紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

本社杯ジュニアバレー(Aリーグ)南部男子が優勝、準優勝は日高 〈2022年11月15日〉

2022年11月15日 08時30分00秒 | 記事


Aリーグ優勝の南部男子

Aリーグ準優勝の日高

Bリーグ優勝の南部混合B


 第21回紀州新聞社杯ジュニアバレーボール大会兼第45回秋季大会は13日、早蘇中、丹生中、川辺西小の各体育館で開き、昨年と同じ顔合わせとなったAリーグ決勝は白熱した戦いとなり、南部男子が日高をフルセットの末に下し2年連続3回目の優勝を飾った。3位は南部混合A。Bリーグは南部混合Bが優勝、日高中津Bが準優勝だった。

 Aリーグは12チームが出場。3チームずつ4ブロックに分かれて総当たり戦で予選を行い、各ブロック上位2チームの日高、南部女子、南部男子、印南はまゆうA、由良アタッカーズ、稲原、南部混合A、日高中津Aが決勝トーナメントに進出した。
 南部男子Aは南部女子を2(21―10、19―21、15―8)1、準決勝で由良アタッカーズを2(21―10、21―7)0で破り、日高は初戦で印南はまゆうAを2(21―19、21―8)0、準決勝で南部混合Aを2(21―9、21―14)0で下し勝ち上がった。
 決勝戦。両チームともエースを中心とした戦いを展開。両チームとも強打に対し、懸命のレシーブやブロックでつなぎ、一進一退の攻防が続いた。第1セットは日高が序盤優位に試合を進めるが、南部男子が中盤に追いつくと、終盤、鈴木がパワーを生かしたスパイクで17―16と勝ち越し、追いすがる日高を振り切り21―17で先取。第2セットは日高が野崎、鈴木の攻撃陣が躍動、得点を重ねて9―3と大量リードを奪った。南部男子は鈴木のライト、和田のセンターからのスパイクで猛追し1点差に迫ったが、日高は、野崎のレフトからの打点の高いスパイクなどで引き離し21―18で奪いタイに。最終セットは中盤まで激しい攻防が続き、南部男子が終盤、鈴木が要所でスパイクを決め15―11で接戦を制した。
 生駒明広監督は「苦しい試合ばかり。好守ともとてもいいチームの日高はこれまで1回だけしか勝てていない相手。粘り強くつなぐことができた」と振り返った。和田幸樹主将は「劣勢になってもみんなで声を掛け合った。近畿選手権県予選に向けて、この大会の経験を生かして頑張りたい」と話した。
 閉会式で塩路英司大会長(日高郡市ジュニアバレーボール連盟会長)がAリーグ優勝の南部男子に優勝カップと盾、金メダル、準優勝の日高に準優勝カップと盾、銀メダル、3位の南部混合Aに盾と銅メダルを授与。個人賞は優秀賞に鈴木悠矢選手(南部男子)と西岡咲歩選手(日高)、敢闘賞に木下涼太郎選手(南部混合A)、岡希選手(由良アタッカーズ)、笹井美咲選手(印南はまゆうA)、宮城空愛選手(南部女子)、白井杏海選手(日高中津A)、池下ひかり選手(稲原)を選んだ。
 Bリーグは3チームが総当たり戦で争い、南部混合Bが日高中津Bと印南はまゆうBをいずれもセットカウント2―0で下し制した。南部混合Bに優勝カップ、日高中津Bに盾を贈った。
 Aリーグ上位3チーム、Bリーグ上位2チームのメンバーは次の皆さん。
【南部男子】監督=生駒明広▼コーチ=竝木正明▼マネージャー=石上貴一▼選手=和田幸樹(主将)、岩崎煌介、鈴木悠矢、法忍和真、浜口蒼大、竹中龍星
【日高】監督=崎山忠士▼コーチ=川瀬俊文▼マネージャー=初井好香▼選手=鈴木心菜(主将)、川瀬柚羽、野崎音色、石神咲歩、初井優亜、西岡咲歩、栗山璃子
【南部混合A】監督=石井尚之▼コーチ=生駒明広▼マネージャー=石上貴一▼選手=谷妃香音(主将)、大井悠跳、長坂咲和、木下涼太郎、中早未空、米澤奏汰郎、藤山結月
【南部混合B】監督=湯川智晶▼コーチ=石上貴一▼マネージャー=冨山唯▼選手=中本いつみ(主将)、岩崎寛太、大井飛慧、藤山悠斗、宮城萩香、尾崎夏海、熊代昂早仁、谷妃渚未、西美咲、大井瑛翔、木下郁弥
【日高中津B】監督=赤松哲司▼コーチ=小瀬貴子▼マネージャー=木下みのり▼選手=髙尾泉璃(主将)、小瀬鈴、小西美羽、木下生成、岡田桃子、和田瑛立、小西裕也、小路樹、仲清羅、久保朱璃。


 その他の主なニュース

「紀中サイクルフェスタHUB22」日高港(御坊市)発着でサイクリング楽しむ

県知事選・岸本周平候補が告示後、初の管内入り

日高と日高中津分校が13日、野球定期交流戦

御坊市民教養講座で料理研究家の土井善晴氏が講演