太鼓を演奏する事になっていました。
が、当日朝から天気は超荒れ模様で、雨が降ったり止んだりです。
きっと極雨男の私が屋外で行動するというので、この天気になったのでしょうが、それは仕方のないこと。
とりあえずはステージ裏に定時に集合ということになったので、会場に向かいます。
ステージには屋根もないし、申し訳程度にテントが張ってありますが海からの風も強いので、まずこの状態で三味線を出すことは不可能。
雨の時はどこかに会場を移してやるぐらいの準備をしておけよ!と思いませんか。
仕方ないので、三味線無しで箏と尺八、唄でできる曲が2曲。箏の2重奏が1曲という超短縮版でお茶を濁しました。
演目はつぎのとおり。
・シャンシャン馬道中唄
・こきりこ節
・箏の二重奏曲
シャンシャン馬道中唄の箏の編曲はなかなか良い感じで、またいつか使えそうです。
せっかく何度も練習を重ねてこの日に臨んだ「豊年太鼓」は結局キャンセルになってしまいました。
「豊年太鼓」は11月に行われる「とやまこどもフェスティバル」でも演奏しますので、これで全くボツになったわけではないのですが、箏の父兄の1人が何でやらないのかとエキサイトされたこともあり、ちょっと後味の悪いひみまつりでした。
雨に打たれて箏の演奏中。
私たちの超短縮版ステージが終わった後、天候は急激に回復、1時間もしないうちに太陽燦々の良い天気になりました・・・・・やっぱりこれって私のせいでしょうか。
花火大会も8月ではなくこの日に行われました。
この寒いのに花火もないだろうと、人の流れに逆行して家内と連れだって射水市の温泉施設へ。
たまには行ったことがない温泉も良いものです。
久々にゆっくりと温泉に浸かって、のんびりしてきました。