旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

宮之浦再訪~屋久島新町役場、宮之浦の「牛床詣所」

2021-07-16 10:57:53 | 国内
「新庁舎は屋久島の森林資源の展示場である」屋久島町新役場の建築コンセプトより


「人工林の地杉だけでなく、天然杉や広葉樹(クス、タブ、センȀン等)、屋久杉などをやくしまフォーラムの柱、展示家具、ベンȁ、受付窓口のカウンǿー等に特徴的に用いることを検討する。」同じく建築コンセプトより
↑上の印象的な部屋は議場になる場所↑議員数十六なら固定の椅子などなくてもじゅうぶん(^^)

職員の労働空間も開放的↑誰でも自由に入ってよい

前回2017年にはまだ存在していなかった屋久島町新役場今年十二月の旅にご参加の前回2017年には完成していなかた。今年順次月には行程にいれよう(^^)


宮之浦から少しあがった林の中に

牛床詣所(うしどこもいしょ)がある。

ご神体である山そのものに入ることが許されなかった女性たちは、ここで男たちを見送り、祈った。
かつては各集落にこういった場所があり、宮之浦なら宮之浦岳へ、春牧集落なら前岳へ、山詣りをした。

ここは神社か寺か?鳥居の向こうに仁王様がある。

江戸時代には厳密に分ける必要もなかったのに、明治の廃仏毀釈で仏教的なものはほとんど破壊されてしまった。
宮之浦の益救神社(やくじんじゃ)には破壊され埋められていた仁王像が復元してある。
※2016年12月はじめての下見の時のブログをごらんください

平成になってから復元された碑文↑「法寿」になっているが、破壊される前は「宝珠」という神道の言葉だったそうだ。
寺が復元の監修をしたのでわざとこういう間違いをしているのだとか。
ううむ…
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 屋久島下見旅余白 | トップ | 屋久島歴史民俗資料館 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。