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二階幹事長の就任祝賀会に1500人参集 〈2016年9月13日〉

2016年09月13日 08時30分00秒 | 記事

二階幹事長のさらなる活躍を期し乾杯

花束を受けた鶴保沖縄北方相


 二階俊博自民党幹事長(77)=御坊市島、当選11回、志帥会(二階派)会長=の就任祝賀会は11日、みなべ町の紀州南部ロイヤルホテルで開いた。鶴保庸介沖縄北方担当相や公明党の浮島とも子代議士、祝賀会実行委員長の仁坂吉伸知事、市町村長、県議、市町村議をはじめ支持者ら1500人(主催者発表)が参集し、二階幹事長は「ふるさとの発展、日本の躍進に頑張りたい。和歌山新時代をともに切り開こう」と決意を述べた。祝賀会に先立ち、記者会見や県・市町村との政府要望・意見交換会も行った。

 二階幹事長は「今日まで歩んできた政治の道は、厳しいの連続だった。その中でいつも私を支えていただいた友人、同志の皆さんが居たからこそ、ここまで歩んでくることができた。県議も含めて13回の選挙を戦い、一度も土つかずで当選させてもらえたのは皆さんのお陰だということを忘れてはいけないと、いつも心に誓っている。これからも力の続く限り、皆さんのご恩、ご期待に応えられるよう全力で頑張りたい」と感謝の言葉を述べた。
 幹事長については「情報も多く、緊張感を持って仕事に当たっている。政治の世界で仕事をいただけることに感謝しないといけない」と述べた上で「私が役に立つなら何なりと申しつけていただきたい。和歌山の将来は皆さんの手にかかっている。私も一段と重責を痛感しながら日々努力したい。一人の力は小さいが、みんなで力を合わせれば大きな力になる。みんなで手をつなぎ、和歌山新時代をともに切り開き、子や孫に引き継ごう」と決意を述べた。
 鶴保沖縄北方相は「和歌山が一丸となってやれるチャンス。私もスピード感を持って仕事に当たり、二階先生とともにふるさと発展にまい進したい」、仁坂知事は「和歌山、日本、世界のために大活躍していただいている。常に和歌山のことを考えてくださる二階先生をみんなでお支えしよう」。浮島代議士は「素晴らしい政治家。日本、ふるさとの発展へさらに力を発揮していただきたい」と述べたほか、安倍晋三総理、世耕弘成経産相からのメッセージを紹介。二階、鶴保両氏に花束が贈られたあと、乾杯し、懇親した。


世界高校生サミットに期待
記者会見 国土強靱化推進も

 記者会見では、11月25日と26日に高知県黒潮町で開く「世界津波の日」高校生サミットについては「間違いなく成功する。県内から日高高校が参加してくれるが、このチャンスを生かし、津波防災を通じて世界の青少年とつながり、将来和歌山から世界に出て行き、活躍してほしい」と期待感を示し、国土強靱化政策には「党の重要政策として堂々と推進できている。内容を充実強化させ、立派なものに仕上げていきたい」と意欲を見せた。
 観光分野では「東京五輪は地方にとっても大きなテーマ。今から準備をし、国際社会のニーズに応える努力をしてほしい」、先日のベトナム外遊では「特に農業分野への期待が大きかった。ベトナムと和歌山の連携をどう図っていくか。県や県議会が具体的に絵を描いてほしい。本気で取り組むなら私も全力でやる」とハッパをかけた。
 政府要望では県、県市長会、県町村会などから高速道路の早期紀伊半島一周・4車線化などインフラ整備、防災対策、経済対策などの要望を受けた。


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