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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

なぜ?なに?ハウステンボスその4

2007年04月07日 22時50分29秒 | ハウステンボス雑感
「今回はハウステンボスの道に付いてじゃ!
此処の道には煉瓦と石が敷かれておるのじゃが、これはどうしてか解るかね?ハウス君。」

「えっと…景観を良くする為…じゃないんですか?テンボス博士。」


「うむ、まぁ、それも有るじゃろうが…1番の理由は、やはり環境の為なのじゃよ。
 雨が止んだ後に場内を散歩すると、大きな水溜りをあまり見掛けない事に気付くじゃろ?」

「そう言えば…他の街の場合、酷い時には足首まで嵌ってしまう様な水溜りが、頻繁に道路で見られるのに…どうしてかなぁ?」

 
「それは此処の道がコンクリート敷きでなく、煉瓦敷きや石畳になっておるからじゃよ。
 雨水は煉瓦や石畳の隙間から地中に染み込んで行く。
 染み込んだ雨水は砂や大小の石、或いは地中に棲むバクテリア等によって、不純物が取り除かれる。
 そして浄化された雨水は、自然石の護岸から、運河に染み出して行く様なっておるのじゃ。
 この為、地表を流れて汚れた雨水が、直接運河に流れ込む事が無いのじゃよ。」

「土の道だと水を吸い込んでも泥んこグジャグジャで、人が通るのには不便だし…。
 …そうか!煉瓦敷きや石畳なら通りも良くする上に、そんな効果も期待出来るんだね!」


「そうじゃ!地表をコンクリートで覆い尽くせば人間は歩き易いじゃろうが、その下の土は死んでしまう。
 水はけも悪くなるから、あちこちに水溜りが出来て、そこにボウフラが湧き、蚊の大発生にも繋がる。」

「そう言えば最近、よく蚊に喰われるなぁ。
 やっぱり増えてるのかなぁ?」

 
「都会では蚊の大発生が起きているらしいの。
 これには蚊等の小さい虫を食用にする、トンボやクモ等の数が減少しているといった理由が有るじゃろう。
 代わりに都心ではコウモリが出没するようなって来ておるのじゃ。」

「ええ!?コウモリが!?
 言われてみれば、トンボを此処最近見掛けなくなっちゃったな…。
 何で減ってしまったんだろう?」

 
「綺麗な河が減ってしまったせいじゃよ。
 地表に染み込んだ雨水は土中にて浄化され、やがて河の流れに変り、トンボ等は安心してその清い流れの中に産卵する。
 生まれた命の多くは、クモ等の小さい虫を食用とする生物達に喰われ、残された僅か一握りの物達が、その命を未来へと繋いで行く。
 一部の生物のみが大発生している状況は、こうした正しい連鎖が途切れている証拠じゃ。」

「…そうか、都会で蚊やコウモリが大発生しているのは、元を正せば道にコンクリートを敷いてしまった事から来てるんだね。
 1つ歯車が欠けただけでも、自然は大変な事になってしまうんだなぁ。」


「此処の煉瓦の殆どはオランダで焼かれた物で、なんと約1,000万個も使用されているそうじゃ。
 オランダの煉瓦を使った理由は、特に水はけに優れているからだそうじゃよ。
 ハウステンボスが街に煉瓦や石を敷いているのは、ただオランダの真似をしているからではなくて、自然本来の自浄能力を生かすという、大きな目的の為からでも有るんじゃな。」




…私の友人の実家の在る「高○○」では、本当にコウモリが飛び交っていてびっくりした。
住民はもうすっかり慣れとるようで、友人に聞いたら「コウモリくらい何処でも居るだろう?」なんて返されたり。
…普通山ん中にでも行かないと、見かけないよねぇ?(汗)

都心の蚊の大発生については、「ヒートアイランド現象」から来ているらしく。
気温が上って卵が孵化し易い状況を作ってる訳ですな。

道路にコンクリートが敷かれてる事で熱が逃げて行かず、都心の亜熱帯化に拍車をかけとるらしい。(恐いですね)



記事上の写真は、『その2』で紹介した、ハウステンボス・ジオラマの夜バージョン。(今一な写真で御免なさい)

細かい演出として、照明が消える順番が、リアルに合せてあるという。
ニュースタッドやミュージアムスタッド等が最初に消えて、最後はスパーケンブルグ辺りが消える。
段々と消えてく明りに、ジオラマと言えど、1日の終りを感じます。





【ハウステンボスと私の馴れ初め話その4】

その3』の続き。

友人達を誘ってハウステンボスに何となく行く事にした私。
旅行会社をあちこち覗いては、お安いパック旅行を探したのでした。

しかしこれが中々見付らない。
未だオープンして2~3年の内は、ハウステンボスはかなり人気が有って、高いパックばかり売り出されてたのですね。
オフでも園外ホテル1泊2日で5万以上は当り前だったのだ。(園内になんて、とても宿泊出来そうになかった)

それじゃ高過ぎ、せめて5万以下のものをと探したらば…有ったんですよ、園外ホテル1泊2日でギリギリ4万円台ってお値段で。
で、早速友人達に連絡して日を決め、旅行会社に予約お願いした。

……したら2ヶ月先の予約だってのに、「もうホテルの空室御座いませ~ん」と来た。(汗)

「ハウステンボス1泊2日で4万円台パック旅行なんて、お買得過ぎますよ、お客さん!」とは、当時の旅行会社の方の弁。

今じゃ信じられない話ですが、昔は予約を取るのも大変な程、ハウステンボスは人気が有ったのですよ…。

今だったら1ヵ月切って申し込んだって間に合いますよ、しかもオフなら東京~園内ホテル2泊3日で4万円台で。(ふっ…)

こうして、私のハウステンボス初旅行計画は潰えたのでした…。


【続】





本日~6/17迄『ガラ・フローラ』開催!

チューリップに引き続き、薔薇が街を彩ります♪

チューリップ祭も今日までは開催してるので、今日~明日と行かれる方は、両方の景色が楽しめる訳ですな。(ウロウロさん、楽しんでます~?)


そして既に何度か記事に書いてますが、4月からパスポートが変更致しました。


『パスポート』&『入場チケット』のみと、非常に判り易いものになりまして……やっぱ自分だけでなく、皆今迄の体系じゃ判り辛いと思ってたっつう事ですな。(笑)

但し書きを付けなくちゃならない状況ってのは、「判り辛い」事を実証してる訳ですから、これからも但し書きを極力減らす方向に行って欲しいなぁと。


07年4月現在のチケット体系は下記の通り――


『入場チケット(入場・無料施設利用)』…大人3,200円、中・高生2,000円、4歳~小学生1,000円

『パスポート(入場・無料施設に加えて、パス対象施設も利用可能)』…大人5,600円、中・高生4,400円、4歳~小学生3,400円

『ムーンライト入場チケット(17:00以降のハウステンボス入場&無料施設利用のみ可能)』…大人2,000円、中・高生1,000円、4歳~小学生500円


――他『年間パスポート』、入場券を別個に持ってる方用に『パスカード』等も有りますが、一般的には↑の3つから選択するようなるでしょう。


今迄と違い、オフィシャルホテル宿泊者は、滞在中は続けてパス利用が可能になったそうな。

これはかなり思い切ったな~と。
連泊する程お得感を持てる様にして、連泊者を増やそうとの考えからでしょうが。
客側からすれば非常に有難い変更で御座いますがねv

尚、ハウステンボスオフィシャルホテルとは、場内ホテル、ハウステンボス・ジェイアール全日空ホテル、ホテル日航ハウステンボス、西海橋コラソンホテルの事で、ホテル・ローレライは含まれておりません。

またホテル日航ハウステンボス、西海橋コラソンホテルに関しては、2日目以降利用する場合、再入場料というのが掛かります。

詳しくは公式サイトの(http://www.huistenbosch.co.jp/access/ticket/official.html)で。

ハウステンボス・ジェイアール全日空ホテルの場合は、2日目以降利用する場合も無料なのですが、場外ホテルという事で再入場証をフロントに発行して貰う必要が有ります。


潔くパスポート値上げを行ったのが偉い。(笑)

判り辛いよかずっと良いですよ。

新施設もちゃんとパスポートで利用出来るのも嬉しい。

…後はキッズファクトリーやキンダージム等も、出来得る事ならパス対応にして欲しいんですが…。(小さい子供を連れて来る方の為に)


そういや…『PIAA』が明日で閉店してしまうそうで。(残念)
店内飾られたあの派手なサーキットカーが観られなくなるのは非常に寂しい…。

替りにどんな店が入って来るのだろう?
…何となく『島』が出戻りそうな気がするんだが…。(気のせい?)(笑)
コメント (6)
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