女子職員から花束を受ける畑中町長
任期満了(5月18日)に伴う由良町長選で無投票で3選を果たした畑中雅央町長(71)=衣奈=が27日に初登庁し、3期目がスタートした。役場玄関前で職員や支持者の歓迎を受けた町長は笑顔でこたえた。就任式では職員とともに取り組んだ8年間が町民から一定の評価を得られたとし、今後4年間は町民の思いに寄り添った町政を進めていく考えを示した。
畑中町長は午前8時10分、役場に到着。玄関前に整列した職員や支持者の拍手に迎えられ、女子職員から花束を受けた。
この後、3階大会議室で就任式を開き、職員を代表し岡眞治副町長が「前回に続き無投票当選となり、これもひとえに温厚な人柄と行政に対する豊富な知識と経験、卓越した行政手腕、2期8年の実績を多くの町民の皆さんが信任された結果だと思います。今後、地方自治を取り巻く環境は一段と厳しいものが予想されますが、畑中町長の思いを実現すべく、我々職員一同は畑中町長の下、一致団結し、全ての職員が町長と同じ方向を向いて、公約実現に向け職務に精励することをお誓い申し上げます」と歓迎のあいさつ。
畑中町長は「無投票当選は8年間の取り組みを町民が一定の評価をしてくれた賜物。私個人ではなく、町行政としての役場全体、職員がそれぞれ担当する部署で精一杯仕事し、町民のニーズに取り組んでくれた成果を評価してくれたもの。皆さんのご努力に感謝申します」と振り返った。
3期目に向けては「(職員)それぞれが、町民の思いに寄り添って仕事をしていくことが大事。(私たちは)町民の公僕であり、町民を奉仕する立場にあるので、町民それぞれの目線に立ち、思いに心を寄せて仕事をしていく必要があります。そういう思いの中で町民の福祉増進にご努力、ご協力を願います。私も由良町総合戦略に基づいてこの4年間、公約達成のため努力していく所存です。皆さん方もさらなる努力、取り組みをした上で、住民の役に立てる結果が出ますよう心からお願いします」と決意を述べた。
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