Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

納品と静岡ホビーショー見学のため16~17日の更新はお休み致します

2014-05-15 19:17:44 | Ferrari250TR NART 1958
English Version

タイトルにも有りますが16日から17日まで静岡ホビーショーの見学とFerrari275GTB/4の納品の為に更新をお休み致します、悪しからずご了承下さい。
更新のお休みの告知をするといよいよ楽しみなホビーショーが明日に迫った事を感じますね、久しぶりにお会いする方々とゆっくりと楽しみたいですね。
さて今日の天気予報は朝から雨だったはずですが、起床して目をつむったまま屋根に当たる雨の音を探しますが・・・無音!?
おもむろに起き出して外を見るのですが道路は乾いたまま・・・。
??と思ってよく見るけど雨の姿は無しでした、朝食を食べて出勤しようと外に出ると玄関のポーチに雨がやっとパラパラと落ちてきました。
そんなに勢いよく降る訳ではなく本当にパラパラと落ちてくる車のワイパーも間欠も要らない程度でした。

しかし!アトリエに着く頃にはやっと雨らしい降り方になって夕方まで降っていました。
これで芝生も畑も一息という感じかな~。
夕方外に出て見ると芝生が久々の水をもらって喜んでいました。


さて遊びの前に仕事を進めておかなければなりません、250TRの仮組もあと少しです。
大きな所ではテールランプとボンネット関係とそのストッパーくらいでしょうか??
昨日残ってしまった後2台分のグリルメッシュとドライビングランプのステーの仮組を行なってしまいました、同じ作業内容なのでここでは繰り返しませんが・・・さすがに5台分ともなると時間がかかりますね。


今日はボンネットを何とかしてみましょう。
このボンネットは真鍮板の一枚物を叩いて作った物でおおまかに大きさは合わせてあったのですが微妙な合わせはまだ行なってなかった物です。
足らない部分は真鍮線をハンダ付けして延長し削り合わせています。

No5のシャーシはまだ裏の補強を作っていなかったので補強を付けておきました、これも素材は0.5mmの真鍮線です。
実車ではこのパイプに合わせてアルミの板を巻いて作っていたはずですね・・・凄く器用な職人さんがいたんですね~。

皆さん、250TRのボンネットってヒンジが無いのを知っていましたか?
恐らく無いんですよ、実車画像を探してもヒンジが付いていてボンネットが開けられている物は存在していない様です。
CMC製のモデルをモデルをモデルを見てみると前側には2本のステーが出ていましてボディの下側に差し込んで前側を固定する様な構造になっています。
後ろ側は例の金属製のロックと革製のベルトで固定されるのです。
2本のステーの取り付ける為に斜めに穴をあけました。
斜めに穴を開ける場合は十分注意して開けないと刃を折ってしまいますので気を付けましょう(笑)

ボンネットのバルジの前側にはエンジンの吸気用のフレッシュエアーを取り入れるインテークを作ります。
1.0mm程の穴をあけておいてヤスリで広げます、この作業はそう難しく無いのですが大き過ぎ無い様にしたいですね。

メッシュはラジエターの前の部分に使った物よりも細かな物を使います、半月状にカットしておいて何時もの矢坊主を使ってプレスすればボンネットの裏にも馴染みます。

こんな感じですね・・・ボンネットの厚みを削っていないのでメッシュの部分に少し段が目立ちます。

開口部の板の厚みは薄く見える様に内側をダイヤモンドビットを付けたリューターで削っておきますと後でメッシュを付けた時に厚みが目立たないので良いですよ・・・随分違うと思いませんか?

ボディに付けてみました
まだボディカラーが塗ってないので雰囲気がよく分りませんが、一段と完成に近づいた様に思います。

ついでのライト前側の凹みもペーパーをかけてならしておきました、サフ塗装後でも良いかもしれませんがなるべく早い段階で整えておきたい物です。