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県高校弓道新人大会 紀央館男子A、柳瀬巴耶君Vで全国へ 日高男女は近畿出場決める 〈2021年11月12日〉

2021年11月12日 08時30分00秒 | 記事

 令和3年度県高校弓道新人大会はこのほど田辺市立弓道場で開き、団体で紀央館男子Aが優勝、男子個人でも紀央館高2年、柳瀬巴耶君が射詰めで競り勝って優勝し、全国の切符をつかんだ。このほか、日高女子Bが2位、紀央館男子Bが3位、日高男子Aが4位で近畿選抜出場を決めた。

【男子】団体(3人編成)は17チームが出場し、予選は各自12射の計36射、決勝はリーグ戦で各自4射の計12射で競った。
 紀央館Aのメンバーは山本楓和君、山田悠生君、湯川悠斗君(以上2年)。予選を19射で2位通過し、上位5チームによる決勝リーグは4戦全勝で優勝を決めた。
 個人戦は予選が各自12射。紀央館の柳瀬君は10中で予選を突破し、11人が進出した決勝は射詰めを行い、柳瀬君と田辺工の選手が4本連続的中。5本目、6本目を外し、柳瀬君だけが7本目を的中させ優勝。
 紀央館Aの湯川悠斗主将は「予選は実力を出し切れなかったが、決勝は踏みとどまれた。全国では決勝リーグで1勝したい」。個人戦を制した柳瀬君は「射詰めは緊張し、5本目以降は疲れが出てしまいましたが、優勝できうれしい。全国は予選突破が目標」と話した。
 予選で17中の紀央館Bと日高Aはそろって決勝リーグに進出。紀央館Bは2勝2敗で3位、日高Aは1勝3敗で4位。
 日高男子の土代主将は「ちょっと緊張したが一本一本大事にできた。近畿は勝ちを狙いにいきたい。目標は予選通過し決勝でも1勝」と話した
【女子】団体は23チームが出場。日高Bは全員が1年生で、予選は36射13中し5位で通過。上位5チームでリーグ戦を行い3勝1敗で準優勝。近畿選抜に向けメンバーらは「道場の雰囲気に流されないよう、安定した射ができるよう頑張りたい」と話した。
 団体1位と個人2位が全国選抜(12月23~26日、茨城・アダストリアみとアリーナ)、団体上位3校と個人上位6位が近畿選抜(今月20、21日に奈良・橿原公苑弓道場)に出場する。全国選抜大会が40回目を迎えることから、記念大会枠を争う近畿予選会が今月14日に大阪城弓道場で開かれ2位の日高女子が出場。
 その他の団体入賞チームのメンバー、個人戦入賞者は次の皆さん。関係分。
【団体】男子(3)紀央館B(中川雄矢、岡本統也、柳瀬巴耶)(4)日高A(宮本晴生、土代暁翔、新家広琉、岡本蒼生)▽女子(2)日高B(青貝美月、辻岡あずみ、小早川琉愛、南緋音)。
【個人】男子(3)山本楓和(4)玉置恵梧(以上紀央館)(6)岡本蒼生宮本晴生(以上日高)湯川悠斗(紀央館)▽1年男子の部(1)玉置恵梧(紀央館)。
 女子(5)土井希(7)宮井萌絵小早川琉愛(以上日高)▽1年女子の部(1)土井希(日高)。


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