独特のしま模様も取り入れる
日高町商工会（山田理司会長）は、日高町志賀にある町のシンボル「クエモニュメント」の塗り替えを始めた。老朽化に伴い６年ぶりに実施するもので、今回はよりリアルさを求めた独特の色使いにする。「クエの町、日高町」の一層のＰＲにつながると期待されている。
クエ独特の体の模様を入れたモニュメントは、民間敷地の無償貸与を受け、平成８年、商工会などがＰＲしようと５５０万円（うち県補助２５０万円、町補助１５０万円）かけ、志賀保育所西の県道交差点付近に設置した。
高さ３・５メートル、重さ３００キロの特大で吊された姿はインパクトが強い。クエの町をＰＲするだけでなく、大漁や安全を願い、口にめがけて「さい銭」を投げ込む釣り客もいる、との話があるほどで、記念撮影スポットとしても人気となっている。
少し本物と色合いが違うという声もあったことから、今回の塗り替えではクエの写真を参考に独特のしま模様や色合いで仕上げる予定で、町商工会が４６万円をかけ、専門業者に委託して今月から取りかかった。
ご当地鍋日本一決定戦「ニッポン全国鍋グランプリ２０１６」で「本場天然クエ鍋」が３位に入り、銅の鍋賞を獲得して、全国的にも認知度は高まっている。
町商工会は「リニューアルすることで日高町に来てもらったときに印象づけられれば。観光振興につながってほしい」とし、クエシーズンを迎える前の９月中に完成する見込みにしている。
その他の主なニュース
● 日高川町が桃山学院大と連携、学生が地域で学ぶ場を提供へ
● １１月５日「世界津波の日」高校生サミットで中井充歩さん、松村愛恵さん、岡はるかさん（日高）発表
● 由良町と摂南大生が住民ワークショップ、由良の魅力発信し観光振興へ
● ２９日 美浜町敬老会に山本みゆき（演歌歌手）君島遼（ものまね芸人）出演
