フィンランドの北極圏ロバニェミからヘルシンキへ、夜行列車サンタクロース・エクスプレスに乗るのはこれで何度目だろう。これだけ快適な夜行列車を他に知らない
廊下から室内を見たところ↓ベッドひとつひとつにナンバーがついていて、二つで一部屋を構成している。中には車いす対応やペットOKの部屋もある↓
カード式のカギがすでにドアにさしこんである↓内部は狭いが、ベッドの下のスペースにはスーツケースを収納することが出来る↓下の階のコンパートメント。列車は二階建てになっていて、上の階の部屋にはトイレがついている。下の階には小さな洗面台だけついていて、トイレは共同を使う。シャワーも共用。↓
↑小松がもっともスゴイと思ったのは、ハンガーのデザイン。列車が急にうごいても(ほとんどは急にはガッタンなどとはうごきませんが)、壁に当たって音をたてないようにデザインされている↑
★夜行列車でいちばん大事なのは、内装の豪華さや広さではない。
旧ソ連の「赤い矢号」のように、赤いベルベットがはってあろうと、キャヴィアが出てこようと、夜行列車の評価とは関係ない。重要なのは、いかに静かに運航できるか、ということ。この列車は連結器がガッタンガッタン音をたてることもない。走り出したのに気付かないぐらいスムーズなのである。線路そのものも優秀なだということだろう。
二階に登る階段↓
広い方のトイレには、車椅子もらくらく入れる(車いす用の部屋はこのトイレのすぐとなり)↓
哺乳瓶をあたためる専用の機械まで備え付けてあった↓
車両と車両の扉はボタンを押すと開く↓カラフルなくまさんがデザインされている↓
これは古いタイプの車両ドア↓
ダイニングカーへ行ってみた↓朝六時から朝食を↓今日は意外にすいていた↓
↓朝食セットが8ユーロ弱↓サンドイッチにジュースにコーヒー
朝九時にヘルシンキ中央駅到着↓
・・・続く