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日本最長の藤棚ロード舞台に23日からみやまの里「ふじまつり」 〈2016年4月16日〉

2016年04月16日 08時30分00秒 | 記事

日本最長の藤棚(写真は昨年の写真コンテスト入選作品)


 1646メートルで日本最長の藤棚ロードがある日高川町初湯川、リフレッシュエリアみやまの里で、23日から第18回「ふじまつり」が開幕する。連休最終日の5月5日までの13日間の日程で、地元の物産展やお楽しみクジなどもある。公園前に新産品販売所もオープンし、多くの人出で賑わいそうだ。

 例年、開幕時期の20日すぎには、公園入口付近の白い花などの早咲きが満開近くとなる。紫色に垂れ下がる姿が見事な「九尺フジ」などの花は、イベント終盤に見ごろを迎えるが、昨年はフジの開花が早く連休後半の入園者が伸び悩んだ。前年を下回る1万3578人にとどまったが、平成17年に初めて1万人を突破して以来、11年連続で大台を突破している。
 イベント期間中は、山腹のふれあい広場で番茶の無料サービス、特産物の販売があるほか、愛徳荘宿泊券や産品所商品券、美山特産加工品などが当たるお楽しみくじ引き、土日祝日は、午前10時から先着30人がコケ玉作り(400円)を体験できる。
 開園時間は午前8時30分から午後5時まで。入園料は大人500円、小中学生200円。20人以上で団体割引。入園券の半券があれば、あやめの湯鳴滝と美山療養温泉館が100円引きのサービスもある。
 5回目となる「ふじまつりフォトコンテスト」は、イベント期間中に撮影した写真を対象に募集。入賞者には愛徳荘の宿泊券や食事券(昨年)が贈られる。イベントやフォトコンテストの問い合わせは、5月5日までの午前8時30分から午後5時まで、美山温泉愛徳荘内ふじまつり実行委員会事務局(電話57・0180)へ。


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