――シリーズ中最も盛り上がったラストだったかも知れない。
――ピヨウゥゥーーーーーン…!!
――キーーン!!
――――ポワーーーーン…♪
ジャーンジャジャッジャジャジャジャ~~~ン♪
――ドドンドドッドンドドドン♪
ジャ~~~~ン♪――トゥルンルトゥルンルトゥルンルルゥ~~~~~ン♪
(キラッキラッ♪ キラッキラッ♪ スター♪ スター♪)
(キラッキラッ♪ キラッキラッ♪ スター♪ スター♪)
そぉらのかぁなたからやぁって来るぅ~♪(パッパパァラ♪)
かぁぜのなぁかから・あ~らわれるぅ~♪(パ・パァ~♪)
くぅものう~えからこぉえがするぅ~♪(パラララ♪)
せぇ~い~ぎぃ~~♪ の声がぁ~~♪
――チャチャチャンチャチャチャン♪
あっつく熱く♪(トゥルルンルン♪)こっころ燃やす♪(トゥルルンルン♪)
あ~~~れぇ~はぁ~オタスケマァン♪
行っくぞ行くぞ♪(トゥルルンルン♪)倒せ倒せ♪(トゥルルンルン♪)
あ~~・くの♪ オジャママァン…♪
――チャッチャチャチャチャン♪
ヒ・カ・ル・と・ナァナとぉ~~♪(チャチャチャチャン♪)
な・な・つ・の・メェカがぁ~~♪(チャチャチャチャン♪)
れ・き・しぃ・を・守る為ぇ♪
タイムパトォロールゥ~~~~~♪
…テレレレ♪
助けに来ったっぞ!(オタスケー♪)
助けに来ったっぞ!(オタスケー♪)
あ~ざやぁか♪ 軽…やかぁ~♪
オ・タ・ス~…ケ・マ~~~ン♪
「エエカッコするなよなぁぁ!!」
――パ~パ~パン…♪
1980年2/2~1981年1/31迄フジ系で放映された、タツノコプロ制作『タイムボカンシリーズ』の第4作目。
正式タイトルは『タイムパトロール隊オタスケマン』…シリーズ中最も長いタイトルかと。
OPタイトルは『オタスケマンの歌』、作詞&作曲は山本正之氏、編曲は神保正明氏、歌ってるのは作曲者本人である山本正之氏&少年少女合唱団みずうみの皆様。
この作品OPから三悪中の自称天才(←いや実際天才だったと思うけど)キャラが、ツッコミをかましてくれるようなったのですね~。
時は未来(多分)――
歴史を改竄し自分達の名を残そうと企む『オジャママン』と、その企みを阻止して歴史を守ろうとする『オタスケマン』の対決が話の主軸。
実は『オジャママン』も『オタスケマン』も、同じ『タイムパトロール隊』に所属している言わば同僚なのですが、最終回まで互いの正体には気付かないままという。
表向きには『オジャママン』も『タイムパトロール隊』として歴史を守る立場なのですが、謎の悪者『トンマノマント』に囁かれて毎回悪事を働く訳です。
今シリーズは何時もの悪玉トリオにプラスして、大きなお姉さんファンを意識してか、『ゲキガスキー』なる二枚目エリートキャラが参入。
最終回ははっきり言って活躍を攫ってました。
ちなみに声はテーマソング歌ってる山本正之氏。
前作から引続き、声優としても参加した訳ですが、演技はどうしたって素人。
ただ惚けた声質が幸いして、作品に良い味を付けてた気がします。
元より制作スタッフをそのままキャラとして出演させるよなシリーズでしたから、キャスティングも遊びの内だったんだろうな~。
この作品から本放映観てましたね。
だから今でも朧気に最終回覚えてるんですよ。
小さい子供だったんで、三悪が宇宙の塵となる結末には、ショックで体が固まったものです。
――しか~し!じ・つ・は…!
それだけでは終らなかった事が、この年になって漸く解ったり。(笑)
今丁度ヤフーで、08年1/31迄無料配信されてるんですよ。(→http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00012/v01073/)
もし当時自分の様にショックを感じたまま大人になった方がいらっしゃいましたら、御観賞をお勧めします。
ま~なんつうか…「スタッフ性質悪いぞ」と言いたくなりました。(笑)
前作迄と比較して、対象年齢上げられてる気がします。
ヒーロー&ヒロインの設定も大人びてるし、大きなお姉さんが好みそうな金髪美形の悪役なんてのも登場してる。
そして何と言ってもこのオチ。
こういうオチで「小さい子供だけを狙ってた」とは思えない。
『ガンダム』ヒット以降、TVアニメは確実に対象年齢を引上げて制作されるようなりました。
『ガンダム』がヒットしてアニメ雑誌が続々と刊行されるようになり、アダルトなアニメファンも存在してる事を制作者側が知ったからじゃないかなと。
元より制作者の方としては、大人向けの作品も制作したかったんだろうなと…これまでのアニメ史見てて感じられるんですよ。
そこへ持って来て、アニメ雑誌を通してファンの声が聞えるようになった。
スタッフを発奮させる大きな要因となっただろうな~と自分は考えるのですよ。
――ジャ~~ン…♪
悪のぉ~~仲間ぁはぁ~♪ 切ない~~…ものよぉ~~♪
――ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~~ン…♪
所詮~~かしぃ~らはぁ~~♪――ジャ~~ン♪トン~マノォ~~♪ マントォ~~~…♪
――パラパパァ~パン♪
それでもぉ~♪ それぇ~でもぉ~♪
――パパヤ♪
やらねばぁ~~ぁなぁ~らぬぅ♪
――パパヤ♪
オタスケ~♪ マ~ンを~♪
倒すぅ・たぁめぇ~~~♪――パパヤパヤン♪
痴話げぇ~んかもぉ~~~♪
…ルルルルルゥ~~~~♪
偶にはやるのさぁ~~~~♪
行けっ♪(ペェン♪)行けっ♪(ペェン♪)あっくのトォリオ~♪(ペペェン♪)
目指せっ♪(ペェン♪)目指せっ♪(ペェン♪)オジャママン~♪(ペペェン♪)
薔薇色のぉ~♪(タタタラ♪)薔薇色のぉ~♪(タタタラ♪)
あ・くぅ・の・せぇ・かぁ~い~~~~♪
――ジャカジャン…♪
EDタイトルは『がんばれオジャママン』、作詞は内間稔氏、作曲は山本正之氏、編曲は神保正明氏、歌ってるのは作曲者の山本正之氏。
実はED2作目で、映像はED第1作目のと同じだったり。
なして変更したかっつうと…第1作目のED『アーウー・オジャママン』と言うのは時の首相「大平正芳」氏の口癖をパロって作詞したものだったのですが――
――タイミング悪くお亡くなりになってしまいましてな!
大人の事情が発動して、急遽変更する破目になったらしく…。(汗)
珍しく山本正之氏が作詞でない理由も、そこからだろうか??
ちなみに自分がこっちを採り上げた理由は、無論大人の事情等ではなく、単にこっちのが好みだったから。(けど歌詞は1作目のが面白いかもな~)
歌詞にも有りますが、それ迄の作品と違い、痴話喧嘩の末仲違いしたり、正義の味方が悪側に付いたり、三角関係が発生したりと、キャラのドラマを深く掘り下げる話が多かったです。
キャラの経歴まで明らかにされたり…こういった事はそれ迄あまり観られなかった描写なんですよ。
また三悪や正義の味方だけでなく、他タイムパトロール隊の皆様も、連続してパカパカ出演したりな。(モデルは全員スタッフだったりするらしく)
最終回はパトロール隊の皆様全員でカーテンコール…実に人口過密度の高い作品で御座いました。
ギャグからドラマティックへ…シリーズの転換点に当る作品だったかも知れんなぁと。
そういや『ヤッターマン』では悪の首領役だった滝口順平氏が、この作品では「東南長官」なる正義側のキャラでした。(タイムパトロール隊の長官)
…ヤッターマンでの「オシオキだべ~!」のイメージが強かったもんで、妙に違和感持ってしまったよ。(笑)
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&タツノコプロ公式サイト。
――ピヨウゥゥーーーーーン…!!
――キーーン!!
――――ポワーーーーン…♪
ジャーンジャジャッジャジャジャジャ~~~ン♪
――ドドンドドッドンドドドン♪
ジャ~~~~ン♪――トゥルンルトゥルンルトゥルンルルゥ~~~~~ン♪
(キラッキラッ♪ キラッキラッ♪ スター♪ スター♪)
(キラッキラッ♪ キラッキラッ♪ スター♪ スター♪)
そぉらのかぁなたからやぁって来るぅ~♪(パッパパァラ♪)
かぁぜのなぁかから・あ~らわれるぅ~♪(パ・パァ~♪)
くぅものう~えからこぉえがするぅ~♪(パラララ♪)
せぇ~い~ぎぃ~~♪ の声がぁ~~♪
――チャチャチャンチャチャチャン♪
あっつく熱く♪(トゥルルンルン♪)こっころ燃やす♪(トゥルルンルン♪)
あ~~~れぇ~はぁ~オタスケマァン♪
行っくぞ行くぞ♪(トゥルルンルン♪)倒せ倒せ♪(トゥルルンルン♪)
あ~~・くの♪ オジャママァン…♪
――チャッチャチャチャチャン♪
ヒ・カ・ル・と・ナァナとぉ~~♪(チャチャチャチャン♪)
な・な・つ・の・メェカがぁ~~♪(チャチャチャチャン♪)
れ・き・しぃ・を・守る為ぇ♪
タイムパトォロールゥ~~~~~♪
…テレレレ♪
助けに来ったっぞ!(オタスケー♪)
助けに来ったっぞ!(オタスケー♪)
あ~ざやぁか♪ 軽…やかぁ~♪
オ・タ・ス~…ケ・マ~~~ン♪
「エエカッコするなよなぁぁ!!」
――パ~パ~パン…♪
1980年2/2~1981年1/31迄フジ系で放映された、タツノコプロ制作『タイムボカンシリーズ』の第4作目。
正式タイトルは『タイムパトロール隊オタスケマン』…シリーズ中最も長いタイトルかと。
OPタイトルは『オタスケマンの歌』、作詞&作曲は山本正之氏、編曲は神保正明氏、歌ってるのは作曲者本人である山本正之氏&少年少女合唱団みずうみの皆様。
この作品OPから三悪中の自称天才(←いや実際天才だったと思うけど)キャラが、ツッコミをかましてくれるようなったのですね~。
時は未来(多分)――
歴史を改竄し自分達の名を残そうと企む『オジャママン』と、その企みを阻止して歴史を守ろうとする『オタスケマン』の対決が話の主軸。
実は『オジャママン』も『オタスケマン』も、同じ『タイムパトロール隊』に所属している言わば同僚なのですが、最終回まで互いの正体には気付かないままという。
表向きには『オジャママン』も『タイムパトロール隊』として歴史を守る立場なのですが、謎の悪者『トンマノマント』に囁かれて毎回悪事を働く訳です。
今シリーズは何時もの悪玉トリオにプラスして、大きなお姉さんファンを意識してか、『ゲキガスキー』なる二枚目エリートキャラが参入。
最終回ははっきり言って活躍を攫ってました。
ちなみに声はテーマソング歌ってる山本正之氏。
前作から引続き、声優としても参加した訳ですが、演技はどうしたって素人。
ただ惚けた声質が幸いして、作品に良い味を付けてた気がします。
元より制作スタッフをそのままキャラとして出演させるよなシリーズでしたから、キャスティングも遊びの内だったんだろうな~。
この作品から本放映観てましたね。
だから今でも朧気に最終回覚えてるんですよ。
小さい子供だったんで、三悪が宇宙の塵となる結末には、ショックで体が固まったものです。
――しか~し!じ・つ・は…!
それだけでは終らなかった事が、この年になって漸く解ったり。(笑)
今丁度ヤフーで、08年1/31迄無料配信されてるんですよ。(→http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00012/v01073/)
もし当時自分の様にショックを感じたまま大人になった方がいらっしゃいましたら、御観賞をお勧めします。
ま~なんつうか…「スタッフ性質悪いぞ」と言いたくなりました。(笑)
前作迄と比較して、対象年齢上げられてる気がします。
ヒーロー&ヒロインの設定も大人びてるし、大きなお姉さんが好みそうな金髪美形の悪役なんてのも登場してる。
そして何と言ってもこのオチ。
こういうオチで「小さい子供だけを狙ってた」とは思えない。
『ガンダム』ヒット以降、TVアニメは確実に対象年齢を引上げて制作されるようなりました。
『ガンダム』がヒットしてアニメ雑誌が続々と刊行されるようになり、アダルトなアニメファンも存在してる事を制作者側が知ったからじゃないかなと。
元より制作者の方としては、大人向けの作品も制作したかったんだろうなと…これまでのアニメ史見てて感じられるんですよ。
そこへ持って来て、アニメ雑誌を通してファンの声が聞えるようになった。
スタッフを発奮させる大きな要因となっただろうな~と自分は考えるのですよ。
――ジャ~~ン…♪
悪のぉ~~仲間ぁはぁ~♪ 切ない~~…ものよぉ~~♪
――ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~~ン…♪
所詮~~かしぃ~らはぁ~~♪――ジャ~~ン♪トン~マノォ~~♪ マントォ~~~…♪
――パラパパァ~パン♪
それでもぉ~♪ それぇ~でもぉ~♪
――パパヤ♪
やらねばぁ~~ぁなぁ~らぬぅ♪
――パパヤ♪
オタスケ~♪ マ~ンを~♪
倒すぅ・たぁめぇ~~~♪――パパヤパヤン♪
痴話げぇ~んかもぉ~~~♪
…ルルルルルゥ~~~~♪
偶にはやるのさぁ~~~~♪
行けっ♪(ペェン♪)行けっ♪(ペェン♪)あっくのトォリオ~♪(ペペェン♪)
目指せっ♪(ペェン♪)目指せっ♪(ペェン♪)オジャママン~♪(ペペェン♪)
薔薇色のぉ~♪(タタタラ♪)薔薇色のぉ~♪(タタタラ♪)
あ・くぅ・の・せぇ・かぁ~い~~~~♪
――ジャカジャン…♪
EDタイトルは『がんばれオジャママン』、作詞は内間稔氏、作曲は山本正之氏、編曲は神保正明氏、歌ってるのは作曲者の山本正之氏。
実はED2作目で、映像はED第1作目のと同じだったり。
なして変更したかっつうと…第1作目のED『アーウー・オジャママン』と言うのは時の首相「大平正芳」氏の口癖をパロって作詞したものだったのですが――
――タイミング悪くお亡くなりになってしまいましてな!
大人の事情が発動して、急遽変更する破目になったらしく…。(汗)
珍しく山本正之氏が作詞でない理由も、そこからだろうか??
ちなみに自分がこっちを採り上げた理由は、無論大人の事情等ではなく、単にこっちのが好みだったから。(けど歌詞は1作目のが面白いかもな~)
歌詞にも有りますが、それ迄の作品と違い、痴話喧嘩の末仲違いしたり、正義の味方が悪側に付いたり、三角関係が発生したりと、キャラのドラマを深く掘り下げる話が多かったです。
キャラの経歴まで明らかにされたり…こういった事はそれ迄あまり観られなかった描写なんですよ。
また三悪や正義の味方だけでなく、他タイムパトロール隊の皆様も、連続してパカパカ出演したりな。(モデルは全員スタッフだったりするらしく)
最終回はパトロール隊の皆様全員でカーテンコール…実に人口過密度の高い作品で御座いました。
ギャグからドラマティックへ…シリーズの転換点に当る作品だったかも知れんなぁと。
そういや『ヤッターマン』では悪の首領役だった滝口順平氏が、この作品では「東南長官」なる正義側のキャラでした。(タイムパトロール隊の長官)
…ヤッターマンでの「オシオキだべ~!」のイメージが強かったもんで、妙に違和感持ってしまったよ。(笑)
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&タツノコプロ公式サイト。