三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

津軽三味線「貫昭会」第2回おさらい会を開催しました。

2019年12月26日 01時05分20秒 | 津軽三味線

12月22日(日曜日)冬至

私の津軽三味線教室、「貫昭会」の第2回おさらい会でした。

昨年12月に高岡市に於いて第1回のおさらい会を開催しましたが、そのおさらい会の後連絡も無く自然消滅した生徒さんが3名、突然お亡くなりになった生徒さんが1名。
そして、一番上達も速く頼りにしていた生徒さんが体調不良で先月でお辞めになって、ただでさえ弱小の教室がおさらい会なんて継続出来るのかと自問自答の日々が続いていました。

しかし、おさらい会は継続することに意義があると、開き直って今年も頑張って開催しました。
たとえ生徒さんが一人になっても、継続したいと思っています。
生徒さんがいなくなったら、その時は自分のリサイタルとして続けようと思います。


さて今年の会場は何処にしようかと、半年前の6月に高岡市の某コミュニティセンターへ行って聞いたところ、10月から使用料金が上がるのだとのこと。
昨年とは違うコミュニティセンターで話を聞いたのですが、確か高岡市のコミュニティセンターは料金が同じ筈。

どうやら利用料金は昨年の倍から3倍くらいかかるらしいとのこと。
事務員のその言い方がまた非常に高圧的だったので、むかついて申請書を取り下げて帰ってきました。
こんな弱小教室に使用料だけで4万~5万も出せません。

で、キャパは小さい(ぎゅうぎゅう詰めで60人がリミット)のですが、いつもkazahanaの演奏会で使っている、氷見市朝日山公園休憩施設で開催することを決断して、夏のうちに申請しました。
朝日山公園休憩施設は来年3月までは使用料金が無料なので、弱小教室には助かります。
4月からは料金が発生するらしいですが、会議室程度の料金のようです。


前置きが長くなりました。

当日は9時半に集合。
机と椅子の配置を変えて、PAの設置準備に取りかかります。
狭い施設なので、津軽三味線だけならPAは必要無いのですが、どうしても唄が三味線の音に負けてしまうので、唄い手さん用と私のMC用のPAです。

集まったメンバー、賛助出演の先生方から順番に最終の音合わせをします。
あっという間に時間は過ぎて、大慌てで弁当を食べて、着替えをします。


午後2時に開演。
緞帳もステージも無い休憩施設なので、私はずっと2時間出ずっぱりでした。










冒頭の津軽六段は、来年1月の「新春民謡の祭典」の津軽三味線大合奏に参加するために、その時の日本郷土民謡協会の六段を演奏しました。
この郷民の六段がくせ者で、木田流の六段とあちこち微妙に違うのです。
違うところを説明して弾いてもらうと、頭が混乱して他のところも弾けなくなる生徒さんがいたりで大変でした。
全然違う曲ならそんなことも無いのかもしれませんが、よく似ていて所々違うってのはどうも鬼門でした。
でも何とか皆さん頑張って練習されて、ほぼ弾けるようになったので、ホッとしています。
ただ、正月のイベント終了後はまた木田流の六段に戻しますので、また混乱して大変なのかなと今から想像しています。


メニューは画像でアップしましたので、ご覧下さい。
去年はだらだらと長かったので、今年は2時間で終わるように選曲しました。
このくらいがちょうど良いようです。







司会進行はずっと私。
kazahanaでは定番となっているヘッドセットをつけてのMCです。
堅苦しくならないように、おしゃべりコンサートぐらいの気持ちでのMCに徹しました。

2時間ちょうどで終演、良いおさらい会だったと思います。


反省点が2点。
スポットライトの調整が上手くいっていなくて、唄い手さんの顔が暗かったこと。
画像は多少修正してありますが、そこまで頭が回らなかったのが残念でした。

もう一つは、出番の無い人が遊んでいること。
これも来年への課題で、しっかりステージに気を配っていてもらわないといけません。
マイクが無かったり、譜面台がずっと出っぱなしだったりといろいろ気になることがありました。


後日、せっかく生の津軽三味線を聞ける良い機会だったのに、PR不足だったのではないかというご指摘を頂きました。
今回、会場のキャパが小さいと言うこともあって、あまり積極的にPRしませんでした。

事実、会場は予想を遙かに超えるお客さんにお越し頂き、40部印刷していたプログラムも全く足らなくて、複数人でお越しの方には、申し訳ありませんが一部だけ渡すという調整をしました。

来年は、いきいき元気館あたりを考えないといけないのかな。
元気館の3階ホールは200人入るので、せめてその半分以上は埋まってないと寂しいので、その場合は積極的にPRもしなければならないと思います。
ちょっと悩んでみます。
また決まりましたら皆さんにお知らせします。


















































12月23日の北日本新聞です。


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