小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

DHのサドルとシートピラー

2006年04月25日 | MTB[GIANT DH]
 ジャイアントDHのサドルは、これです。
Brave_xtreme_02s
Brave_xtreme_01s ブレイブ・マシーンのX-tremeです。製品名の通りかなり頑丈な造りで、ジャンプ・トリック向けのサドルのようです。その用途の通り、サドル全周はグリップしやすい形状になっています。
 このサドルは、デザインだけを見て、今は亡きレイン2の為に買ったのですが、その余りの重さに軽量なレイン2にはそぐわないと、今まで私の部品溜まりに放置されていました。(今は亡きダイバーに使うつもりではいましたが)

Brave_xtreme_03s このベース頑丈そうでしょ。何をやっても壊れそうにありません。重い筈です。(質量は測ったのですが、忘れてしまいました。とにかく尋常じゃない重さ。)
 レールは8mm径のクロモリ。表皮は、ケプラーか合成繊維らしいです。(色によって違うみたい。)私のはどっちなのでしょう?ベースに保護されているので、よっぽどの事をやらない限り破く事もないでしょう。破いても、2ピース構造になっているので、表皮の貼り換えは簡単そうです。

 シートポストの方はこれです。
Pazzaz_seatpost_01s
Pazzaz_seatpost_02s パザッツのセットバックピラーです。失敗したプロファイルデザインのFastForwardシートポストの代わりに、ヤフオクで買いました。
 プロファイルデザインの方は無駄に終わってしまったのですが、noriさんにウケてくれたので、私はそれで満足です。

 ヤフオクではチョット競ってしまって、送料、手数料込みだと、定価の2割引程度の値段になってしまいました。でも、生産中止品なので仕方ないです。トムソンまで金を出す気は無いし。
 ところで、このピラー結構軽いンですけど、断面を見ると上の写真の通り、とっても薄い。大丈夫なんでしょうか?

 で、このピラーとサドルをDHに付けてみると、足が届かないンですね。セットバックしてるので、ピラーがこれ以上下がらないのです。バイクを跨ぐときは、太腿をサドルに乗せるか、リアタイヤに座るかになります。まあ、女性や、背の小さい方でこういう状態になる方は多いでしょうから、実用上は問題ないンですけど。
 でも、バイクに跨ってサドルに座って休めないとなると、サドルの存在意義に疑問がでてきました。

 今の私の乗り方では、サドルは全然使っていないのです。コーナーの倒し込みでも脚で入力しないし、ガレ場でもサドルを抑えません。どっちかというと、ガニ股で膝を曲げて衝撃を吸収して、バイクは好きなように暴れさせてる感じです。
 これからリア乗りに変えていくにしても、サドルがこれ以上後に下がると、激坂やドロップオフでケツを落せなくなるので、困ります。サドルって要らないンじゃないの?
 今のところ唯一使えるかな?と思えるセッティングは、サドル位置をもう少し上げてペダリング優先のセッティングにしちゃうって案。私は、ダンシングではボビングさせてしまうので、ダッシュ力アップには有効かと思われます。
 それに、路面が安定してるコーナーでは、サドルにドカッと座ってリア荷重で曲がることもできます。

 まあ、まだローカル3本しか乗ってないので、色々試してみましょう。
 と、下書き保存しておいた間に試してみましたよ。

 先ずは、ペダリング優先の位置にサドルを上げてみました。当然足は届きません。
 でも予想通りダッシュ力はアップしましたよ。なにせクロカンのようにシッティングで漕げるので、軽いギアでペダルをクルクル丸く回せます。それに、中速コーナーの進入では、ドカッとサドルの後方に座り、後輪のグリップと安定感をもたらすことも出来ます。もうチョット後ろにサドルがあったら、もっとイイんだけど。
 でも、バイクを大きく倒し込むタイトなコーナーは頂けません。サドルが邪魔で、体をバイクの外に持ってげないのです。
 更に頂けないのは、激坂のガレ場やドロップオフ。体を引くと、サドルはクロカンライダーのように腹の前に来てしまいます。今のところ私は、ペダル荷重の脚吸収の乗り方で、ペダルの動きと同調しないサドルは抑えない乗り方。その放任主義が気に入らないのか、サドルはガンガン私のミゾオチにボデーブローをくれてきます。プロテクターをしてても堪ったもんではありません。このセッティングはダメですね。

 次は、1G’でやっと片足が届く高さ。
 シッティングでは膝が曲がり過ぎ、ダンシングではヘコヘコしてしまうので、空気椅子シッティングで漕げばソコソコのダッシュ力。サドルに座っての後輪荷重をするには、サドルが前過ぎ。安定した路面であれば、外足内腿をサドルに預けてグバァー!って曲がることも出来るでしょう。
 この位置なら、タイトコーナーや激坂のガレ場やドロップオフでも、サドルは邪魔になりません。
 取り合えず、この位置を暫定セッティングとしましょう。

 ハンドルバーを変更すれば、良い方に変わるかもです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿