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県木材利用推進協 公共施設等への紀州材活用を 管内7市町へ訴えキャラバン 〈2021年11月16日〉

2021年11月16日 08時30分00秒 | 記事

 日高木材協同組合の松本政彦理事長、日高振興局の中村一人局長ら関係者が15日、御坊市役所を訪れ、三浦源吾市長に、公共施設等への紀州材利用促進を要望した。
 木材の利用を促すため県下市町村に要望活動を行う木材キャラバン活動の一環。松本理事長は三浦市長に「公共建築物の木造・木質化や公共土木工事の実施に際しては、地方創生や地球環境保全の観点から、紀州材の利用に格別のご理解とご高配を」との榎本長治・県木材利用推進協議会長からの要望書を手渡した。
 日高振興局林務課は、公共建築物等木材利用促進法が改正され、今後は、公共建築物における木材の利用促進の意義・基本的方向等を定めた基本方針等の対象が、民間建築物にまで拡大されたことなど説明。(一社)県建築士事務所協会は、公共施設の木造・木質化に関する相談窓口を県の委託を受け開設しており、昨年度で8、9件の相談実績があったことなど報告した。
 三浦市長は「例年のことで、十分にその趣旨は理解している。うちは新庁舎の内装に活用する。木造だと雰囲気が柔らかくなって、ナチュラルで、温かみがある」など話した。
 キャラバンはこの日、日高川町、美浜町でも各町長に同様のお願いをした。22日には、日高、由良、印南、みなべ4町も訪問し、要望する。


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