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御坊市花火大会に5万人 〈2015年8月25日〉

2015年08月25日 08時30分00秒 | 記事

スターマイン、水上自爆の共演

夜空を飾る仕掛け花火


 日高地方の晩夏を飾る御坊市花火大会は22日、日高川河川敷で行われ、今年も「子どもに夢を!」を合い言葉に2400発の大輪の花を夜空に打ち上げた。好天に恵まれ、会場やその周辺には5万人(主催者発表)の見物人が集まった。大玉25発の乱れ打ちや仕掛け花火などが次々と打ち上げられ、見物人から歓声や拍手がわき起こり、クライマックスの水上自爆60発とスターマインの共演に酔いしれた。

 花火大会は見物客のカウントダウンで午後8時にスタート。「御坊市花火大会」の文字が入った仕掛け花火を皮切りに、色とりどりに趣向を凝らした花火が間隔を置かずに次々と夜空に打ち上げられた。上空は風もあり、煙がうまく流れて中断することもほとんどなかった。大玉の連発など迫力満点の花火に堤防道路などに集まった大勢の見物人から「すごい」「きれい」と歓声やどよめきがあがった。
 クライマックスの水上自爆とスターマインの共演では、ボルテージは最高潮に達し、見物人は「今年の花火も最高やった」と満足げだった。会場周辺には浴衣姿の若者、家族連れらが詰めかけ、人でごった返し、堤防道路の露店もにぎわった。実行委員会は「多くの市民の皆さんのご協力、ご支援で今年も盛大に開催でき、無事に終了したことに感謝とお礼を申し上げます」とした。
 運営費は打ち上げ費用など1300万円。基金は残っているが、1年でも長く継続させるため、市の運営補助90万円を除いた約1200万円を目標に企業や各種団体に協賛金を呼びかけ、315団体、75町内会、個人510人から総額1070万9629円(14日現在)集まった。


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