ヤマサキさん、三浦市長らが「かめはめ波」
全国のファンで熱狂した地元凱旋ライブ
御坊市制施行70周年記念特別事業「キュウソネコカミONEMAN LIVE in GoboCity!!ヤマサキセイヤ地元凱旋・成人式ぶりの御坊市民文化会館」は8日に市民文化会館大ホールで開かれ、市民をはじめ北海道から九州まで全国各地から訪れた満席のファンで熱狂。三浦源吾市長、みーやちゃん、四つ太鼓を模した乗り物が登場するなど御坊ならではの演出もあり、2時間超のライブは大盛況だった。
ボーカル・ギターを担当する御坊市出身のヤマサキセイヤさん(37)にとっては初の地元凱旋ライブとなり、ファンクラブ、市民限定、一般に販売したライブチケットはすべて完売。ライブ当日も午前中から全国のファンがJRや紀州鉄道、バス、自家用車を使い続々と会場入り。紀州鉄道や小竹八幡神社などヤマサキさんゆかりの地をめぐるファンが数多く、さながらキュウソが御坊のまちをジャックしたかのよう。
ライブ冒頭で三浦市長があいさつし、歌詞が良いと覚えた「Welcome to 西宮」のワンフレーズを歌って会場を盛り上げ、ライブがスタート。3曲目の「サギグラファー」ではキュウソネコカミのマスコットキャラクター「ネズミくん」と市公認PRキャラクター「みーやちゃん」がステージに登場し、メンバーらと記念撮影できる場面が用意され、ファンは大喜び。
5曲目の「KMTR645」では、四つ太鼓を模した乗り物が登場し、スタッフが「ワッショイ」「ワッショイ」と担ぎながらギターソロの演出があったほか、メンバーが70周年記念フェイスタオルを掲げて「ふるさと納税よろしく」とPRする場面も。
10曲目はヤマサキさんが亡き祖父に捧げる曲として13回忌につくった「なんまんだ」を歌い、14曲目の「DQNなりたい、40代で死にたい」では、ヤマサキさんが大ホールの観客席を一周し、終始スタンディングでライブを盛り上げた観客たちとスキンシップ。
本編16曲を歌い終えたあとのアンコールは3曲。予定は2曲だったが、三浦市長が冒頭で披露した「Welcome to 西宮」を急きょ追加し、歌詞の「西宮」を「御坊市」に変更し、盛り上げた。さらにラストの「お願いシェンロン」ではヤマサキさん、三浦市長、ネズミくん、みーやちゃんがステージに揃い、ドラゴンボールの「かめはめ波」を放ち、ボルテージは最高潮に達した。
ライブ中、ヤマサキさんはMCで「いい街に生まれた」「お父さん、バンドをやらせてくれてありがとう」と感謝の言葉も述べ、ファンから喝采を浴びた。全19曲、2時間超に及んだライブは熱狂のうちに大成功を収めた。
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