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JOCジュニアオリンピックカップ中学バレー県代表に大成中3選手 〈2016年9月10日〉

2016年09月10日 08時30分00秒 | 記事

男子の酒田選手(中央)と女子の宮崎(右)原両選手


 12月に大阪で開催するJOCジュニアオリンピックカップ第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選抜メンバーに、日高地方から大成中の男女3選手が選ばれた。男女それぞれ12人の選抜メンバーで、男子は酒田雄大選手(3年)、女子は宮崎莉沙、原梨紗両選手(同)が初の県代表入りした。和歌山市での結団式が終わり、12月25日から大阪市中央体育館などで開催される全国大会に向けて始動した。

 最終選考会は7月29日に行い、県内各郡市から選ばれた候補選手が参加。サーブやレシーブ、スパイク、ブロックなどの練習やゲーム形式のプレーなどを参考に選抜メンバー男女12人を決めた。
 大成中男子から2年連続の選出となった酒田雄大選手(身長165センチ)は、2年秋から主将としてチームをけん引。県トップクラスのセッターとして昨秋の新人戦で県3位に導き、3月の近畿大会に出場した。巧みさとリストの強さを生かし、どこからでも長いトスをあげる。酒田君は「他のセッターに負けずにレギュラーを取って、自信のあるトス回しで相手のブロックを揺さぶりたい。チームとしてベスト8を目指したい」と意気込みを見せる。
 女子選抜に選ばれた宮崎莉沙選手(身長170センチ)、原梨紗選手(同163センチ)は、ともに1年秋からレギュラーで活躍した大成女子の二枚看板。両エースの働きで今季の郡大会3つ全て制覇し、夏は大成中女子初の郡大会優勝を達成。春は男子とともに県3位に入り、近畿大会に出場した。
 宮崎選手は高さを生かした角度のあるスパイク、一方の原選手はコースに打ち分けるタイプの違うアタッカー。宮崎選手は県下でも少ないジャンプドライブサーブが打て、ブロックにも高さがある。原選手はジャンプフローターサーブ、レシーブにも定評があり、守りでの活躍も期待される。
 宮崎選手は「力強いスパイクを1本でも多く決めたい。自分のスパイクが全国でどれだけ通用するか試したい。勝利に貢献してベスト8入りしたい」、原選手は「どこのポジションに入っても、チームの足を引っ張らないように頑張りたい。レフトからスパイクを打ち抜いて1点でも多く点を取りたい。まずはグループ予選を突破して決勝トーナメントに進出したい」と話している。


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