kotoba日記                     小久保圭介

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ウサギ事件

2021年11月15日 | 生活
  


早朝
薄着でないのに
寒い
電気毛布もついている

起床
理由明らか
二階の窓
全開

みなとみらい
に行く

---

ヨコちゃんの話で
また大笑い

ヨコちゃんが小学一年生
山で仕鰍ッをして
野ウサギをのべ
三匹捕獲

鶏小屋
半分のところに金網を張り
ウサギ小屋を作る

毎日
山に行って
通称『うさぎの耳』という草を取る
ウサギの餌の草

毎日
世話をして
かわいがっていた

ある日
学校から帰る
ウサギ小屋に行く
ウサギ三匹がいない
あたりに毛が落ちている
不思議に思った

母に尋ねる
「うさぎは?」
「みんなの腹ん中だよ」
みると
居間に
二十人くらいの男衆が
酒を飲んで騒いでいる
もちろん
父もいる
「ウサギ!」
ヨコちゃんは叫ぶ
「弁償しろ!」
ヨコちゃんは怒る、叫ぶ

「また取ってこいよ!」
酔った男衆たちは
小学生をからかう

もうこれが笑わずにいられるか
「あのさあ、ヨコちゃん。やっぱり泣いた?」
「泣くわさ! 馬鹿野郎、あいつら昼間っから酒のみやがって」
そうヨコちゃんが言っても
何だか笑える
「何が『また取ってこいよ』だ。二度と取ってこんわ!」

すでにあれから50年
ヨコちゃんの妹二人の体のどこかに
そのかわいいウサギの肉の
栄養素が残っているかも
とは
言えなかった(笑)

ーーー



先進国の飽食
8億人が飢餓
牛肉を食べないことにした
「小久保さん一人が牛肉食べなくなっても変わらないと思うよ」
と淡々さんが言う
「……」
「ナンタラカンタラ」
と気落ちしたわたしに
淡々さんが慰めの言葉を発したけれど
それがまったく慰めにもなっていず

しかし
淡々さんの言う通り

以前
映画監督の岩井俊二氏が
何かをやって社会をよくしようと
行動している若者たちに向かって
「あなたたちのやっていることはまったく無意味だ」
と発言
それを見ていた
頭が良い友達いわく
「凄くキツイこと言うんだよねえ」
と岩井俊二氏に同感を込めて
言っていた

やり方を変える
それを淡々さんも言っている

---

電話で今でも
「もしもし」
と言う
それって変

「申し申し」
が始まり

ずっと前
先生が教えてくれた

「もしもし」


言わないところがある
「もしもし」


帰宅
スーパーへ

日本沈没
見る
うん
面白くなってきた









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