kotoba日記                     小久保圭介

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手を使うな

2019年09月15日 | 生活詩
思考なんてするな
思えばいい
一瞬だけ
それが正しい

継続なんてするな
今行きたいところへ
足は向かってゆくようにできている
定型って何だ
誰が作った
それはお前の立法か

知らないヤツと
知らない話をするんだ
何かを得ようなんて考えるな
そのうち
嫌でも体にまとわりついて
消えない匂いになってゆくんだ

砂の上を歩てみなよ
どれだけ歩きにくいか
裸足でやってみなよ
足跡くらいはつくだろうが
すぐに風に消え
雨で流され
おまえの記録なんて
どうでもいいことだ
って気づくだろう

気の向くことだけをしなよ
それが幸せの揩ネんだ

悪いやつらと付き合うなって
誰に教わった?
教師か? 親か?
ふざけるなやつらが一番くせ者だ

反逆なんてするなよ
勝手にしてれば
嫌でもパトカーが追ってくる
光栄じゃないか
生きてるって感じがあるだろう
老律は破るためにあり
新律は叩き壊すためにある

自由に生きろだって
笑わせるな
森の中の自由な連中を見てみろよ
今日生きてゆくだけで必死さ
生きてくことは楽じゃない
苦しく悲しいだけだ
だから頭を使え
そのために足はある
手を使うな
足で知るんだ
真実なんて馬鹿なことを言うまえに
あの木まで行くんだ
そして祈れ
泡立ったスープが飲めますようにってな






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