小太りMTB

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スポーク長算出

2016年01月17日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 まずはフロントから。
 他のスポーツハブと違って、スポーク長演算に必要な寸法がシマノのWebページの載ってなかったので、ノギスで実測します。
 組み方は、ツーリングやMTBのようなハードな使い方はしないので、一般車(ママチャリ)で一般的な3クロス。

 これらのパラメータを、以前作ったスポーク長演算の表計算にインプットすると・・・・
 

 検算としてスポーク長計算機で計算させると274mmとなるので、私の計算は間違っていないようです。輪娯館さんに教わったパブダイナモ付き一般車(スポーツ用よりハブフランジ径が小さい)のスポーク長もだいたい同じなので、間違いないでしょう。
 今までの組んだホイールの実績から-1mmとして273mmとします。(後日この長さで組んだ所、適正長より1mm強短い事が判明しました。計算結果から1mm引く必要はなかったようです。)

 リアは自転車についてきたハブの状態が良く、形もクラッシックなので、これをこのまま使うことにします。イタリア組みの4クロスで組んでありました。

 ハブの測定もスポーク長演算も面倒なので、このホイールをバラしてスポーク長を測定することにします。そのほうが確実だし。

 バラす前に、スポークとニップルの関係を把握しておきます。
 こちらが右(ドライブ)側。ちょっと長すぎです。これより1mmほど短い方が良いでしょう。

 こっちが左側。こちらはこのままの長さで良さそうです。

 ハブは古い105。 FH-1056とあります。腐食しているので研磨しようと思ってた表面は塗装でした。表面処理を剥がすと後の手入れが大変なので、このまま使うことにします。

 このスポークの測定結果は・・・・

 なんだ、無精して左右同じ長さのスポーク使ってたの。
 前述の通り右側が1mm長すぎなので、

  RH:287mm
  LH:288mm

となります。

 以上をまとめると、

◎フロント
 36H イタリア組3クロス #14 273mm×36本

◎リア
 36H イタリア組4クロス #14
   RH:287mm×18本
   LH:288mm×18本

 となります。

 あー面倒くさかった。


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