kotoba日記                     小久保圭介

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無垢の歌、経験の歌

2007年08月24日 | 生活




こういう絵を貼ったトラックが信号待ちで止まった。
で、絵をじっと見て、運転手が僕を見るのを待った。
で、「写真撮っていいですか?」
と携帯を出してメ[ズをとる。
「オーケー」と運転手、無表情で。
で、バシャ。
信号が変わる。
トラックは行く。
トラックのバックには、
もっとでっかい七福神が描かれてあった。
しまった! と思った。アレも撮りたかった。
昔、トラック野郎ってのが流行って、
そりゃあもう、ド派手なトラックが多かった。
今はずいぶんおとなしい。
でも、やっぱり、面白い絵や、派手な装飾、
何より、面白い言葉が書かれてあると、
楽しい。文化って、こういう所にある、って思います。
先日は、トラックの後ろに、
「貧乏人を助けろ!」
とあった。まあ、松樗~で言ったら、窒ナすね。
ここで書けないぶっとんだ文字もたくさんあるし、楽しい。

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この俗世間にまみれると、
この俗世間しか見えなくなる。
たとえば、生まれた子供、幼少の時は、
大人が見えていないものを、
見る能力があるという。
子供は、何かじっと見ている時がありますね、幼少時。
それは、何か。
大人の目では見えない何か。

あの世、この世、前の世。

この世に来たのは、
自然発生的なこと。

前の世で生きていたとすれば、
ヒトはそれを忘れさせられて、
リセットさせられて、
生まれてきている。
だから、来世も、
この世をリセットさせて、来るというか、行くはず。
でも、
幼少時は、
まだ100%リセットされていない。
記憶をなくし、
新たなこの世、
俗世のしきたりを覚えるのだ。
「無垢の歌、
経験の歌」、だ、
<Eィリアム・ブレイク風にいえば。
コメント
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