「朝おきて、ピラミッドがみえてびっくりしたよ」と、コメントをいただいた(^^)想定した展開、このホテルを選んでよかった。下の写真で右の方に見えるのが我々の泊まった新館↓
レストランの前の小さな水に、こんなふうにピラミッドが映るのです
朝食レストランは本館とも新館とも別になった建物で、ゆったり天井も高い↓
洗練されたエジプト料理の朝ごはんは、辛すぎず、日本人はきっと気に入ります。
**さぁ、いよいよ、あこがれのピラミッドへ。ホテルからバスに乗ってすぐに到着。入場↓
いつも、いつも、見るたびに畏敬の念にうたれる。
六年間のブランクがあって、ギザのピラミッドがいかに圧倒的な建築で、他に比肩するものなどない存在なのかを、あらためて感じた。
ギザの大ピラミッドは一日の入場者を制限している↓斜面の下にあけられた「盗掘穴」から入って、途中で上の穴から続いている本当の通路に至る↓
今はもうカメラの持ち込みさえも禁止されているが、ここでは2002年に小松が撮影した写真をお見せしましょう。内部、なにも変わっておりませぬ(^^)↓
これが、盗掘穴を入っていった通路が、正式な通路にぶつかるところ↓
腰をかがめなくては進めない四角いトンネルを抜けると、いきなり「大回廊」と呼ばれる天井の高い空間に出る↓
正面にも水平に続く穴があり、かつてはそこへも入る事が許されていたが、今は閉められている↓
大回廊をのぼってゆくと、また腰をかがめる四角い通路が少しあって↓
最後に石棺のある玄室に到着する↓
発見された時にはすでに、ほぼこの状態で中身などは何もなかった。
このピラミッドがクフ王のものだと伝承はあったが、確認されたのは、玄室の上に見つかった、通称「重力軽減室」のひとつにクフ王の名前が書かれていたから。
また、クフ王の像はたったひとつ、7.5センチのモノがアビドスでみつかって、考古学博物館に展示されているが・・・※これについてはこちらに書きました
外へ出て、間近に見上げる。日本出発前には「ピラミッドに登りたい」と言っていた方も、この51°の傾斜と巨大な石を見ると、そのむずかしさをさとる↓マーク・トゥエインはガイドにひっぱられて登った話を書いていたが、その当時は落ちて死んじゃう人もいたのだとか。なるほど、そうでしょう↓
日本人で、ここに登った著名人は、現東京都知事の小池さん。カイロ大学へ留学していた当時、帰国する前の記念にと登り、なんと頂上でお茶をたてたのだそうだ↓
←バスに乗って、三つのピラミッドがきれいに見えるポイントに。こういう楽しみ方もできまする。
みんなで記念写真→ ふたたびバスに乗り、こんどは「太陽の船」を見学。それは、ピラミッドの横の穴からみつかった巨大な木材をくみ上げてみると出現した、王様があの世に行くための船、だと思われている巨大なシロモノ↓
あの、見えてくる巨大な建物内部に、ある↓
↑上の写真で左端に並べられている巨石は、船が発見された穴の上にならべられてふさいでいたもの。建物のある場所の地面に、その穴がある↓
上を見上げると、空中にうかぶように木製の巨船があった。周囲をまわるように見学ルートがつくられている↓
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第二ピラミッドに付属して建設されたスフィンクスと、葬祭殿も訪れる↓
緻密な石組の葬祭殿。思い出したのはペルーはクスコのインカの石組。その数千年前に、同様かもっと卓越していた石組をつくりだしていた古代エジプトって・・・↓ 下の写真地面には、カフラ王の座像がずらりと並んでいたと推察されている↓
スフィンクス横に出る↓
夜になると「音と光のショー」が上演され、下の写真の座席で見学する↓
圧倒される午前中の見学だった