ジェフリー・バワが七十代の前半になって設計したのがこのカンダラマホテル
熱帯の森に埋もれている姿こそ、彼が目指した姿なのだろう↓

後にいろんなホテルに取り入れられる「インフィニティ・プール」をはじめて考えたのは彼だ↓湖に同化するような視点↓

六階のバフェレストランの入り口に、巨大なフクロウがある。友人の彫刻家ラキ・セナナヤケの作品↓もとになった小作品が、コロンボの「ナンバー11」にあるのを後日見た↓


五階ロビー周辺に置かれたオリジナルの椅子↓

↓広く開いた吹き抜けからは雨ももちろん吹き込んでくるが、それで良いと考えたのだ↓

この、開け放されたベランダ回廊は、昨年見学した国会議事堂にもそのままあってびっくりしたっけ。
何百年も前の人造湖を見下ろす巨大な岩のまわりをとりまくように建てられている。
当初、施主が考えていた建設予定地を見学にやってきた折、自らが「ここにしよう」と選んだ場所。
二階部分まで降りると自然の岩がどっしりと支えていることが分かる↓

ロビーになっている五階の奥、階段の踊り場に置かれたこの椅子によく座っていたと伝えられている↓


ここから見える景色は↓二十年前なら左手の木もまだそれほど大きくなくて視界はもっとひらけていたのではないだろうか↓

七階へ上がる階段からの視点↓ヘリタンス・カンダラマにはこれで五回目の滞在になったが、まだまだ見ていなかった視点がたくさんある


★最上階のスパの様子など、以前訪れた時の写真もごらんください
★客室内


ゆったりした風呂のバスタブに横になると、ちょうど窓からの緑が心地よく光を運んでくる↓これもまたバワの意図していた視点なのだろう↓
