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三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

筏井豊華翔プロデュース 民謡舞踊公演

2017年10月25日 01時24分32秒 | 民謡・尺八・笛
先週末は土曜から日曜にかけて、南砺市利賀へ行っておりました。
富山華の会の筏井豊華翔先生プロデュースの民謡舞踊公演です。

私の担当は尺八・笛、そして津軽三味線です。
結構責任の重い担当でした。




総勢数十人の移動なので、バスでまとまって現地へ向かうとのことで、土曜日の朝に高岡市テクノドームの駐車場に集合します。
バス2台に分乗して南砺市利賀へ向かいます。

小牧ダムの手前からR471に入るものと思っていたら、そのままR156を直進。
バスは道の駅たいらを過ぎたところから山の神トンネルへ向かうルートで走りました。
確かに若干遠回りにはなりますが、こちらの方がR471よりも道幅が広くて走りやすいようです。

お昼前に会場に到着、すぐにリハーサルです。


会場玄関





リハ風景


ステージ袖も楽屋も、とにかく狭い、暗い、湿気が多い、という悪条件。
不覚にもライトを忘れてしまい、進行もいまいち把握できてないのに進行表も良く見えません。

そういえば先日のアラピア秋の夜長まつりの時に、ライトを使ってそのままどこかへ片付けてしまったようです。
狭いステージ袖に、何とか尺八と津軽三味線を置く場所を確保しましたが、いろいろと大変でした。


今回津軽三味線は私一人なので、もし万が一パンクしたり等のトラブルに対処するため、リザーブの三味線も持って行きました。
実は今月初めの津軽三味線富山教室の時に、三味線ケースを開けてビックリ、皮がパンクしてました。

たまたま会場が村松屋富山店さんだったので、ラッキーにもレンタルの三味線を貸していただけましたが、今回は利賀なのでそんなわけにはいきません。もしもの時のためのリザーブの三味線を持参した次第です。
結局無事にリザーブ三味線のケースを開けることはありませんでした。



私の担当は以下の通りです。

・伊勢音頭~長崎ぶらぶら節・・・長岡すみ子さんの唄 私は笛担当
・大漁唄い込み・・・村松喜久則さんの唄 私は尺八担当
・白虎隊・・・京極加津恵さんの唄 私は尺八担当
・道南口説・・・京極加津恵さんの唄 私は津軽三味線担当
・八木節・・・村松喜久則さんの唄 私は笛担当
・帆柱起し祝い唄・・・村松喜久則さんの唄 私は笛担当
・下津井節・・・長岡すみ子さんの唄 私は笛担当
・酒田甚句・・・京極加津恵さんの唄 私は笛担当
・津軽あいや節・・・京極加津恵さんの唄 私は津軽三味線担当
・江差追分・・・坪内隆悦さんの唄 私は尺八担当
・新川古代神・・・長岡すみ子さんの唄 私は尺八担当

というわけで、プロの皆さんの伴奏ばかりで大変重要なな役回りでした。


この日は近くの「利賀創造交流館」という施設で泊まりです。
名前は立派ですが、元は「利賀少年自然の家」です。

なので当然酒類の自販機はありませんし、部屋にはテレビもありません。
持ち込んだ酒もあっという間に底を尽きてしまい、おとなしく寝るしかありません。
学生の合宿状態でした(笑)










翌日は本番。

午前中ゲネプロで午後が本番とのことでしたが、チケットが完売したために午前のゲネプロはチケットをゲットできなかった方や、利賀の地元の方を観客席に入れて、ほぼ本番のような舞台でした。
早い話、午前午後と2回公演をしたような感じです。

前日のリハで何とか流れもわかってきていたつもりでしたが、津軽あいや節の出るタイミングがわからず出遅れてしまったのがちょっと残念。
でも午後の公演では何とかリカバー出来たので、良しとしましょう。

さすがに土日でこれだけ動くと精神的にも体力的にも疲れ果てました・・・やはり歳です。
最近疲れがたまってくると「キーン」という耳鳴りがしてむ、まるで危険信号が鳴っているかのようです。
これもエイジングですね。


合宿所にテレビが無かったので、超大型の台風がどこまで来ているか全くわからないまま、公演を続けていましたが、公演終了後に外を見ると大変な風雨になっていました。

無事に里まで帰り着けるか不安でしたが、荒天の中バスは何とか無事に高岡まで走ってきました。
県内では水が浸かったり、土砂崩れしたりというところがあったようですが、我が家は何とか無事でした。

家の前には用水が流れていて、数年前にはその用水が氾濫して隣の家の玄関が水に浸かったことがあるので、雨量が増えて用水の水かさが増すと心配です。


利賀の会場は結構湿気があって、三味線の皮が心配でしたが、こちらも何とか無事でした。
もう水曜日になりますが、まだ疲れが取れません。
週末まで体力を少しでも回復しておかなくては・・・。


翌日の北日本新聞の記事です。





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高岡万葉まつりに参加してきました。

2017年10月09日 01時50分49秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は高岡市の高岡古城公園で催されている「高岡万葉まつり」へ。
前日のkazahanaお月見コンサートから頭を「民謡モード」に切り替えて臨みます。

高岡古城公園内の水上ステージで、3日3晩にわたって行われる「万葉集全20巻朗唱の会」の中の芸能発表のアトラクションです。








演目はわずか4曲だけなのですが、尺八担当の私にとってはちょっとうろ覚えの曲が2曲もありまして・・・。
最近歳のせいか、暗譜するのがなかなか至難の業になっています。
老化の始まり、認知の始まり・・・・ですかね、人の名前もなかなか出てこないし、情けないです。


演目は以下の通り。

・万才くずし
・帆柱起し祝い唄
・ポンポコニャ
・黒田節

たった4曲なのに使う笛・尺八は全部バラバラ。
ま、良くあることで仕方の無いことです。

うろ覚えだった「万才くずし」と「ポンポコニャ」。
最悪暗譜が出来なかったときのことを考えて、尺八譜と譜面台は持参しましたが、何とか練習段階でほぼ暗譜が完了、無事に楽譜無しで演奏してきました・・・ヤレヤレ。
せっかく覚えたのに、またしばらく吹くことが無かったら忘却の彼方になるのでしょうね・・・

これにてこの週末のイベントは終了。
9日は久々の完全オフなので家内と映画館デートの予定です。


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kazahanaお月見コンサート

2017年10月08日 18時38分58秒 | 民謡・尺八・笛

昨日はkazahanaのお月見コンサートでした。

kazahanaとして活動をはじめてから今年で4年目。
主に施設や病院などのボランティア演奏を中心に演奏していますが、kazahana主催の単独コンサートはこれが初めてです。
4年目にして初の単独コンサートでした。






今年中には初の単独のコンサートをやりたいものだ、と常々話はしていたのですが、なかなか氷見市内には手頃な会場が無くて話が進んでいませんでした。
そこに先月、氷見市役所の方から「朝日山公園休憩施設」が7月にオープンしたので、そこでミニコンサートをやってみないかというお話をいただきました。

準備期間は1ヶ月もありませんでしたが、チラシやポスターは市役所の方が何とかしてくれるということでしたので、大慌てで写譜や演奏に集中して準備作業にかかりました。


この「朝日山公園休憩施設」ですが、1週間前に「ライアー」というイギリスの竪琴の演奏家のコンサートがこの場所で開催されたので、下見がてら聞きに行って来ました。
40人は入れる施設で、移動可能な木のベンチとテーブルが置いてあります。
ドーム型の高い天井の効果か、小さなライアーの音でも大変気持ちよく建物全体に反響して、これは音響は全く必要ないと思いましたので、この日も音響は無しで生音勝負、MCのみマイクを使わせて頂きました。


午前中は津軽三味線富山教室。
この日は見学者が一人あって、次回からレッスンに来られることになりました。
津軽三味線教室は着実に生徒さんが増えていますが、尺八を習いたいという方はいまだに皆無。
何とかkazahanaのコンサートを聴いて尺八を志す若者が出現しないものかと思います。
午後に自宅へ戻り、大慌てで準備をして会場の朝日山公園へ向かいます。

テーブルを撤去してベンチを並べて、LEDのランタンも設置して何とか準備完了。
コンサート前に大汗をかいてしまいました。
市内の小高い山の上なので、夜景もバッチリ。
なかなか良いスポットです。
オープン前の状態はこんな感じです。






季節柄秋の歌や月の歌をメインにして、と思いましたが、インパクトのある曲がもう1曲欲しかったので、箏と胡弓の合奏用に書かれた「ちいさい秋見つけた」の胡弓パートを尺八に書き直して、これをオープニングにすることにして、師匠の鯨岡先生作曲の「月ノ雫」を休憩明けの曲に。
あとは私達のお気に入りの曲を並べて、1時間30分のプログラムにしました。

曲数はいつものボランティア演奏の約2倍。
こんなセットリストでした。

・ちいさい秋みつけた
・荒城の月
・花は咲く
・赤とんぼ
・ふるさと
・夏の思い出
・川の流れのように

休憩

・月ノ雫
・海の声
・春よ、来い
・君が好き
・糸
・365日の紙飛行機
・いつでも夢を

アンコール
・アメージンググレース
・旅愁


今回本邦初公開だった曲が「ちいさい秋みつけた」の他にもう1曲。
「君が好き」は、西野カナさんの曲です。
カナやんファンの私が無理にお願いしてプログラムに加えました。
ピアノピースから、箏と尺八にパートを分けて演奏しましたが、なかなか良い出来でした。


画像は、私の津軽三味線の生徒さんが撮ってくれました。






























今回、準備期間も周知期間も短かったので、はたして何人来てくれるかなと心配だったのですが、予想に反して60人は来て頂けたようです。
プログラムはかなり余裕を見て60部用意したのですが、足らなかったそうで、嬉しい悲鳴でした。

皆さん、喜んで頂けたようで、帰り際にたくさん暖かい声を掛けて頂けました。
来年もぜひこの施設でミニコンサートをやりたいと思います。
出来れば小さい子達にも聞かせてあげたいという声もありましたので、曜日や時間帯も含めて今後の課題にしたいと思います。

天気が良ければ、休憩の時間に外へ出て月を愛でてもらおうと思っていたのですが、あいにくの天気で月は姿を見せず残念でした。
コンサート終了後は自前で後片付けをして、無事お月見コンサートは終了しました。

来年またやります。
皆さんお楽しみに!



「10月12日追記」

10月11日の北日本新聞に記事が載っていました。
さすがプロ、上手な文章で勉強になります・・・脱帽。



コメント (2)
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五箇山和紙まつりに出演してきました。

2017年10月03日 23時52分56秒 | 民謡・尺八・笛

10月1日(日曜日)

今年も「五箇山和紙まつり」のイベントに津軽チームでオファーがありました。。
これで4年続けて出演させて頂いております、感謝感謝。




五箇山の現地集合ではかわいそうなので、高岡砺波スマートIC併設の駐車場で待ち合わせて、私の車で五箇山へ向かいます。
前日電柱とkissしたmaiちゃんは、代車で登場。
minaさんと、今回ぜひ行きたいと言って同行した家内と4人で五箇山へ向かいました。

レガシィには荷物がそんなに積めないので、私の三味線は息子の車で運んでもらいました。
なんてったってこの日は調子がバラバラで、3丁持って行くことになっていたのです・・・。
生徒さんの分と5丁は絶対に無理なのです。

レガシィのトランクは、タイヤハウスの出っ張りが邪魔して三味線ケースが入りにくくて、せいぜい3丁無理して4丁しか入らないのです。
次は荷物がたっぷり積める車にしなくては・・・


会場に着いて慌ただしく準備をして、唄の皆さんのウォーミングアップをしたらもう出番でした。
3年前かな、最初に訪れたときは土砂降りの雨でステージが使えなくて、建物の軒先で演奏したこともありました。
ここ2~3年ほど天気に恵まれていて、今年も良い天気で気持ちよく演奏してきました。






前日はおっさん二人の合奏でしたが、今回はきれいどころが2名。


メニューは以下の通り。
前日に引き続きmiyuも参戦しています。

・津軽六段合奏
・南部俵積み唄
・道南口説・・・miyuの唄
・津軽あいや節
・本荘追分・・・miyuの唄
・新タント節
・津軽じょんから節合奏~独奏
・津軽甚句


前述しましたが、この日の調子はmiyuの唄が1尺6寸、亀ヶ谷先生の唄が2尺5寸、津軽三味線の合奏と津軽甚句が1尺9寸。
時間が40分と限られているので、調弦に時間を使う余裕がありません。
ステージで長々と調弦をしている姿ほどみっともないものはありませんので、今回は三味線を3丁、正寸2丁と短寸1丁を持参しました。

miyuは、次のステージの林道美有紀さんのお母さんからおひねりを頂きました。
5年か6年前になりますか、南砺市の某地区の納涼祭に出演したときにも、miyuが美有紀さんのお母さんからおひねりを頂いたことがありまして、懐かしく思い出しました。


















ステージ終了後は、弁当とそばをいただいてから、睡魔と闘いながら帰りました。
見どころたくさんの五箇山和紙まつり、こんどはゆっくり遊びに行きたいと思います。

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砺波市社会福祉庄東センター民謡ライブ

2017年10月03日 23時48分34秒 | 民謡・尺八・笛

先週末はイベントの連チャンでした。


まずは9月30日(土曜日)

砺波市社会福祉庄東センターの民謡ライブということで、となみ野民遊会の助っ人で参加してきました。
2時間半の立派なライブです。

miyuもせっかく北日本こども大賞を取ったことだし、散居節でも優勝したことだしということで、急遽ゲストに呼ばれまして、越中おわら節と本荘追分の2曲を披露してきました。

2時間半の長丁場、私はいつもの如く暑いステージで居残りのフル参戦です。
最近のLED照明ではなくて一昔前の照明なので、照明からの熱が半端ではありません。
おまけに全く風の通りが無くて、まさにサウナ状態のステージです。

今回、我が貫昭会もゲストに呼ばれていまして、生徒さん2人と計3人で津軽三味線合奏をする予定でした。
が、なんとセンターで演奏するはずだったmaiちゃんが、会場へ向かう途中車を電柱にヒットさせて急遽キャンセルに・・・。
残念ながら、おっさん2名での演奏になりました。






私の担当は以下の通り。
結局踊りの皆さんのテープの2曲以外フル参戦でした(~_~;)


・帆柱起し祝い唄
・越中おわら節・・・miyuの唄
・ソーラン節
・米節
・隠岐祝い音頭
・石狩川流れ節
・武田節
・さんさ時雨
・長崎ぶらぶら節
・南部牛追い唄
・秋田おばこ
・南部俵積み唄
・喜代節
・北海鱈釣り唄
・津軽六段合奏・・・貫昭会
・本荘追分・・・miyuの唄
・津軽あいや節
・津軽じょんから節新節合奏~独奏・・・貫昭会
・九州炭坑節
・秋田大黒舞
・シャンシャン馬道中唄
・淡海節
・秋田船方節
・こきりこ唄
・麦や節
・越中おわら節
・チューリップばやし

でした。















miyuもゲストでした。


以前からトラウマになっているのですが、「長崎ぶらぶら節」と「郡上節・川崎」の前奏が混ざってしまっていけません。
この日も前奏が郡上節になりかけました・・・(~_~;)
楽譜見ていれば大丈夫なのでしょうけど、きっとずっとこのトラウマは続くのでしょう・・・

午後1時に始まって2時間半ほぼノンストップ。
体力勝負の舞台は大変でした。
真剣に尺八の後継者を育てることを考えないといけません。

そういえばこの日、踊りの皆さんのテープでトラブルがありました・・・。
民謡の会や踊りの会の間では、いまだにオーディオテープなる物が幅を利かせています。
そろそろUSBメモリーかSDカード、もしくはCD-R、100歩譲ってMDあたりににシフトしてくれないものかと思いますが、なかなかテープ全盛は変わりませんね。
デジタル化すれば、テープ何処へ行った・・・などと慌てることも無いでしょうけど。
そうなれば我が家のテープデッキも使命を終えることが出来るのですが・・・。

先日、某踊りの会へ音合わせに行ったときのこと、私が演奏することになっていた曲のアレンジが違っていたので「音源をいただけますか」とお願いしたところ、何と何とLINEで音源を送っていただきました。
なかなか超最先端を行っているので驚きました(°0°)

とりあえず土曜日の部は終了。
翌日の部へつづく。

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第27回となみ散居節のど自慢大会

2017年09月25日 10時18分10秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は「第27回となみ散居節のど自慢大会」でした。

毎年こののど自慢大会では、各会やゲストの伴奏、並びにのど自慢の三味線の調弦係をやっていて、全く休む間がありません。
今年も例年通り、大変な一日でした。

去年は退院してまだ1ヶ月も経っていなくて、松葉杖で参加していて、地元のケーブルテレビでもギブス姿で映っていて醜態をさらしておりました。
今年は一応普通に参加していましたが、さすがにずっと立ちっぱなしでは辛いものがありました。


miyuは確か小学校1年生の時からずっとこののど自慢に参加しています。
こどもの部は特に無くて大人も一緒のオープンクラスなので、なかなか上位には入れなくてずっと参加賞の図書券をもらったりしていましたが、去年は3位に入賞して、今年はもう少し頑張って欲しいなと思っておりました。

のど自慢のエントリーは40人。
調子の低い方から順番なのでmiyuは38番。

日民少年少女大会でもそうなのですが、結果は順位の低い方から発表されるので、ドキドキです。
なんと、並み居る大人達を破っての優勝でした。
ステージ袖で見ていた爺はビックリでした。




準優勝は、長岡すみ子の会の中学2年生。
なんと今年は小中学生で1.2フィニッシュという驚きの結果でした。
ローカルなのど自慢大会ではありますが、素晴らしい結果です。






ゲストの高桑佑香さん




ゲストの中村栄一さん















今朝の北日本新聞です。




一時期参加者が少なくてどうにかならないか、と皆で言っていたこともありましたが、近年少しずつ参加者が増えて今年は県外からの参加者もありました。
以前この対策にホームページを開設してはどうかという依頼があったのですが、多忙で自分のホームページも放置状態の私には無理な話でした。

でも手っ取り早くにブログとFacebookを開設すればどうかな、とも最近考えています。
こんな話をすると当然私の仕事になるのは目に見えていますが・・・


他ののど自慢大会とは違って、スポンサーからの寄付が多いので、参加者ほぼ全員に何かしらの賞が出ます。
ぜひ皆さん来年のとなみ散居節のど自慢大会にエントリーして下さい。
きっとそれまでには、ブログとFacebookのページは開設していると思いますので、お楽しみに。



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県民芸術文化祭2017

2017年09月16日 23時13分06秒 | 民謡・尺八・笛

今日は「県民芸術文化祭2017」のオープニングフェスティバルへ。
会場は砺波市文化会館です。




昨夜は前日リハに来ましたが、今日は本番。
午前中はゲネプロ、午後が本番です。

思い起こせば昨年の県民芸術文化祭は、長岡すみ子の会の助っ人で松葉杖をついて出演した記憶が鮮明によみがえってきました。
それもやたら階段ばかりの富山県民会館だったので、苦労したことを覚えています。

あれから1年。
ほぼ足の具合は良くなりましたが、足首が固定されていて曲がらないので、いまだに階段の上り下りがちょっと不安です。
かなり慣れては来ましたが、もう一息かなぁ。


さて私は尺八担当。
演目は2曲だけなのですが、フィナーレの「ふるさとの空」も参加しなくてはならないので、ほぼ一日拘束されました。
「ふるさとの空」、1年ぶりに歌いましたが、何とか覚えているものですね。




以前、高岡市内の某高校へ津軽三味線の演奏で伺ったことがありますが、その時の担当の先生が南砺平高校に赴任されて、郷土芸能部を引き連れて参加されていました。
珍しいところで再会して、すかさず尺八パートのワンポイントレッスンをお願いされました(^^ゞ

南砺平高校郷土芸能部の各パートは、それぞれに優秀な指導者がいるのですが、尺八パートだけはしっかりした指導者がいなくて、先輩から後輩にいい加減な知識が伝えられているちょっとかわいそうな状態なのです。
以前何度か頼まれて五箇山まで伺ったこともあるのですが、計画的にしっかり指導したほうが良いのにと思います。
何点かアドバイスをしておきましたが、今の尺八パートは割と素直に吹いていたので大丈夫かもしれません。

というわけで1日が終わりました。
明日は午前中が津軽三味線富山教室、午後からリハーサルが1件です。

息子の町内は明日が獅子舞です。
孫たちは3人とも獅子舞に参加します。
台風の影響があまり無ければ良いのですが・・・。
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南砺市の施設へボランティア演奏に行って来ました。

2017年09月14日 00時22分08秒 | 民謡・尺八・笛

ちょうど一週間前のことになりますが、南砺市の施設へボランティア演奏に行って来ました。

私の津軽三味線仲間で、新潟在住のお姉さんの娘さんがこの施設に勤めているからという妙な「伝」で、南砺市のこの施設に通い始めて3年目かな。
民謡仲間で誘い合わせて行ったり、kazahanaで行ったりしてますが、今回は民謡仲間です。

今回は、この施設から車で1分の所に住んでいるruriさんを誘って(私が誘ったのでは無く、天の声のあの方が誘われました)4名での演奏でした。


いつもの通り音響、三味線2丁、胡弓、尺八を積んで南砺市へ向かいます。
ボランティア演奏に行くのに高速道路を使うのはもったいないのですが、大体毎回準備で出遅れて時間が無くて仕方なく高速で向かう羽目になってます。
帰りは時間の制限が無いのでだいたい下道で帰ってくるのですが・・・。


メニューは次の通り。

・本調子メドレー(花笠音頭~ソーラン節~真室川音頭)
・出船音頭
・津軽タント節
・津軽あいや節
・麦や節
・越中おわら節
・南部牛追い唄
・福光めでた
・道南口説き
・二上りメドレー(北海盆唄~九州炭坑節)


これまたいつもの通り、スタッフのお姉さんにデジカメを渡して撮ってもらいました。
































初参戦のruriさんも、楽しいボランティアだったようです。
次は12月にまた民謡仲間で訪れる予定です。




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北日本民謡舞踊富山県大会

2017年09月12日 00時49分30秒 | 民謡・尺八・笛

8月末から超多忙を極めておりまして、なかなかパソコンの前に座る余裕がありません。
やっぱり私の前世はブリかマグロだったのかもしれません・・・

とりあえず順不同ではありますが、最近の出来事を思い出して書きたいと思います。
まずは超嬉しかったことから。


9月10日(日曜日)

北日本民謡舞踊富山県大会でした。



miyuはこどもの部に出場。
こどもの部は県内各地区大会を勝ち抜いた中学生以下の12人で競われます。

小学校1年生の時からずっと続けて県大会に進んでいますが、小学校6年生になった今年は何故か本人も意気込みが違っていて、指導している私も例年に無く一生懸命暇を見ては練習に付き合っていました。
でも今回は中学生の子も何人かいるし、なかなかの激戦模様。

miyuはずっと一生懸命練習してきた越中おわら節でエントリー。
去年の秋から変声期に入りかなり苦労しましたが、何とか大人の声になって落ち着いてきました。
去年までは1尺5寸で唄ってましたが、低い方の声も結構出るようになってきたので今回は余裕を持って1尺6寸で臨みます。

エントリー番号は8番。
固定伴奏の会議には都合で出られなかったのですかが、尺八の先輩方が忖度して下さったのか、こどもの部の偶数番は私の当番になっていました・・・ありがとうございます。


練習の時の120パーセントとは行きませんでしたが、80~90パーセントの力は出せたと思います。
結果は、めでたくこどもの部優勝でした。
たくさん練習したもんね、良かった良かった(^^)v







ステージ横から撮らせてもらいました。






満面の笑顔ってこのことですね。

県大会のプログラムの表紙の写真に載るのが念願だったのだとか。
来年はしっかり載りますよ。

これが終点では無く通過点なので、さらに越中おわら節に磨きを掛けて頑張ってもらいたいと思います。



この日の私はいつもの事ながら大忙しでした。
アトラクションの尺八・笛が8曲と固定伴奏が12人分。
それに暇を見てmiyuのウォーミングアップのお手伝いと、疲れ果てました。

祝勝会は後日改めてしようということになったので、家内と家内の母と3人でファミレスで食事をして帰ってきました。

これから11月にかけてイベントがたくさん詰まってます。
どうも分身の術が習得できそうに無いので、一日が28時間ぐらいになってくれないものかと思っています。


9月12日の北日本新聞の記事です。

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東京日帰り弾丸ツアーでmiyuの伴奏に。

2017年08月23日 00時53分31秒 | 民謡・尺八・笛

20日(日曜日)は、北陸新幹線で東京日帰り弾丸ツアー。
日民少年少女全国大会に参加するmiyuの伴奏に行って来ました。

当初は前日の土曜日に東京へ向かう予定でしたが、土曜日の予定が詰まってしまい、結局朝イチの「かがやき」で上京ということになりました。
6時過ぎ富山駅から乗って、東京駅は8時半過ぎに到着。すぐに京浜東北線で会場のある大井町へ。
会場には8時50分に着きました。
一昔前は考えられない速さで、新幹線恐るべしです。


少年少女全国大会は、今までずっと尺八の担当だったのですが、miyuが「爺ちゃんの三味線で唄いたい!」と申すもので、今年は三味線で参加でした。
二年続けて同じ曲はダメだと言うことだったので、今年は「麦や節」。

得意なはずの「麦や節」でしたが、昨年秋頃から変声期に入ってしまったせいか、練習中も調子が悪くて本人が一番悔しかったのではないかと思います。
それでも何とか変声期を乗り越えて、高い方はちょっと辛くなったようですが、低い方の声が以前より少し出るようになってきました。

本番は私の三味線一丁弾きで、胡弓はいつもお願いしている専属伴奏の筑波由美子さん。
毎年お目にかかっていますが、今年は三味線なのでステージでは隣に座って新鮮なツーショットでした。
太鼓は長岡すみ子の会の石橋さん、そして囃子はこれまた長岡すみ子の会の中学生と高校生の若い二人にお願いしまたした。

結果は80中10位。
去年よりは頑張って上位に食い込むことが出来ました。
来年からは激戦の中学生の部。
さらなる努力を期待します。














今回は長岡すみ子の会の三味線伴奏も頼まれまして、去年の優勝者の扇浦さんの「新川古代神」の三味線と、中学生の部に出る笹倉さんの「早麦屋節」の三味線を弾かせていただきました。
「新川古代神」は同じ繰り返しが多いのですぐに覚えたのですが、「早麦屋節」がなかなか暗譜できなくて、結局譜面台を立てて楽譜を見て弾きました。
もう少し練習時間が取れれば何とかなったかもしれませんが、ちょっと悔しい思いをしました。

「早麦屋節」を唄った笹倉さんは優秀賞を受賞されまして、伴奏者としてはこんなに嬉しいことはありません。
実は舞台袖で、早麦屋節の出番の4~5人前に2の糸が切れました。駒切れでした。
大慌てで糸をずらして張り直してセーフ。演奏中ではなくて大事に至らずラッキーでした。
気をつけていたつもりでしたが、出番前にもう一度チェックして糸をずらしておくべきでした・・・反省。


大会終了後は、品川駅近辺で息子達と食事をして、大急ぎで東京駅へ。
帰りは新高岡駅に一日上下一本ずつしか停まらない「かがやき」で帰りました。
なるべくこの臨時の「かがやき」を使おうというキャンペーンが功を奏しているのか、新高岡駅では多くの乗客が降りてラッシュになってました。ちょっとビックリ。


そんなに働いていないのですがすごく疲れました。歳のせいかな。
以上、東京日帰り弾丸ツアーの報告でした。
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福光めでたコンクール

2017年08月10日 02時04分24秒 | 民謡・尺八・笛

少し前のことですが、7月30日は福光めでたのコンクールでした。

この日の私はmiyuのマネージャー。
三味線を持って福光へ向かいました。

miyuは、毎年福光めでたのコンクールと学校行事が重なって出場できず、今年はじめての挑戦でした。
こどもの部は17名がエントリー。
なかなかこどもの部はレベルが高いですねえ。

何とか入賞者5人の中に入りました。
福光めでたは好きな唄だそうで、来年また挑戦してくれることでしょう。
学校行事と重ならないことを願うばかりです。






結果待ちの間、食事処を求めて暑い中福光の街をウロウロと散策してきました。
結局福光駅前まで結構な距離を歩きました。









帰宅後、帆柱起しの町流しがあるというので、浴衣に着替えてそそくさと出かけていきました。
夏休みとはいえ、子供達は忙しいようです。




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長岡すみ子の会創立40周年記念公演に出演してきました。

2017年07月06日 02時20分38秒 | 民謡・尺八・笛

2日(日曜日)は、「長岡すみ子の会創立40周年記念公演」に出演してきました。

今回は尺八の平林火山先生がゲストで来られましたので、私の出番はあまり無くて、かなり楽をさせていただきました。
たまにはこんなことがあっても良いでしょう。
あまり働いてないのに謝礼をいただいてちょっと恐縮ですが・・・

車で行っても良かったのですが、宴会で多少はアルコールも飲みたかったので、高岡駅まで家内に送ってもらって、あいの風とやま鉄道で富山へ向かいました。
何時以来かな、、、久々のあいの風とやま鉄道でした。


会場はオーバードホール。
なんと1F2F席はほとんど埋まっていました。
入場者は1300人だったとか・・・。

少ない出番でしたが、出演の順番を確認したり、間違えの無いように調子を確認したりで、そんなにぼーっとしている暇はありません。
まだ出っぱなしのほうがかえって楽かもしれません・・・

平林火山先生が笛を吹かれて、私が尺八を吹くという曲が何曲かありましたが、ぴったり音程が合っていて気持ち良いのなんのって、、、良い経験をさせていただきました。


画像は友人からいただきました・・・ちょっと小さいですが。










5月から毎週のように週末はイベントに振り回され続けていましたが、ようやく出口が見えてきました。
とは言っても、実は亀ヶ谷治夫先生の集大成のCDを製作する責任者になっておりまして、先日からその収録等々で振り回されています。

先日から収録した音源を先生とチェックしたところ、あまり良い出来ではなくてどうやら録り直しになるようで、振り出しに戻るという羽目になってしまいました。
かなりガックリきています。
そのドタバタ顛末記は後日に。

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藤本わかば会さんの民謡ゆかたざらいに出演しました。

2017年06月27日 00時36分26秒 | 民謡・尺八・笛

25日(日曜日)は、南砺市ヘリオスで、藤本わかば会さんの民謡ゆかたざらいでした。


2012年に尺八の師匠の後を引き継いで藤本わかば会さんにお邪魔して、6回目のゆかたざらいになります。
最初の頃はおそるおそる吹いていたような記憶がありますが、皆さん毎回お会いする顔ぶれなので、今では特に緊張することも無く楽しんで吹いております。

担当する曲数は毎年少しずつ増えて、今年は45曲中31曲でした。
藤本秀清富会主の負担が多少は軽減できているようなので、良しとしましょう。


前日は珍しく何も予定のない土曜日だったので、終日本業に勤しんでいて、準備を始めたのが夜も遅い時間でした。
アルコールを摂取してから翌日の準備を始めると、大体何かしらの忘れ物があるのですが、この日も忘れ物がひとつありました。

いつもイベントに向かうときは、運転しながら忘れ物はないかと頭の中のチェックリストを確かめるのですが、譜面台の下敷きを入れていなかったことに気づきました。
思い出したのがちょうど砺波のイオンの手前だったので、すかさずイオンへ入り、ダイソーで赤画用紙とハサミ、スティック糊を購入して無事忘れ物は回避できました。
楽屋でぱっぱっと作って準備完了。

昼食は寿しだったのでパス。
喉から手が出ていましたが、寿司飯で調子が悪くて残念だったことが何度もあるので、我慢してカロリーメイトのゼリーで済ませました。


私の担当31曲は以下の通り。

・ひなぶり三番そう
・祝いめでた
・豊島餅つき唄
・新川松坂
・おてもやん
・キンキラキン
・秋田音頭
・長崎のんのこ節
・足利音頭
・祖谷甚句
・南部よしゃれ
・沢内甚句
・出船音頭
・お小夜節
・喜代節
・江差馬子唄
・気仙坂
・秋田節
・秋田荷方節
・福知山音頭
・常磐炭坑節
・からめ節
・三原ヤッサ
・秋田船方節
・麦屋節
・秋田おばこ
・天竜下れば
・球磨の六調子
・南部俵積み唄
・西部ふれあい音頭
・ことぶき音頭

私の米谷流尺八も藤本系列ですので、今回は比較的楽をすることが出来ました。
今回初めてだったのが4曲、気仙坂、福知山音頭、球磨の六調子、西部ふれあい音頭です。

球磨の六調子は先生からいただいた音源を聞きながら何度も練習して臨みましたが、なかなか手強かったです。
何とか吹きましたが、ちょっと怪しいところがありまして・・・どうも昔から(吹奏楽時代から)変拍子は苦手です・・・。
また機会があれば今度はパーフェクトに吹けるようにしようと思います。


どういう風の吹き回しか、今回初めて家内が見に来てくれました。
孫の出ているステージは欠かさずに見に来るのに、孫の出ていないステージを見に来るのはちょっとビックリ。
ついでなので、写真をお願いしました。














これは秋田荷方節です。
三味線は超大変ですが、尺八は唄に合わせて付かず離れず吹くので楽です。
秋には三味線を弾かなくてはならないので、また特訓の日々になることと思います。



ステージ終了後は、懇親会、2次会と楽しい時間を過ごさせていただきました。
帰りは鳴り物の山田鶴勝先生の車に高岡駅まで同乗させていただきました。
高岡駅からは家内の車にバトンタッチして氷見へ。
長い一日でした。

いつもの通り、チェイサーの水を大量に飲んでから就寝。
アルコールの飲み過ぎの時はこれが一番効果的です。
無事に二日酔いもなく、快調な週明けでした。


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藤本わかば会さんのリハーサルに行って来ました。

2017年06月19日 23時49分14秒 | 民謡・尺八・笛

18日(日曜日)は、藤本わかば会さんのゆかたざらいのリハーサルでした。

毎年6月に尺八の助っ人でお呼びいただいて、これで何年目でしょうか・・・。
そして毎年順調に(?)担当の曲数も増えてます。


大体においてリハーサルというのは、やり直しがあったりで本番よりもしんどいのが定番です。
今回も11時から、夕方4時半までみっちりのリハでした。
本番は淡々と時間通りに流れていくのですけどね。


こちらの会は毛氈の上に正座なのですが、ボルトが入っていて足首が曲がらない私はまともに正座できないので、正座椅子のお世話になっています。
ネットでちょっと大きめの正座椅子を買ったのですが、これが快適なのです。
ただ、立ったり座ったりがちょっと手間かな。








本番は来週の日曜日です。
こちらの会の三味線は本当に素晴らしいですよ。
確か去年も書いたと思いますが、私も練習して仲間に入れて欲しいくらいです。
お暇な方はぜひ南砺市までお越し下さい。




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加賀山昭の会富山公演に出演してきました。

2017年06月13日 15時42分08秒 | 民謡・尺八・笛

11日(日曜日)は、加賀山昭の会富山公演に出演してきました。

先週に予告で書きましたが、平林火山先生のピンチヒッターで笛・尺八での出演でした。
尺八譜もしっかりと書いたし、リハーサルも2回参加してほぼ万全の状態で本番を迎えることが出来ました。
今年に入ってから、加賀山先生の富山公演の尺八譜もたくさん書いたし、kazahana用の尺八譜もたくさん書いたし、2017年前半は楽譜地獄にはまっていた感もあります。


前日は自宅で一通り吹いてみて、最終チェックをしました。
藤本系の発表会は、いつもお伺いしているところばかりで、唄もいつも同じような唄なので、そんなに神経は使わなくても良いのですが、加賀山先生のところは藤本系とは結構違うので神経使います。
その昔10年も加賀山会に在籍していたので、耳に馴染んでいる唄もたくさんありまして、全知らない唄は少なかったのが幸いでした。


富山県民会館に8時30分集合とのことなので、逆算して7時30分に自宅出発。
日曜の朝のR8はガラガラでかなり早く着きました。


午前中は加賀山先生と紋ちゃんのリハです。
ちょっと心配だった加賀山先生の木挽唄メドレーも何とか無事にリハ終了。
慌ただしく昼食を済ませ、12時開演に向けてオープニングのステージでは加賀山先生の横に座ります。

その昔加賀山会に在籍していたとき、オープニングの合奏は一番うしろの段の隅っこで三味線を弾いていましたが、その10数年後にまさか先生の横で尺八を吹くなんて想像もしていませんでした。


私の担当は以下の通り。
尺八の入らない唄は、わずかに5曲だけ。
その5曲は、津軽よされ節、津軽三下り、せり込み蝶六、津軽あいや節、越中おわら節で、貴重な休憩時間でした。
まぁいつもの事ながら、ステージほぼ出っぱなしの4時間でした(^^ゞ


オープニング
・泰平踊り
・越前紙すき唄
・あめや踊り唄
・野下音頭
・柏野じょんから節
・笠神踊り唄
・黒石よされ節
・津軽願人節
・津軽数え唄
・津軽ばやし
・津軽タント節
・津軽六段

第2部
・南部じょんから節
・能登よいこの節
・田主節
・ソーラン節
・そんでこ節
・さんにょもんづくし
・りんご節
・稗搗節
・帆柱起し祝い唄
・北海盆唄
・貝殻節
・夜網節
・九十九里大漁木遣り唄
・さんさ時雨
・加賀鳶木遣りくずし
・弥三郎節
・早麦や節
・珠洲山曳き唄
・福浦もじり
・道南口説
・本荘追分
・祝いめでた
・舟こぎ流し唄
・磯節
・兼六園松づくし
・越前祝い唄
・なき荷方節
・磯原節
・江差追分
・森本ハイヤサンカサ
・南部荷方節
・秋田荷方節
・安来節

第3部
・祖谷の粉ひき唄
・正調なき荷方節
・よへほ節
・えちごや踊り唄
・黒田節
・南部追分
・福光ちょんがれ
・木挽唄メドレー(津軽木挽唄~南部木挽唄~日向木挽唄)
・珠洲酒屋酛すり唄


次から次へと追いかけられるように吹いていて、知らぬ間に家元のコーナーになっていたという感じです。
あっという間の4時間でした。

大きなミスは特になかったのですが、南部荷方節のときに、2尺1寸の裏で吹かなくてはならなくて、6寸管を手に取ったつもりがどうも8寸管を持ってしまっていたようで音が違う・・・。
6寸管を探してあれやこれやと持ち替えてしまって時間をロスしたことがちょっと残念。

暗い中でもちゃんとわかるように尺八を並べて置いていたはずが、どうも置く順番が狂ってしまってパニックになったようです。
それもこれも結局は暗い中でも確認できるようにLEDライトを持参しなかったのが敗因です。

LEDライトはいつも尺八ケースに入っているのですが、先日の停電騒ぎの時にケースから出して使ってそのまま忘れていたようです・・・反省。


相変わらずの出っぱなしで、写真なんか撮る余裕もなかったのですが、最後の越中おわら節で一息つけましたので、その時にステージ横から2枚ほど撮ることが出来ました。






以下の2枚は、福島豊さんのFacebookから、使用許可をいただいてお借りしました、ありがとうございます。






フィナーレでは、加賀山昭先生と富山支部長の加賀山昭千歌先生の間に入れと言われて、ビックリ。
10数年ぶりに晴れやか音頭を唄いました。
そういえばはれやか音頭の三味線を弾いたこともあったっけなぁ、などと思いながら、無事に加賀山昭の会富山公演は終了しました。


大役を終えて、昨日今日と燃え尽き症候群ではないですが、日課にしている無線機のスイッチも入れることもなく、ちょっとぐったりとしています。

今日の富山新聞に記事が載っていました。
私は家元の横で辛うじて写ってます・・・わかるかな。





次は25日に藤本わかば会のゆかたざらいもありますので、あんまりぼーっとしていられません。
そろそろ気持ちを切り替えて、次に向けて頑張ります。

コメント (2)
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