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旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ケレタロ~サンタクルス修道院と

2018-11-23 17:17:17 | メキシコ
メキシコは花々からしてカラフル。この花は何?

修道院の小さな中庭に水道橋の最後の部分が見えた↓

水道橋がたどりつく丘の上のサンタクルス修道院。
ガイディングツアーに参加して見学するスタート予定時間を三十分以上遅れて、どどっと入場した。

水道橋の運んでくる冷たい水を溜める場所は冷蔵庫代わりになっていた。すぐ近くにキッチンがあった↓

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17世紀、ここに住んだ修道士フラ・アントニオ・マルヒル・デ・ヘスースが、ある日持っていた杖を地面に突き刺して休んでいると、抜けなくなった。
杖は根が生え、やがて十字架の形をした棘を持つ木が生えてきた↓

彼のシンボルはその木。今も中庭に存在し、十字架型の棘がたしかにある↓

ありがたい「奇跡の棘」は大人気

メキシコシティへ行く途中、ドライブインで販売していた↓

教会にも入ってみる↓

16世紀からのものと思われる十字架。あえてキリストの姿は見せない。先住民たちの目から見ると生贄に見えてしまうから。なるほど↓

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丘の上の街。ゆるく盛り上がる道。

どこを曲がってもカラフル。

不意に出くわした胸像は↓1917年の新憲法によってえらばれた初の大統領カランサ。彼も暗殺されてしまったのだけれど↓

↓広場に立っていたこの人物は水道橋を建設したラギラ子爵↓

↓市庁舎

↓どこの街にもある「自由の鐘」↓本物をメキシコシティで見てみたい

中庭の三面に巨大な壁画↓20ペソ札のベニート・ファレス大統領

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水道橋が丘に至る場所に、歴史上の人物を顕彰する広場がある↓

真ん中には1810年当時のこの町の市長ミゲル・ドミンゲスとその妻ホセファ・オルティス・デ・ドミンゲス。体制派の一員の筈のこの二人は実はメキシコ独立支持者。

ミゲル・イダルゴを追っ手から匿い、逃がし、メキシコ独立戦争のスタート地点となる「ドローレスの叫び」への道筋をつけた。
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今晩はテオティワカン遺跡の中にあるホテルに泊まる

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