Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

今日は気温が何度有ったんでしょう??

2014-05-13 18:03:29 | Ferrari250TR NART 1958
English Version

先日まで寒いと思っていましたが今日は一転して暑くなりましたね。
山陰は山の陰と書きますが今日に限っては陰どころか半袖のシャツがほしい位暑かったですね。
私はまだ半袖のシャツを着ていなかったのでちょっと暑過ぎました。

さて今日も250TRを作ります、これからはボディ前半部のディティールを追加してゆく事になります。
まず手始めにフロントのインテークの中に有るメッシュとドライビングランプを何とかしたいですね。
インテークの中は本来メタルが詰まっていたはずですがエンジン付きにする為にこの部分をくり抜いてしまいましたのでメッシュを支える物は何も有りません。
実車ならメッスからステーが出ていてビス止めかなにかでボディに取り付けてあると思いますが模型では取付け強度も必要になってきますので止め方を考えなければなりません。
内側の縁に沿って凸状に受けを付ける方法も有りますが前から見た時にメッシュの奥から光が入ると縁の部分がやたらと厚く見えてしまいます。
今回はインテークの中側の上下に細い真鍮線を渡しておいてそれにメッシュを接着する事に致しました。
これならメッシュの奥に有りますから見え難いのではないかと思います。
真鍮線は上下に貫通させておきハンダ付けをすれば強度も抜群では無いかと思います。

メッシュの枠は1台づつ形状を合わせて作ります、メッシュに枠を取付けるのはハンダ付けをします、ハンダが多いと中のメッシュにも流れてしまいますから程々に・・・。

メッシュをハサミでカットしてまわりをヤスリで整形して整えました。
メッシュはファンネルのカバーとかと比較すればかなり荒いメッシュになりますがラジエターに当たる小石を遮る為の物ですからこの程度の荒さになります#60くらいでしょうか?

ボディに取り付けてみるとメッシュの荒さは丁度良い感じがしますね。
なかなかカッコ良い!!

メッシュが入るのを確認したら上下に渡した真鍮線をハンダ付けします。
メッシュの大きさを確認してからでないとインテークの内側を削るのが難しくなりますからね、物には順序が有りますよ(笑)

次はドライビングランプの取付け方ですね。
このドライビングに付いては同じ車でも装着している写真としていない写真が有ります。
どうやら予選の時には装着していなかった車も有る様でして本選ではナイト走行の為に取付けられた様です。
ランプ自体はいつもの様にアルミ板をプレスして作るのですが取付けにはこの様なステーを作ってみました。
丸いのは洋白線を丸めた物で外径は3.5mm程有ります、これに0.5mmの取付けステーをハンダ付けしておきましょう。

1台に付き2個ずつ作りました・・・

メッシュの前側のインテークに穴を開けてステーを差し込んで接着しますと丁度良いですね。
先ほど取付けたステーの下側にはボディがアルミなので金属疲労をしない様に補強のプレートを入れておきます。


これで後残りの4台も同じ工程で制作を進めましょう。