「聖なる谷」のすがすがしい朝。このホテルはゆったりした敷地の庭を囲んでいくつかのコテージ棟が並ぶスタイル。春の朝の光をあびていきいきした花。谷を見下ろす山のその向こうにアンデスの雪の峰も少し見える。
朝食にアンデスらしいイモがいろいろ。これはアピオス種?それともアンデスの乾燥芋チューニョを水戻しして調理したもの?
シリアルになったキヌアは少し甘い味がつけてあった↓
ロビーではコカ茶がふるまわれていた↓
このあたりの標高は2900メートルほどだから高山病になる恐れはないが、気になる人はコカの葉を噛んだりお茶を飲んだりする。
**マチュピチュへの列車が出るオリャンタイタンボまでバスで三十分ほど。歩いてみたいような村をいくつも抜けてゆく。日本の農村と雰囲気が似ている気がする↓屋根の上のシーサーみたいな魔よけは牛。
見おろす山々にはインカの遺跡・石組もたくさん見られる↓
オリャンタイタンボとは、オリャンタイ将軍の旅籠という意味だそうな。ここからヴィスタドーム号でマチュピチュ村まで約一時間半、列車の旅
チケットには一人一人の名前がかかれており、いちいちパスポートと照会される。
天井にも窓のある明るい車内。アンデスの雪山が見えてくるのでちょうどよい。
車内で出されたキヌアのケーキ
川沿いにはきちんとした石組の田んぼの基礎?が見られる↓
村への橋を渡る↓
下には温泉からながれてくる川。 もともとここはアグアカリエンテス(熱い水)という名前の村だったのだ。
↑川沿いに並ぶ行列は、マチュピチュ遺跡へあがっていくシャトルバスを待つ人々。ここにならぶと三十分以上は待つだろう・・・村をしばらく徒歩観光することにした
村の中心部は十五分もあればひとまわりできてしまう。ホテルとお土産物屋とレストランがぎっしりならんでいる おもしろいゴミ箱→
中心広場に立つインカ帝国第九代皇帝とされるパチャクティ。マチュピチュという空中都市を建設したとされる↓