11月29日(金曜日)
氷見市内の中学校へ、kazahanaで氷見市教育委員会のアウトリーチ活動推進事業に行って来ました。
対象は中学校2年生の2クラスで、午後の6時限目と7時限目の授業です。
早めの昼食を済ませて、自宅から車で10分の中学校へ向かいます。
こちらの中学校は昨年もアウトリーチで訪れていて、今年が2回目です。
氷見市の中学校では共同でお箏10数面を所有していて、音楽の授業で「さくらさくら」を練習しています。中学生が実際にお箏に触れることが出来るなんて、氷見市の中学生は恵まれていますね。
さてまずは10数面の箏の調弦から。
あまり準備の時間が無いとのことで、私も素人ながら調弦に参加しました。
一面手本を作って頂ければ、素人の私でも何とかなります。
いつもは英里ちゃんの調弦を横目で見ながら、MCをやってますが、お箏の調弦は大変な作業だということを改めて再確認しました。。。
まずは英里ちゃんの箏独奏で「六段の調べ」でスタート。
その後、生徒の皆さんの「さくらさくら」の復習、そして合奏へと続きます。
手持ちぶさたなので、素人ながら、生徒の間を回って簡単なアドバイスなどしてみました。
音楽の教科書に、お箏の縦譜があるなんて、ビックリです。。。
その後は私達の「さくら~祈り」の鑑賞。
そして、問題の尺八体験・・・
今回も塩ビの尺八(なる八くんLight)を10本持参しました。
生徒は21名なので、2回に分けて体験をしてもらいましたが、出来ればもう10本揃えて全員一度に体験できるようにしたいと考えています。
市の予算で何とかならないかと聞いたのですが、予算が無いので、、、と言われました。
なので、あと10本の補充も私の私費でということになりそうです。
1組は何故か優秀でほとんどの生徒が音を出すことが出来ましたが、2組の生徒は半分くらいでした。
次回はストローも持参した方が良いかなと考えています。
生徒の皆さんはお箏と尺八を実際に演奏したわけで、素晴らしい経験をしたと思います。
大人になって何かの機会に、中学生の時にこんな邦楽器の経験をしたんだ、ということを思い出して頂ければと思います。
で、最後にもう2曲鑑賞して50分の授業は終了しました。
・春の海
・パプリカ
「春の海」は4~5月の瀬戸内海を描いた作品で、決してお正月の曲ではないんですよ、という話もしてきました。
ついでに「春の海」のモチーフの広島県鞆の浦は、「崖の上のポニョ」の舞台ともなっている事も話してきました。
これで、彼らの雑学も一つ増えたことと思います。
「春の海」がエンドレスで流れている正月のショッピングセンターで、家族に雑学の披露でもして下さい(笑)
さて、12月は小学校のアウトリーチが1件。
年が明けて1月には中学校のアウトリーチが1件あります。
がんばらなくては。