kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

映画『ジョーカー』

2021年11月06日 | 映画
  


夜になって
腰イタ星人がだんだん
弱くなってきたので
気力が戻る
疲れも取れ
体も温まった

こんな時に
見る映画ではないけれど
アマゾンプライムで見られるので
早速
見たかった
『ジョーカー』を拝見

いやはや
奥深い

見たいと思ったきっかけは
以前
思想家だったか誰だったか
映画『ジョーカー』のような悪を言っていて
そうか見てみたいな
と思ったこと

もう一つは
京王線で起きた
電車内での放火と無差別殺人事件
容疑者は「映画『ジョーカー』になりたかった」
と供述
服装もジョーカーを真似ていたという

ただ
映画を見て
カンヌで賞をもらい
世界興行金額が凄いという
それほど
たくさんの人が見ている
ヒット映画とは知らず

これはまず
重層的で
一個人の生い立ちの不遇だけではなく
80年代の病んだアメリカを描いている
ということは
現代を描いている
そのことは
役者の演技の巧さよりも
さらに強烈に
迫ってきた

京王電車の事件も
当日はハローウィンの仮装した人たちが
たくさん乗っていると想像したと若き容疑者は供述
映画そのまま
のちに
若い子を持った親が
いつ自分の子供が
無差別殺人をして
死刑を望むのか
不安だという記事さえ上がった

目の前で人が唐黷トいても
写真を撮る
これを
病んだ時代
先進国の病気といわずして
なんというのか

そこを
描いた
映画であり
精神障害者への
福祉の限界
虐待のトラウマ
社会の貧富の差から
攻撃的になる民衆の
群集心理の浮ウ
インフルエンサーとしての
ジョーカーへの賛美
仲間からの裏切り
あらゆる
負を背負った男、ジョーカー
途中で
世の不条理に立ち向かう姿に
わたしも「頑張れ、ジョーカー」
と思ったほど
説得力ある物語

ここまで凄い映画を
腰イタ星人が弱まった夜に見て
悪夢を見ないわけがない

明日はライトな映画を見よう

でもこの映画
必見間違いなし
凄いです
みんな見てね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする