私の調整が悪かったのか全く効かないカンチブレーキ。
このダイアコンペの986、調べてみると90年代のMTB向け(ATBって言われてましたね)のブレーキで、カンチブレーキとしては「効く」という評価だったようです。
私が持っていたサンツアー(グレード不明XC?)やシマノXTと同年代のものですね。このサンツアーやXTは、テンション調整するにはスプリングの取り付け位置を変更するしかなかったのですが、986はスパナで調整できるのが嬉しいです。
ブレーキが効かない要因は硬化したブレーキシューだと踏んで注文しておいたダイアコンペのOPC-12 カンチブレーキシューが届いたので早速交換します。
見ての通り新品のシューにはトーインを出すためのポッチがついてるので、リム面にペタッと合わせて固定ナットを締め付ければOK。の筈ですが首振りの合い面に癖が付いていたのか、締め込んだら一番上の写真の通りトーインが消えてしまいました。
このセッティングではブレーキ鳴きが出てしまったので、結局目検討でトーイン設定しました。あーこの面倒臭さ、懐かしいです。
さてシュー交換の効果は如何に?
効きました。全く効かなかった状態に比べれば劇的な効果です。と言っても、オルカやパナモリに使っているキャリパーブレーキには遠く及びません。当たり前ですが。
今はママチャリ程度の効きですが、凹形状に摩耗してしまっているリム面と馴染みがでれば、もっと効くようになると思います。
一方、ノートンに付いてきたシューを再利用したリアブレーキ。トーインのポッチは無いので、適当な厚紙を挟んでトーインを付けます。
前後に長くて効きそうな見た目のシューですが、油をひいたように効きません。このシューは諦め、新しいシューを注文することにしました。
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