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御坊市長選出馬の二階俊樹氏(新人)後援会事務所開きに1000人 〈2016年4月5日〉

2016年04月05日 08時30分00秒 | 記事

林経産大臣(右)の応援を受ける二階氏


 5月15日告示、22日投開票の御坊市長選(任期満了6月10日)に出馬を表明している二階俊博自民党総務会長の長男で政策担当秘書の新人、二階俊樹氏(50)=無所属、自民県連・公明県本部推薦、島=の後援会事務所開きは3日、島440の1(新風会御坊事務所)で開き、林幹雄経済産業大臣や公明党の浮島とも子代議士ら国会議員や県議、市町村長、市町議会議員をはじめ支持者1000人(市内660、県内300、県外40)が参集。二階氏は「御坊市の一大事。一人ひとりがプレーヤーになって元気あふれる御坊市をつくろう」と支援を訴え、がんばろうコールで気勢を上げた。

 二階氏は「24年に1回の重大な時期を迎えた。御坊市の一大事。そのためにこれだけ多くの皆さまに駆けつけていただけたのだと思っています。人口2万4500人の小さなまちだが、ちょっとやそっとではへこたれない魂を持っている。一大事となればこうしてみんな集まり、支えてくれる素晴らしいまちだ。私のモットーは『一人ひとりがプレーヤー』。皆さん一人ひとりがプレーヤーになってともに元気あふれる御坊市をつくろう」と訴えた。
 基本政策の「人・雇用・優しさ・防災からの絆」の4本柱を説明しながら「私は現場主義を貫く。行政はあまねくやらなければいけないが、市民のためならたとえ偏っても、ぶれても良いと思っている。政治、行政には血も涙も通わせないといけない」「御坊市を良くするには周辺の町も一緒に良くならないといけない。周辺町が良くなれば御坊市も良くなり、県全体が良くなる。御坊市、日高地方、県が発展するために力を尽くしたい。皆様のお力を貸して下さい。一生懸命頑張ります」と決意を述べた。
 自民党を代表して林経産大臣が「私も国会議員の父の秘書をした。生意気だとか、散々叩かれたが、生意気ぐらいでないと政治の仕事はできない。俊樹君は必ずやってくれる。皆さんの期待に応えてくれると信じている。二階会長を応援する気持ちで応援してやってほしい」、公明党を代表して浮島代議士が「アクティブな俊樹さんを先頭にアクティブな御坊市をつくってほしい」と支援を訴えた。
 高垣太郎後援会長代行は「御坊を必ず変えます。皆さんの力をお貸し下さい」。選対本部長の中村裕一県議は「御坊を変えようという強い心で圧倒的な勝利を収めよう」。山本清司、山本直治、松本隆史、村上宗隆、田中数将、松屋久紀、宮路雅仁各市議を代表して選対副本部長筆頭の山本清司議員が「欲が過ぎると毒になる。傲慢すぎる政治はよくない。行政は市民のためにするもの」と訴えた。
 市長選は、7選を目指す現職の柏木征夫市長(75)=保守系無所属・当選6回、薗=との一騎打ちが確定的。柏木市長の後援会事務所は、5日に島645の1(大洋化学(株)北側駐車場)に開設する。午前8時から関係者で神事を執り行うが、事務所開きのセレモニーは行わない。


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