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日高地方トップ切る印南祭の各区でならし始まる 〈2016年9月3日〉

2016年09月03日 08時30分00秒 | 記事

秋祭りに向けてならしが始まる


 残暑が続く中、日高地方秋祭りのトップを切る印南祭(宵宮10月1日、本祭り2日)に向けて、印南町印南地内では早くもならしが始まった。町内各地でも10月の秋祭りに備えてならしが始まり、笛や太鼓の祭ばやしとともに季節は初秋へと移っていくが、長期予報ではまだしばらくは暑い日が続くとされ、残暑厳しい中でのならしとなりそうだ。日高地方の秋祭りは印南祭を皮切りに、日曜日、祝日を中心に11月3日の寒川祭、宝神社祭まで続く。

 印南地内の地方区のならしは1日から、地区集会場前で始まり、へや回し(星合佑紀君・印南小3年)、太鼓(中元煌翔君・同4年)、獅子舞(叢哲成君・印南中2年、浜本聖矢君・同3年)を担当する役付きの子どもたちが地元青年団(久保田大輔団長)やOBらの指導で、OBや女子中学生が吹く笛に合わせて、動きやリズムを確認しながら練習に汗を流した。
 ならしは他の地区でも始まり、今月いっぱいまで続く。祭り好きで知られる印南は10月2日の本番に向け、祭りムード一色となる。今年は5年ぶりに日曜日と重なることから例年以上のにぎわいを見せそうだ。
 印南祭は浜、地方、津井、西山口、楠井、上野、野島が山口八幡神社。光川、本郷、東山口、宇杉が印南八幡神社で行う。山口八幡は激しい屋台の競り合いや地方区の雑賀踊り(別名・けんけん踊り)、印南八幡は屋台と神輿が印南川に飛び込む川渡りや東山口の重箱獅子があり、毎年多くの見物客らでにぎわう。


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