Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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スポークとニップル・・・どれだけゴミにしたんでしょう(笑)

2014-05-08 21:10:55 | Vincent Black Shadow
English Version

今日は不安定な天気でしたね~。
朝からよく晴れていて一見こんなに荒れ模様になるとはまったく思えませんでした。
午後からは晴れていた空に一瞬で黒い雲が出て来まして滝の様な雨がふりました、少し降ったかと思うとすぐに雲は無くなりまたいい天気が回復!
夕方にはヒョウかアラレ混じりの雨が降って・・・
出入りの激しい天気でしたよ。
明日はいい天気らしいのですが・・・どうでしょうかね~。


さて製作を始めましょう!
一昨日最後に閃いた制作方法を試してみたくて作りかけたホイールをもう一度解いてみました。
スポークは曲がってしまいますので一度外したら使えませんニップルは綺麗に外れれば再利用は可能です・・・。
コチラはゴミになったスポークです、一昨日のを解いただけですとこれくらいですが今日は何度も解いたり組んだりを繰り返しましたので・・・最終的にはかなりの数が無駄になってしまいました。

また、スポークを曲げています。
ゴミになった分は新しく作らないといけない訳でして・・・

長さを合わせてカットして・・・最終的にはこんなにも作っています。
これだけでやっとバイク1台分かな・・・。

片側の下側になるスポークを先に付けます・・・これで10本。
スポークの向きは手前から先側に向けて差し込む物を先に取り付けます。

反対側も同じむきになる10本を差し込みます・・・

スポークを差し込んだらニップルも付けておきます、付けておく事で抜け止めにもなりますから・・・

スポークをリムに取り付ける前にリムにバフをかけておきましょう。
スポークを組んだ後ではバフを掛ける事が出来ませんので先にして置く訳です。

ハブの下側になった部分から組み付けてゆきます・・・どれが下のなのかよく分りませんね・・・。
先に張っているスポークは手前から入れてリムの穴に通さないといけないので隣のスポークに引っ掛かって手前に出せないのです、一昨日問題になったのはこの事なんです。
つまり片側を全部張ってしまうと貫通させたスポークが張ってあるスポークをかわせないのが問題だったのです。
今回は左右の穴の中で通し難い向きのスポークを左右とも先に通しておいてからリムに組み込もうという考えなんです。
・・・でも結構やり難いですね。

それでも何とか奥側の10本をリムに差し込みました・・・何時間かかったんでしょう(笑)

しかし上側のスポークを差し込もうとするとハブがインセクトピンに押されてクルッと回ってしまいますと全部外れてしまうんですね・・・何度やり直した事でしょうか・・・(汗)
仕方が無いので片側の10本を先に差し込みましょう・・・ここでまたスポークやニップルが無駄になってしまいました。

それでも片側なら多少時間がかかるだけで何とか差し込む事が出来ますね。

抜けない様にリムの外側でスポークを折り曲げておきますと少しは楽かと・・・。
しかし裏返しにしようとした瞬間に一瞬でバラバラになってしまいました(滝汗)

もう一度同じ様に組み直しをしまして今度はハンダ付けをしました、これなら万全ですね。

治具から外してもバラバラになる事は有りません(笑)

今度は裏向きにしてプラスチック製の治具に交換して反対側の10本を組みましょう

注意したいのは反対側のスポークは反対側の方向に引っ張られているという事ですね。
3本だけ組んでみました
ハンダでスポークを留めていますのでリムの穴に通す時にはインセクトピンのしなりを使って穴に入れる方法を取ります。
これがなかなか大変なんですよ・・・。
コツは最後の3本のスポークは一緒にハブに通してリムの穴に入れる前に3本ともホイールをかわしておく事がポイントですね。
そうしないと張っているスポークに引っ掛かってかわす事が出来なくなるんです・・・文章で表現する事は大変なんですね、わからない方はご自分で試してみて下さい(笑)最後の3本が干渉すると言うのがよくわかると思いますよ。

やっと20本のスポークがリムの穴に入りました、全部で40本のスポークを使いますのでこれでまだ半分の本数なんですね・・・明日はフロントホイールが完成しそうですね・・・。