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旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

「ゾウの孤児院」、ダンブッラ石窟寺院からカンダラマへ

2016-01-15 10:01:42 | スリランカ

エアポートガーデンホテルの朝食は、スリランカらしいメニューがある。昨年知った「ホッパー」というお椀状の米粉ココナッツミルクテイストのモノ⇒下の付け合せはサンボルといういわば漬物。少し甘いものと辛いもの二種。右の付け合せはピッティという赤米を蒸してつくられた筒状のモノ。こんないれものでつくられている⇒スリランカはコメの種類が何百もあるのだそうだ。※後日市場で目の当たりにした。


右の写真、左の緑色のモノはKOLA KANDA(KENDA)というインド風のおかゆ数種類の葉と米を煮込んでつくられている。右は中国風のおかゆ。中国勢も多いですから。


ホテル出発


●空港近くで、金網で区切られた一帯が続いていた。きけば、経済自由区なるものだという。しらべてみると、スリランカ全土で十か所以上にEPZ(貿易振興区)が設けられているのがわかった。⇒※スリランカ投資省のページこちらからごらんください


縫製工場は特に多く、ナイキをはじめ高品質をウリにしているメーカ―も多く進出しているそうな。


一時間ほど走ってアンベプッサという村で休憩。一年前とおなじように揚げ菓子をつくっている彼女がいたおや、今朝はつくっているものがちがい?⇒こちらにもう少し書きました


 



ピンナワラの「ゾウの孤児院」昨年と同じく水浴び中の河原へ今日のスリランカは三連休の初日で人出が多い。沿道にならぶ人目当ての宝くじ売り 正午ちょうどに、水浴びから園内に移動する像の群れを待つ。沿道のひとが時々バナナをくれるのを知っているので手じゃなくて鼻をのばしてくるぞぅ~ろぞろ、やってきます(^^)



象のうんちは植物繊維がいっぱいなので、そこから紙をつくって売っている。この手のひらサイズの本はそれを説明してくれている、まさにゾウのうんちからつくられた本
ワンこがたくさん

昼食後、13時15分に子ゾウにミルクをあげる時間

***
北上してダンブッラの石窟寺院を訪れる。昨年に続き、ミニバスで山の途中までこっそりショートカットの道をあがってもらう。下からあがるよりずっと楽
森を見晴らす巨大な岩の上に石窟寺院がある
入口に、いわば「縁起」を記した石板がある。これ自体は12世紀頃のものだが、紀元前1世紀にスリランカの王が南インドの侵攻に敗れ、当時からこの場所にあった僧院に十四年かくまわれたと書かれているそうな。ブラフミー文字で書かれている第一窟にある涅槃仏は、伝説によるとその紀元前の王の寄進で岩から掘り出されたモノだとか。その巨大さだけでなく、洗練されたカタチ
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コロンボ到着

2016-01-14 22:43:01 | スリランカ

直行便で約十時間。時差は三時間半。スリランカ航空は機材も清潔で設備も充実している 

ターミナルビルに入ってすぐに入国審査場。去年の一月に来た時よりもブースが増設されていた それだけ観光客が増えているということなのだろう。

両替はどこでやっても同じということなので、空港ロビーへ入ってすぐにずらりと並んている両替所の一軒にて今日のレートは1万円=1170スリランカ・ルピー 両替所の人がカレンダーをくれたが、これは・・・世界一丸い文字だというシンハラ文字だった。全く読めないが、面白いのは満月休日が分かる事。スリランカは満月の日が休日になっている、世界でも珍しい国であります。

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ゴールから海岸沿いを北上しコロンボへ

2015-02-13 17:26:58 | スリランカ
《手造の旅》スリランカ、最終日。
南西海岸は日本の冬場に乾季をむかえて快適。コロンボまでハイウェイを使わず、美しいインド洋を左手に見ながら北上する。

村々はそれぞれ表情がちがい、時にはこういう政治デモをする人々にも出くわすまるで読めない文字だが、先日選出された新大統領の反対勢力なのだそうな。

2004年に起きたスマトラ沖大地震によって発生した大津波では、スリランカ全体で3万5千人の死者をだした。もっとも被害が大きかったのが南西海岸部である。
海岸道路沿いには鉄道が走っているが、津波に襲われてそのまま列車ごと海にひきずりこまれてしまった犠牲者への慰霊碑
巨大な観音様は日本の本願寺が贈ったものだそうだ。


仮面で有名な村にさしかかる。町中にMASKの看板。

この木がこおんなふうに

ピンクのゾウさんはお土産にちょうどよい
買っちゃいました(^^)奥のは椰子の実を利用したゾウ

海亀もそこらじゅうの海岸に上陸して産卵する。
保護センターへも立ち寄る
※こちらに海亀センターについて少し書きました

***
ジェフリー・バワの設計したリゾートホテルもたくさん点在している。
こちらアフンガラ。車がつくところから海が遠くにみえて
やがてプールの向こうにちかづいてくる

少し休憩しているあいだに、部屋内部と館内を少しみせてもらえた。建物全体にこのセンス

****
もう少し北上するとブルーウォーターホテルがある。
こちらフロント。後ろにナーガの絵
さっきのアフンガラも素晴らしかったが、あちらがファミリー向けだとすれば、こちらはもう少し大人の雰囲気がただよう空間にしあがっている。


メインダイニングのバッフェにもその違いは感じられた。お寿司までつくってます
前菜バッフェ


*****
コロンボ市内の仏教寺院を訪れたその離れのような建築が湖上に建てられていた。
どんな建物をつくらせても、ちゃんとバワの個性が感じられる。


******コロンボへ入っていく

こちらは旧国会議事堂。なんだかアメリカの連邦議事堂とホワイトハウスをあわせたような義古典主義の建物
ちなみに、バワは新首都であるジャワヴァルダナコッテの新国会議事堂を設計している。

仏教専門のテレビ局

1948年の独立記念堂。
この建物、実は1815年にイギリスによって王国に終止符がうたれたキャンディ条約が調印された建物とそっくりにつくられている。
前にたつ人物は初代首相のセナーナーヤカ
※大統領と書かれたガイドブックもあったが、この当時はまだ大統領職はなかった


「インド洋に沈む夕日が見せたい」と、ガイドさんが車を海沿いの道に誘導するが、混雑していてなかなかたどりつけない。
あ!もうすぐ沈んじゃう~

この旅最後の夕陽がインド洋に沈んでゆく

みんな凧揚げ
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朝のゴール旧市街を歩く

2015-01-23 08:03:11 | スリランカ
ゴールの朝は旧市街を散歩したい。
ホテルをアマンガラにしたのは、この場所も大きな理由だった。
平日なので、制服の子供たちが忙しく行き来している↓

こういう「きちんとした」雰囲気はイギリスの学校に似ていなくもない。

バイクで送ってきたお父さん「忘れ物ないかい?」

きのうから、日が良いらしく、たくさんの新婚カップルが正装で撮影をしている。女性はほぼ全員がサリー姿、男性は洋装が多い。

こちらの男性はキャンディ王朝時代の服装、日本なら男性も着物ということになろうか。

親族揃って巨木の下で

**
海に突き出した城壁の道にはいると、さきほどとはちがいゆったりした雰囲気。朝日に城壁が美しい建物にはたくさんのお店とレストランがはいっていた。
設置された説明文を読んでみると、ここはオランダ時代の病院だったたてものとのこと。つい、昨年こんなかたちで修復されたようである城壁沿いのこんな病院で、疲れた船員たちはインド洋を眺めながら、遠い故国オランダを想っていたのだろう。※拡大してごらんください↓

18世紀の年号とオランダ語のプレートがのこされた石造りの小屋後ろに少し見えている塔はイギリス時代の灯台である。

インド洋の波は大きい。

きのうおしえてもらっていた、夜にだけ咲くという花を見ることができた※こちらに書きました。
この建物もホテルだった、アマンガラには及ばないだろうが、気楽に滞在できそうな。なにより目の前が城壁とインド洋というのがよいかも

さて、歩き疲れた母と共に三輪バイクにのってさっとアマンガラまで戻る

穏やかに朝日がはいってくるテラスで、地元朝食の定番APPAをいただきましょう


※この料理についてこちらに書きました
このパイナップルジュース新鮮なおいしさにはびっくりこれだけ飲みにアマンガラに来たい(^^)ほど。
木陰の朝のプール。もう一日ゆうっくり過ごすのも悪くないアマンガラ。
でも、名残惜しいぐらいで出発するのがよいのかもしれない。朝十時のロビーアマンガラの名前入りの袋に人数分のアマンガラのネーム入りミネラル・ウォーターを用意してくれていたみんなが「この袋がほしい!」と言い出して、人数分いただきました。アマンガラにはいわゆる「売店」のようなものはありません。

**
城壁を出てすぐに、ジェフリー・バワ建築のホテル「LIGHT HOUSE」の前を通った。ここも宿泊してみたいホテルのひとつ。いつかまた、必ず。

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サザンハイウェイでゴールの町へ

2015-01-22 23:04:49 | スリランカ
キャンディの町からコロンボ近くまでは国道という名の田舎道を走る。
木になっている大きな塊はフルーツバット=大きなコウモリ
特徴ある岩山は19世紀の義賊サラディールが隠れ家にしていた場所だとか ビニールのプールが道沿いにたくさん売られているエリア近くにはその工場があるらしい。

二日目に停車したアンベプッサで休憩。この時、行には目に留まらなかったお菓子をつくっていたガラスの中でもくもくと揚げられているお菓子これを見て、「やってみたい!」と言い出した。
このお菓子、KOKISというのだが、さて、どうなったかは、こちらからご覧ください(^^)
しばらく行くと、こんどはカシューナッツばかり売っている村があったこちらにもう少し書きました(^^)/

少し大きな町の交差点に立っている看板の人物は、つい一週間ほど前に新大統領に選ばれたマイットリー・シリセーナ氏。

彼の公約のひとつは、ガソリン価格を半額にする!というものだったが、実際に我々が滞在しているあいだに「半額近く」まで値下げされたのだった。こういう即実行が行われると評判よくなりますよね。

コロンボの近くでやっとハイウェーが登場コロンボから南西海岸のゴールまでを建設したのは日本だが、コロンボからキャンディまでの高速道路を受注したのは中国だった。前大統領のマヒンダール・アジャパク氏が中国びいきだったから、という話も。新大統領は日本ひいきだということで、また日本企業が落札できるかもしれない。←サザンハイウェイへの入り口。

一時間強、スムーズに走って、ゴールの出口をでると、まもなくまぶしいインド洋が見えてきた。

ゴール旧市街の町は入り江の向こうに突き出した半島。紀元前からアラブ世界との交易がおこなわれていたという伝承がある。

イギリス総督が住んでいた屋敷は現在ホテルになっていて、今日は盛大な結婚式あ、空芯菜。中華料理で食べるのとは違うカレー風味だが辛すぎずおいしい。

**
我々はスリランカでも屈指のホテル、アマンガラへチェックイン!
マネージャーに案内してもらうと、それほど大きくない敷地も、実に効率的につくられちえることがわかる。こえはスパの部屋
プールサイド この解放的なテラスがきもちよいです

街を散策へ。またまた新婚さんの撮影がたくさん
「二〇〇〇ルピーで飛び込んでみせるよ」というお兄さん
ゴールの街歩きについては、こちらに載せました。

夜、アマンガラのカレーは、「これまで食べてきたカレーの中でも屈指のおいしさだった」というカレー好きの方の談話をいただいた。



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