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参院選22日公示 和歌山選挙区は自民現職に新人4人が挑む 〈2022年6月21日〉

2022年06月21日 08時30分00秒 | 記事

 参議院通常議員選挙は、22日に公示され、7月10日投開票に向け、18日間の選挙戦に突入する。和歌山選挙区(改選1)は、自民党現職で5選をめざす鶴保庸介氏(55)=公明党推薦、岩出市=、共産党新人の前久氏(66)=和歌山市=、NHK党新人の遠西愛美氏(37)=橋本市=、参政党新人の加藤充也氏(57)=和歌山市=、新党くにもり新人の谷口尚大氏(42)=印南町美里=――の5人が立候補を予定。現職に対して新人4人がどこまで迫れるか。

 22日は各陣営とも県庁で届け出を済ませたあと、和歌山市内などで第一声を上げ、支援を訴える。
 鶴保陣営 午前8時30分からJR和歌山駅西口前の県JAビル前で出陣式を行い、鶴保氏が第一声を放つ。その後、和歌山市、岩出市、紀の川市、橋本市などを回り、支援を訴える。
「未来のために、現在を変える。未来改革」をスローガンに沖縄北方担当大臣を務めるなど4期の経験、実績をアピール。市町村長や県議、市町村議、公明党、各種団体の応援を受け、盤石の体制で選挙戦に臨む。6年前は30万票を超え、今回も圧勝を目指す。後援会事務所の住所は和歌山市六番丁19。電話は073・488・2335。
 前陣営 午前9時30分から南海和歌山市駅前広場で出発式を行い、前氏が第一声。その後、和歌山市を一巡し支持を呼びかける。
「平和と暮らしを守る」を旗印に「政治を変えよう」と力を込める。現政権がめざす「憲法改悪」と「軍事費アップ」のストップを強調。消費税5%への減税、全国一律最低賃金1500円などやさしく強い経済転換を訴える。立憲野党による共闘で勝利をめざす。日高地方入りはいまのところ28日と7月7日に予定。
 事務所の住所は和歌山市西長町2の33。電話は073・425・4111。
 遠西陣営 午前10時から県庁正門前で出陣式を行い、遠西氏が第一声を放つ。その後、和歌山市内を中心にポスター貼りを行い、アピールしていく。
 公約に「NHKスクランブル化を目指すNHK党の取り組みの周知」、「新しい政治を求めている方の選択肢になること」を掲げ、NHKを観たい人だけが受信料を支払う仕組みづくりを訴える。主にSNS(交流サイト)を中心に活動する方針で、選挙カーに乗って支持を訴えたり、ミニ集会や街頭演説はしない予定。選挙事務所は橋本市の自宅。
 加藤陣営 午前10時から和歌山城ホール前で第一声を放ち、和歌山駅や市駅、御坊市を街宣する。
「本質を伝え、問う日本人のための政治を」をスローガンに、党の公約①子供の教育②食と健康、環境保全③国のまもり、自身は、現代版教育勅語の創生、新教科「自主研究」や「職業調査」の創設――を訴える。
 偏差値重視で生きづらい今、子供がやりたいことを考え自分の意見を持てる教育を、食料自給率低下により農薬使用の輸入食材に頼っていく将来に警笛を鳴らす。後援会事務所の住所は和歌山市鷺ノ森東ノ丁13。
 谷口陣営 午前11時ごろから印南町の川又観音で行う出陣式で第一声。田辺市の後援会事務所からJR紀伊田辺駅まで歩いて街宣し、同駅前で街頭演説。この後、和歌山市のJR和歌山駅や和歌山市駅前で街頭演説などする。
 土地などの故郷の財産が外国資本に買収され続けているとし、資源を明け渡す経済政策からの脱却、観光資源の豊富な和歌山県からの内需拡大、農林水産資源を活用した経済の回復、消費税撤廃を訴える。
 後援会事務所の住所は田辺市下屋敷町1―62。電話は0739・33・2218。


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