シャルトル旧市街は大聖堂だけではない。大聖堂の後ろから見下ろす小さなウール川(セーヌ川の支流)に沿って職人をはじめ一般市民が住んだ地区がある。今朝はこのあたりを歩こう。
城壁に沿って木立の散歩道がある
「記憶の小道」と名付けられて、戦没者慰霊碑があったりする。
川にはしっかりした橋がいくつもかけられている![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/48/041df357d0ef1d25299d025608a165f5_s.jpg)
大きな教会もいくつもあるが、これはすでに教会としての役割はしていない旧聖アンドレ教会・現展示会場
この場所はローマ時代の円形劇場があったそうで、その遺構もごく一部残されているそうだ。1994年に再現された中世のハーブ園におもしろい草があった
帰国後調べてみると、Artemisia abrotanum = 一般的にはSouthernwoodと呼ばれている植物で、日本語にするとニガヨモギの一種らしい。衣服につけて蛾よけになり、エキスは月経不順や寄生虫除去の薬であったと解説してあった。
おや、さっきポスターでみた展覧会、ここでやっている。作家の名前、ファーストネームはレスリーだが、姓はいったいなんと発音するのだろう?
「さかさまの世界」と題されているだけにそんな絵がたくさん
床には巨大なすごろくがデザインされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/5f/073ed1cd9436dbb2462e635d3ad71d4c.jpg)
ひとまわりして入口にくると、彼女自身が話しかけてきた。「XUEREB」という姓はマルタ島出身の夫のもので「シュエレブ」と発音するそうだ
巨大なすごろくには、元アイデアがあり、それは司教館が保管している18世紀頃の巡礼すごろくだという。彼女が見せてくれた十数年前の展覧会で公開されていた(写真に写っている本)が、通常は見られないということである。
司教館の美術館は、何人かに「そんな面白くないよ」と言われたのでまだ入った事がないのだが、一度行ってみようかしらん。
※レスリー・シュエレブさんはシャルトルにアトリエをもっている。こちらのHPから他の作品もいろいろご覧になれます。
**
川沿いにもう少し歩くと、下の街のメインゲートだったギョーム門の後がのこされている。この門がこんな姿に破壊されたのは、つい20世紀の事だ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b0/76c22ed18baa16bdaff3513e95154d6a.jpg)
第二次世界大戦中、シャルトルを占領していたドイツ軍が、ノルマンディー上陸作戦の後1944年に撤退する時、爆破したという。かつての姿は写真にも残されていて、ホテルの朝食の時、壁に飾ってあった写真がこれ![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/9f/10a0035460c74ba4fa54fbe5fe8a293d_s.jpg)
坂を上って上の町へ
周囲の家も一皮めくれば木造のところがたくさんある。
***
お昼過ぎの列車でパリへ向かう
ちょうど荷物が置ける場所
トイレのとなりですけどね。
パリが近づくと落書きもすごくなる
泥棒にあわないように気を付けなくちゃ。
モンパルナス駅から四人と荷物を載せられるタクシーで、セーヌを渡る。金色のジャンヌ・ダルクの像、このすぐ横のホテルにも泊まったっけ![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/53/489213ad8ec32d4eda30714a69ce379b_s.jpg)
オペラ座とプランタンデパートに近い小さなホテルにチェックイン![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/1c/5e40b5d4acd467c28cfda2a6c522f02a_s.jpg)
少し休憩。旧知のパリのガイドさんにお迎えしてもらって、バスでルーブルへむかった
ルーブル美術館の入場料金、今は12ユーロ。四年五年前と比べても、高くなりましたなぁ。
いとこたちがはじめてのパリだから、定番箇所もめぐる。が、何度も来ている場所でも、新しく知る事はたくさんある。この宝物室(アポロンのギャラリー)の天井画はドラクロワによるものだった![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/7c/e21ca13b9fd1b269599542d72728f19e_s.jpg)
閉館二時間前になるとずいぶん空いてくる。ダ・ヴィンチの作品もひとだかりなくゆっくり見られた
この「美しきフィレンツェ女」、はじめてじっくり見たけれど、せまってくるような存在感がある。
某映画で有名になった逆さガラスピラミッド![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/15/1ef5249fa730a0abdb69369dc859e1a4_s.jpg)
*****
夕食は陸軍士官学校近くのレストラン街へお連れいただいた。人気の店は開店と同時にいっぱいになる。七時半に開店する二軒目で気持ち良いテラス席に座った
女性のギャルソンが黒板のメニューを丁寧に説明してくださる。ワインは南仏のジゴンダス
数年前の9月に訪れた時おいしかった記憶があったので。
「ウフ・ブルゴーニュ=ブルゴーニュ風の卵」をメニューに見つけて迷わず選んだ。二十年近く前にディジョンに一週間ほど滞在し、はじめて食べたおいしい記憶が忘れられなかった。あれ以来ほんとに久しぶりにいただきました
卵の赤ワイン半熟であります。
リーク料理=下仁田ネギに似て太くてそれ自体が主役になれる食材である。フランス語でポアロ⇒ポロネギと日本で呼ばれる種類。熱を加えると甘く美味しい![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/66/28adec245830276b912990b38f1f1680_s.jpg)
ステーキ、上に焼かれた山羊のチーズが乗っている
これは赤ワインと合います。
ホタテ、バジルソース。下に敷かれたマッシュ・ポテトもおいしい![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/53/a6508b55371e0df3ad7477e5b51d257c_s.jpg)
タラは皮もよく焼けていて、食べたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/98/1d9eafee7666c3bf2649789e1316b6b0_s.jpg)
レストランを出て少し歩くと、シャン・ド・マルス。エッフェル塔が美しく見えるポイントだ。21時のキラキラライトアップに間に合った
城壁に沿って木立の散歩道がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/61/830841d4ca4978c9acbf10e6d676597c_s.jpg)
川にはしっかりした橋がいくつもかけられている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/48/041df357d0ef1d25299d025608a165f5_s.jpg)
大きな教会もいくつもあるが、これはすでに教会としての役割はしていない旧聖アンドレ教会・現展示会場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/e7/e7b567a5d85b34a58f9fd72c25c48213_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/11/9ffe40206389c689b56df4439d4100c9_s.jpg)
おや、さっきポスターでみた展覧会、ここでやっている。作家の名前、ファーストネームはレスリーだが、姓はいったいなんと発音するのだろう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/06/9478d20bc7165e53bde5eabd1e7667e9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/93/60a7d7b212a0b9a1ebfd47a5f15bb429_s.jpg)
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ひとまわりして入口にくると、彼女自身が話しかけてきた。「XUEREB」という姓はマルタ島出身の夫のもので「シュエレブ」と発音するそうだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/11/d66b9140ccefa44b7420bee1c49903ea_s.jpg)
司教館の美術館は、何人かに「そんな面白くないよ」と言われたのでまだ入った事がないのだが、一度行ってみようかしらん。
※レスリー・シュエレブさんはシャルトルにアトリエをもっている。こちらのHPから他の作品もいろいろご覧になれます。
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川沿いにもう少し歩くと、下の街のメインゲートだったギョーム門の後がのこされている。この門がこんな姿に破壊されたのは、つい20世紀の事だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b0/76c22ed18baa16bdaff3513e95154d6a.jpg)
第二次世界大戦中、シャルトルを占領していたドイツ軍が、ノルマンディー上陸作戦の後1944年に撤退する時、爆破したという。かつての姿は写真にも残されていて、ホテルの朝食の時、壁に飾ってあった写真がこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/9f/10a0035460c74ba4fa54fbe5fe8a293d_s.jpg)
坂を上って上の町へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/b6/0700e1f1b31c4da288c2864d0e94cfa5_s.jpg)
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お昼過ぎの列車でパリへ向かう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/2a/5092e474a6ed5de912cced981f76311c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/74/5b99cf0a2a9d09e0e8826a8d68cb2148_s.jpg)
パリが近づくと落書きもすごくなる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/05/c481470ab90a5cc8565d49e0eb8a7b0b_s.jpg)
モンパルナス駅から四人と荷物を載せられるタクシーで、セーヌを渡る。金色のジャンヌ・ダルクの像、このすぐ横のホテルにも泊まったっけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/53/489213ad8ec32d4eda30714a69ce379b_s.jpg)
オペラ座とプランタンデパートに近い小さなホテルにチェックイン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/1c/5e40b5d4acd467c28cfda2a6c522f02a_s.jpg)
少し休憩。旧知のパリのガイドさんにお迎えしてもらって、バスでルーブルへむかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/9c/4bb9bd23edec3a9738813480bc4ea85c_s.jpg)
いとこたちがはじめてのパリだから、定番箇所もめぐる。が、何度も来ている場所でも、新しく知る事はたくさんある。この宝物室(アポロンのギャラリー)の天井画はドラクロワによるものだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/7c/e21ca13b9fd1b269599542d72728f19e_s.jpg)
閉館二時間前になるとずいぶん空いてくる。ダ・ヴィンチの作品もひとだかりなくゆっくり見られた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/d7/3136c01d1992905635736b1752eeaca4_s.jpg)
某映画で有名になった逆さガラスピラミッド
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/15/1ef5249fa730a0abdb69369dc859e1a4_s.jpg)
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夕食は陸軍士官学校近くのレストラン街へお連れいただいた。人気の店は開店と同時にいっぱいになる。七時半に開店する二軒目で気持ち良いテラス席に座った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/0d/9e903de6ec8d9d39a07d3d8f9c70036e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/92/8bbcfa54edc8354db245e0e7f0f02d6a_s.jpg)
「ウフ・ブルゴーニュ=ブルゴーニュ風の卵」をメニューに見つけて迷わず選んだ。二十年近く前にディジョンに一週間ほど滞在し、はじめて食べたおいしい記憶が忘れられなかった。あれ以来ほんとに久しぶりにいただきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/3f/f62af0ceb901901ce8c6f37325c44fee_s.jpg)
リーク料理=下仁田ネギに似て太くてそれ自体が主役になれる食材である。フランス語でポアロ⇒ポロネギと日本で呼ばれる種類。熱を加えると甘く美味しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/66/28adec245830276b912990b38f1f1680_s.jpg)
ステーキ、上に焼かれた山羊のチーズが乗っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5f/22/0821dbdd69501a6f6fe904235492164a_s.jpg)
ホタテ、バジルソース。下に敷かれたマッシュ・ポテトもおいしい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/53/a6508b55371e0df3ad7477e5b51d257c_s.jpg)
タラは皮もよく焼けていて、食べたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/98/1d9eafee7666c3bf2649789e1316b6b0_s.jpg)
レストランを出て少し歩くと、シャン・ド・マルス。エッフェル塔が美しく見えるポイントだ。21時のキラキラライトアップに間に合った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/2f/9025e6914864d91aae45ee3ede3f7df8_s.jpg)