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小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

アパートで出来るトコまで組みました。

2006年03月24日 | MTB[Orange P7]
Assembly_of_p7_17s

Assembly_of_p7_12s 取り合えずアパートで組める所まで組みました。この頃はフォークの初期不良には気付いていません。
 左の画像が、オイル漏れで問題になってるブラック・プラチナ05モデルです。ヤフオクで買った新品です・・・・新品なンだよぉぉぉ~!

Assembly_of_p7_13s ブレーキレバー、シフターの位置を決めます。ブレーキの位置はワンフィンガーでブレーキが握れる位置。久々のVブレーキなので、ワンフィンガーでは握力がもたないとは思うのですが、取り合えずディスクブレーキで慣れ親しんだセッティングにしてみます。
 ブレーキレバー、シフターのハンドルバーへの締め付けトルクは、ブラケットが、レーバー操作時には動かず、転倒などの大入力時には動く程度。こうしておけば、転倒時のレバー類の破損が防げます。

Assembly_of_p7_14s ブレーキレバーの位置が決まったので、サスストローク調整リモートのケーブル長を調整します。ハンドルやレバー位置を動かす事を考えて、多少長めにしてあります。

Assembly_of_p7_15s これがサスストローク調整リモートの操作レバー。なんとも古風な形状をしています。私は好きです。スピットファイヤーの操縦桿に付いているトリガーを彷彿とさせます。(形状は全然違うけど) 下ってる時に、「ダダダダッ!」ってこのレバーを押すとサスが縮んで前転するンだろうなぁ。

Assembly_of_p7_16s サグを取ってメモっておきます。下り重視なので大きめに取っておきました。でも、後で乗った感じでは、この設定では底付きしそうな柔らさ。
 第一エアサスの初期のフリクションに馴染めません。動かないと思ったら、いきなりズコッ!と沈み込みます。これはちょっと異常な感じ。オイル漏れの有無に関わらず、オーバーホールの必要性がありそうです。

Assembly_of_p7_18s 以上で、アパートで出来る作業は完了。
 ケーブル類は「輪娯館」で、その場で測り買いしますし、グリップの挿入もエアコンプレッサーで入れた方が痛まないですからねぇ。

 それから、手持ちのXTRフロントディレーラーは、シートチューブ径が合わず取り付けられませんでした。(シートポストを買ったときに気付けって) なんか探さなければ。

 それにしても、私、このアングルが好きみたい。カッコイイです。


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「アウターレッグの取り外し」か?

2006年03月23日 | MTB[Orange P7]
 ブログ人の長時間メンテで、昨日は更新できませんでした。連続更新記録が・・・って記録はとってませんでしたけど。毎日更新したからって偉い訳でもないし。
 頻繁にメンテしてくれるブログ人を、有り難く思いましょう。

 さて、今回はいよいよ分解に入ります。本来はこちらから読むべきでした。
 退屈な記事でゴメンなさい。でも、地味な記事のわりには、書くのは結構大変なんですよ。英語は苦手だし、タイピングはヘタだし、綴りを知らないから更にタイピングが遅くなる。翻訳エンジンが訳した文はとんでもない文章なので、分解写真とにらめっこしながら、ここはこうかなぁ~と想像力を働かせながら書いています。

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

「アウターレッグの取り外し」か?

① ウインドダウンがあるフォークは、必ず最長トラベルに設定してください。ウインドダウンついては、フォークのクラウン左上のアジャスターを、止まるまで反時計回り回してください。これにより、フォークのスプリング反力は低減します。
 トラベルアジャストシステムを調整するためのより完全な手順は、「トラベルアジャスト」の章を参照してください。

② フォークをひっくり返してください、そして、リバウンドアジャスターノブ(青)を取り付ける固定スクリューを取り外してください。ノブとスクリューの両方を、置いてください。
[使用工具]:固定スクリューを外す為の2mmアーレンキー

③ 左レッグ(乗車状態から見て左側)の下部から、11mmのコンプレッションロッドのボルトを取り外してください。
[使用工具]:11mmソケットドライバーかスパナ

④ 右レッグ底にあるリバウンドダンパーシャフトの端部に、8mmのアーレンキーをしてださい。アウターレッグの中にあるダンパーシャフトを緩めるために、アーレンキーを時計廻りに回してください。アウターレッグの中のダンパーシャフトが、見えなくなる方向にダンパーシャフトを回しています。
[使用工具]:8mmアーレンキー

⑤ 「セミバス」潤滑システムでの作業:
A.(Bは何処いった?)
 フォークレッグの下部を、地面に置いた廃油パンの上に置いてください。アウターレッグの中のセミバスオイルがオイルパンに垂れるように、フォークを下向きにオイルパンに向けて、アウターレッグを引いてください。
 完全にインナーレッグからアウターレッグを引き抜いてください。そして、アウターレッグ内側とインナーレッグの、あらゆる余分なオイルを拭き取ってください。
[使用工具]: オイルパンとウェス

 今回は非常に読みやすかったです。主語や主語に対する説明が省略されていなかったからでしょうか?
 日本の機械モノのサービスマニュアルの場合、何処から読んでも分かるように、主語やその説明等はクドイ程書いてあるンですけど。やっぱりアメリカって考え方が合理的なのね。


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「 コラムクラウ

2006年03月20日 | MTB[Orange P7]
 「05 マニトウ ブラックシリーズ「クラウンASSY、ダンパーASSYの組み立て手順」かも?」の手前の手順になります。(マニュアル上は)

 今回はエアスプリングシステムという、私にとって未知の構造なので、更に怪しくなっています。写真を見てもよく分からないです。何がどう動くンだ?

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

「 コラムクラウンアセンブリアの組み立て
                 (エアスプリングフォーク)」なのか?
                             (マニュアルp12)

①  指でグリースを左インナーレッグのシャフト(トップキャップ下の細いシャフトのことか?)の端から端まで、少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

② 新しいエアピストン(新品に交換するってこと?)の外径に、少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

③ インナーレッグの先端のシャフトが通された領域を通して、エアピストンを(金属側が上にある状態で)インナーレッグに挿入してください。指を使って、インナーレッグにシャフトの先にあるピストンを押し込んでください。

④ グリースをよく塗りこんだエアプッシュ・ロッド、ポッシブ・スプリング、およびコンプレッションロッドアセンブリを再度(?)挿入しててください。ファスナ(?)とトルク値単位で締めてください。(??)

⑤ ピストンの上におよそ3ccの40wtオイルか、良質の自動車エンジンオイルを垂らしてください。そして、エアキャップアセンブリを挿入してください。ファスナ(?)とトルク値単位で締めてください。(??)

⑥ ダンパーシャフトを完全に伸ばしてください、そして、インナーレッグのエンドキャップ面にダンプラバーを当ててください。アッパーブッシュ(インナーレッグの)からアウターレッグにクラウン/コラムアセンブリをはめてください。
 水平にフォークを持ち、それぞれのアウターレッグ(図2)の下部の穴に16ccの5-40wt セミバスオイルを注入してください。スポイトを使うのが適当でしょう。

⑦ ロアブッシュをアウターレッグに押し込んでください。そして、4mmのボルトを再挿入してください。(?)次に、反時計回りに8mmのダンパーを締めてください。(?)ファスナ(?)とトルク値単位で締めてください。(??)

*** ブラック ファスナ(?)とトルク値単位で概説されるように、推奨空気圧に満たすのに、ショックポンプ(p/n85-4069)を使用します。

<p13 エアピストンの写真の説明>
 金属面を上に向けて、エアピストンをインナーレッグに挿入します。

<p13 クラウン上面から見た左レッグの写真の説明>
 ピストン挿入前に、薄くグリースをシャフトとピストン外側に必ず塗ってください。ピストンの上にに3ccの油を注ぎ込んでください。


 全く意味不明ですね。中学生レベルの知識があれば読めると思うンですけどね。情けないです。まあ、現物を見れば分かるでしょう。


05 マニトウ ブラックシリーズ                           「アウターレッグの組み立て手順」かな?

2006年03月18日 | MTB[Orange P7]
 「05 マニトウ ブラックシリーズ「クラウンASSY、ダンパーASSYの組み立て手順」かも?」の続きです。

 このコメントにある通り、リバウンド側TPCのピストンバルブ廻りが怪しい感じがしてきました。マニュアルには分解組み立ての記載がない(と思う)部分です。
 しかしながら、このブラックプラチナは、私が初めて弄るエアサスで、ダンピング側の右レッグの構造も私がバラしたことのあるエリート、コンプと異なるようなので、分解、組み立て手順を知る為に、マニュアルを読み進めることにします。

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

 ところで、Cさんのブログ「Okinawa bicycle fixed point observation point 」の記事「定期オイル交換」で、私の記事の中にあるセミバスオイルの交換を実地になさってます。
 また、記事をリンクさせて頂いたので、トラックバックにてお知らせさせて頂きます。

「アウターレッグの組み立て手順」かな?
                             (マニュアルp14)

① コンプレッションロッド(スプリングSYSが入っている左インナーレッグの底から突き出てるロッドですね。多分)と、SPV或いはTPCリバウンドダンパーシャフト(こっちは右インナーレッグ)が向くように、完成したクラウン/コラム/レッグ アッセンブリーを逆さにしてください。
 ダンパーシャフトの下端のダンプラバーが見えます。このダンプラバーは、アウターレッグをインナーレッグに嵌める際に、シャフトを延ばしたままに保つ助けになります。
 SPVモデルの場合、右レッグ先端のシュレーダーバルブから、ダンパーレッグにエアを入れる事により、シャフトが無用に動くのを抑えられるでしょう。

② エンドキャップに向かってダンプラバーを寄せながら、リバウンドダンパーを延ばしてださい。ダンプラバーは、インナーレッグをアウターレッグに差し込む際、ダンパーシャフトが縮んでしまうのを抑えてくれるでしょう。

③ インナーレッグを、アウターレッグに半分ほど押し込んでください。そして空中で地面に対しおよそ45の角度に(上を下に向けた状態で)フォークを持って、アウターレッグにセミバスオイル( 5/40wt合成潤滑油、P/N:85-0022)を注入してください。それぞれのアウターレッグに16ccオイルを注いでください。オイル注入するのにスポイトを使用すれば容易に作業が出来ます。

④ ダンパーシャフトがアウターレッグに接するまで、インナーレッグアセンブリをアウターレッグに押し込んでください。アジャスターへックスシャフト(アジャストノブを組み付ける細いシャフトですね。)はわずかにアウターレッグからはみ出る筈です。(はみ出てないンだよなぁ~私のプラチナ。ここからオイルが漏ってるし。だからこの反対側にあるピストン廻りがオカシイとにらんでるンです。)

⑤ アウターレッグ下端のネジ穴ににダンパーシャフトを通して、8mmのヘクサレンチでダンパーシャフトを反時計回りに回してください。「ブラック概要とトルク仕様表」に基づき締めてください。

⑥ リバウンド調整ノブを、へクスシャフトに取り付けてください。インディケータがアウターレッグ下端外周の凹凸形状によって止められるまで、ノブは回るはずです。そうでなければ、ノブを取り外し、フルトラヴェルに達するまで、1/6回転でづつずらしてへクスシャフトに再取り付けしてください。

⑦ コンプレッションロッド(左レッグ)のねじを取り付けてください。そして、「ブラック概要とトルク仕様表」に基づき締めてください。

⑧ WindDownシステムがあるフォークのために:Wind Down Travel Adjustアセンブリ指示から方法2-5に従ってください。

⑨ 使用工具: 8mmアーレンキー、2mmアーレンキー、11mmナットドライバー或いはレンチ、潤滑用セミバスオイル、エアポンプ(何処で使ったンだ?)

 う~ん・・・これで合っているのか?それにしても、16ccのセミバスオイルを注入するのは知らなかったぞ。危ない危ない。読んでおいて良かった。


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「クラウンASS

2006年03月16日 | MTB[Orange P7]
 「アドバイスがあればお願いします。新品マニトウ05ブラック・プラチナRHレッグ下端からのOIL漏れ」で、頓挫しているP7。ヤフオクで買った新品ブラックプラチナがオイル漏れという、ナンとも情けない状況です。これは何とかしないといけません。
 でも、過去にパーツを弄り壊してきた私です。新品をいきなりバラして壊したくはありません。そこで、今回は石橋を叩いて叩いて叩き捲くります。この石橋は渡らない限り、いくら叩いても壊れません。

 と言う訳で、構造を理解し原因推定をする為、05ブラックシリーズのWebマニュアルを読んでみましょう。

 ところがコレは英文マニュアルです。私は英語が大の苦手。(リサさんゴメンナサイ) 中学生レベルのスキルも無いのです。会社では従業員はトイック(カタカナで書くヤツも珍しい)を受けることになっているンですけど、如何にか今まで受けずに逃げ回ってきました。結果が分かっているものにお金は出したくないですからね。

 なので、Webの翻訳エンジンと、ブラック・エリート、コンプをバラした時の記憶と、想像力を駆使して読んでみましょう。
 Webマニュアルでも、その和訳(私には出来ません)をここに載せるのは著作権上問題があるので、ここに載せるのは、上記の通り私の理解に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

 ぶっちゃけてしまうと、マニュアルを読んでいる(訳している)間はブログの更新ができないので、記事のネタにしちゃおうっていうコソクな考えです。私自身のメモ代わりにもなりますし。

「クラウンアセンブリ、ダンパーアセンブリの組み立て手順」かも?
                             (マニュアルp14)

① ここでは、インナーレッグ下端に、SPV或いはTCP ダンピングアセンブリ(リバウンド側と思われます)を取り付けます。SPVバルブの機能をチェックして、アセンブリの先端のピストンの周りにあるO-リングにPrep-Mグリースを薄く塗り、規定トルク値にエンドキャップを締め付けます。

② クラウン/コラム/レッグアセンブリの右側上、アセンブリのクラウン側を手前に向けます。SPV或いはTCPダンピングアセンブリをいっぱいに延ばします。(インナーレッグ下端に取り付けたリバウンド側ダンパーのロッドを下側に一杯に伸ばす?) 次に、右側インナーレッグにダンピングオイル(P/N: 85-0023)をレッグの1/4程注ぎます。
 そして、右側インナーレッグの先端をウェスでカバーします。次に、SPV或いはTCPダンピングアセンブリを上下におよそ5回ストロークさせます。(リバウンド側ダンパーのロッドをストロークさせる?)これにより、オイルがピストンの下(?内部かな?)に行き渡り、エア溜まりを生じさせないでしょう。
 ダンピングアセンブリを完全に取り出し、(コンプレッション側ダンパーと思われますが、手順の中ではコンプレッション側ダンパーは、まだ入れてないような?)インナーレッグに指定されたオイルレベルにダンピングオイルを注ぎます。

③ ボリュームコントロール或いはTPCダンピングアセンブリ(コンプレッション側ダンパーと思われるます)を右側インナーレッグ先端から挿入します。そして、規定トルク値で締め付けます。
 次に、コンプレッションダンピング調整ノブを取りつけ、2mmのアーレンスクリューで固定します。
 赤いボリュームコントロールの16mmヘキサナットのネジを抜き、インナーレッグへ反時計回りに全て締め込んでください。(?意味不明?コンプ側ダンパーは、既に取り付けてるよね?)

④ 以上で、クラウン/コラム/レッグアセンブリは完成です。

⑤ 使用工具: 8-10”モンキーレンチ、マニトウボリュームコントロールアジャスター(P/N: 85-3007)、24mmソケット、20mmソケット、メートル法の定規。

以上。


 オイル漏れの原因に関連すると思われるところから読んでいるので、この前の手順はとばしてます。
 取り合えず、ココまでは私が知っている内容でした。ブラックシリーズ共通の内容のようなので、当たり前と言えば当たり前。


クランクを組みました

2006年03月14日 | MTB[Orange P7]
 昨日フォークオイルが漏れる前の記事です。フォークにトラブルを抱えた今となっては呑気な記事。

Crank_assy_01s どうです?カッコイイでしょう。(自我自賛)
 「Chiyさん スパイダーありがとうございました」でスパイダーをクランクに組まずに持ってきちゃった間抜けな私。別の日にもう一度「輪娯館」にいって、工具を借りて組んできました。

Crank_assy_02s この通り、無事インナーチェーンリングも着きました。
 と言うコトで、早速クランクをフレームに組みます。
 
 
Crank_assy_03s クロカンフレームなので、BBは短い方の軸長112.5mmで組んでみます。
 マックさんのHPに載ってたカナダスタイルで、安いグリスをベッタベタに塗りたくっておきます。

Crank_assy_04s フレームの方もベッタベタ。こうしておけば多少の水は防いでくれるでしょう。逆に、水が溜まっちゃったりして。

Crank_assy_05s クランクを締め込んでみると、丁度良いクリアランスです。チェーンステーに貼ってあるのは、チェーンリングが当たった場合に備えての、傷付き防止のマスキングテープ。

Crank_assy_06s 次に、ミドルチェーンリングとカセットスプロケの5速にチェーンを渡してみました。おっ、チェーンラインも良さそう。なんか今回は調子イイぞぉ~。

 チェーンをシマノの取説通りに張り、手持ちの三ヶ島マグペダルを組んで出来あがり。
 流石XTR。カッコいいィ~。
Crank_assy_07s

 ん?なんか忘れてないか?・・・・・あっ!フロントディレーラーをチェーンに通すのを忘れてた!XTはスクリューを外せばチェーンが通せるけど、XTRはキチンとヒンジ構造になっているンですね。流石です。って、またもやポカミス。
 でも、これは仕方ない。だってXTRって馴染みがないンだもん。


アドバイスがあればお願いします。                                 新

2006年03月13日 | MTB[Orange P7]
 ヤフオクで買った新品のマニトウ・ブラック・プラチナをストローク調整でストローク最小(90mm)にし暫く放置したところ、右側アウターレッグ下端よりオイルが漏れているのを発見し、ビビっております。
 新品、しかも初めてのエアサスフォークなので、バラす前に図々しくも何方からかアドバイスが頂ければと思い、記事にします。なんて人頼みな了見なのでしょう。呆れてしまいます。

<アドバイス頂きたい内容>
・私の下記推定原因、対応策が正しいか否か。
・こんなコトってあるの?
・その他なんでも。
・「ば~か、マヌケ」等、お叱りのお言葉。

<対象製品>
・マニトウ ブラック・プラチナ 2005モデル
・120~90mmストローク調整(IT:INFINITE TRAVEL)付き
・右レッグ:TPC、オイル
・左レッグ:エアスプリング

<不具合現象>
・ITを操作(開放)しながらエア圧を調整し、サグをストロークの20%程に設定。
・何度かストロークさせストローク確認。引っ掛かり感は感じるものの、エアサスのシールフリクションと判断、異常はないと判断する。
・ITにて二回程ストローク90mmにして、直ぐ120mmに戻す。この時にはオイル漏れはなし。
・バイクを、自動車のフォークダウンキャリアで運ぶ為、ITにてストローク90mmに固定。
・自動車で走行40分程移動。
・バイクをキャリアから降ろす際にオイル漏れ発見。
・オイル漏れは、右レッグ下端のリバウンド・ダンピング調整レバー周辺から発生している模様。
・自動車走行時に飛び散ったので漏れたオイル量は不明。フォーク右レッグ、自動車ルーフ、リアウィンドウ、トランクフード、キャリアに付着している量からして30cc以上は漏れた模様。
・オイルは、はちみつ色のサラサラしたもの。

<推定原因>
・工場出荷時の右レッグ下端、リバウンド側TPCロッド締めつけ部のシール不良。
 →TPCロッドの締めつけ不足。
 →TPCロッド部のOリングの捩れ。(コンプ、エリートではココにはOリングが無かったような・・・)
・工場出荷時のフォークオイル過多。

<対応策>
・A&Fに初期不良で直してくれるか確認。
 (ヤフオクだし、保証書ないしダメだろうな)
・オイルレベルの確認。
 →右レッグのトップキャップ、コンプレッション側TPCの取り外しのみで可能。アウターレッグを取り外す必要はなし。
・右レッグ下端、リバウンド側TPCロッド締めつけトルク確認。
・リバウンド側TPCロッドを外し、シール状況確認。但しオイル交換の必要あり。
 →上手く復元できる自信なし。
・重力技研にお任せェ~。

<補足>
 ヤフオクにてノークレーム、ノーリターンで買っているので、出品者にはクレームは出せないンですねぇ。明らかに初期不良ですけど、出品者責任ではなくて製品不良だし、買ってから時間たっちゃてるし、もめたくないですからねぇ。
 ヤフオクで買うンじゃなかったって思うけど、直ぐ分からない不良が出ることは覚悟の上で買ってるからなぁ。自分でどうにかするしかないのよねぇ~。

 ちなみに、マニトウのサイトからサービスマニュアルはDLしました。PDFファイルなんですけど私のPCでは、1ページ表示するのに1分近く掛かる。ページを捲っているうちに「不正な処理」とかいってフリーズしちゃう。印刷すればいいんですけど、インクリボンがない。と言うか入手不能。
 バイク買う前に、PC買い換えろぉぉ~ですね。


Chiyさん                            スパイダーありがとうございました

2006年03月10日 | MTB[Orange P7]
Xtr_spider_01s
 「P7を一気に組み立てるぞぉ~!・・・と思ったら(2)」で、「ヒィィ~ッ!インナーにネジ山がナァァァ~イ!」スパイダーを、Chiyさんのインナーのネジ山があるスパイダーと交換して貰えることになりました。Chiyさんには、早速わざわざ一度組んだクランクをバラして頂いた上、「輪娯館」まで届けて頂きありがとうございました。
 Chiyさんが「輪娯館」に預けて下さった次の日に取ってきました。今度は、上の写真の通りインナーにネジが切ってあるでしょ。

 って、取ってきちゃったの?持ってきちゃダメじゃん!工具持ってないンだからぁ・・・・。がぁああ~!また「輪娯館」にいかなきゃあ・・・。しょうがない、磨いちゃお・・・。

 ところで、「輪娯館」で商品を買わずに、物々交換をしている俺って・・・酷い客。
Xtr_spider_02s


P7を一気に組み立てるぞぉ~!                      ・・・と思ったら(2)

2006年03月03日 | MTB[Orange P7]
 「P7を一気に組み立てるぞぉ~!・・・と思ったら(1)」の続きです。気を取り直して、シートポスト以外のところに手を付けます。

Assembly_of_p7_07s ホイール廻りの次は、やっぱりクランク廻りでしょう。ってことでBBです。
 ところで、ご存知の通りXTRって専用BBなんですよねぇ~。XTともロード系ともオクタリンクの形状が違う。開発の経緯でこうなったのか?それとも販売戦略か?って勘ぐりたくなっちゃいます。
 なので、安くXTRのBBを入手するのは結構大変。っと思ってたら2つも揃っちゃいました。一つは私がヤフオクで買ったモノ。もう一つはSJさんが破格でクランクと一緒に譲ってくれたモノです。ありがたい事です。軸長112.5mmと116mmの2種類になります。
 軸長の合う方を使わせて頂いて、余った方はヤフオクで売っちゃう事にします。ヤフオクにて売却する事については、SJさんに快諾頂いております。

 クランクをフレームに当ててみると、軸長112.5mmでもクリアランスは取れそうです。後は組み立ててチェーンラインを見て判断しましょう。
 BBを組み付ける前に、クランクにチェーンリングを組みます。ミドル、アウターを組み付け、クランクを裏返すと・・・?

 と?・・・??????・・・とぉぉぉ~お!

Assembly_of_p7_08s ヒィィ~ッ!インナーにネジ山がナァァァ~イ!これではインナーが付きません。私の確認不足でした。SJさんはD系メインですもんね。

 でも、インナーが付けられるスパイダーは持っていたんですよ。例のお亡くなりになったXTRクランクのヤツです。しかし、間の悪いことに、このスパイダーは、この日にChiyさんのXTR4アームスパイダーと取り換えッコしたばっかりだったンですよねぇ。
 Chiyさんが、ディーゼルのチェーンデバイスの関係上5アームのスパイダーがご入用とのことで、4アームのモノと交換したンです。Chiyさんには上記のインナーネジ無しのスパイダーを使って頂いて、私が今Chiyさんが持っているスパイダーを使えば問題は解決。急いでChiyさんに連絡を取ります。すると、もうディーゼルに組んじゃったとのこと。流石Chiyさん、仕事が早い。

 と言う訳でChiyさん。組んじゃったところ大変申し訳ないのですが、もう一度バラしてスパイダーを取り換えッコさせて下さいィィィ~!ご迷惑お掛けします。ゴメンナサイィィ~!
 という事で、もう一度スパイダーを取り換えッコさせて頂けることになりました。Chiyさん、ありがとう御座いました!

 もう、自分の間抜けさ加減には呆れるばかり。自分が苦労する分にはいいのですが、他人様までに迷惑を掛けるとは・・・。

Assembly_of_p7_10s つーコトで、組めるものだけ組みました。
 なかなかカッコイイんじゃないの。色物パーツは実車にしちゃうと、殆ど目立たないのね。
 それにしても、サーリーに慣れちゃったせいか、妙に腰高な感じ。このフレームの推奨Fフォークストロークは130mmなんですけど、このフォークは120mmです。ホント、オールマウンテンよりのフレームなんですね。
 Fサスのリモートコントロールワイヤーは、ブレーキレバーの位置出しをしてから長さ調整します。

Assembly_of_p7_11s う~ん、やっぱり細いってカッコイイ。ハンドル、ヘッド廻り、ホイール、ブレーキのシルバーと、フレームのグロスブラックのバランスが良い感じ。私の好みです。これに、トムソンのシートポストとポリッシュクランクが加われば、う~ん!カッコ良すぎ!


P7を一気に組み立てるぞぉ~!                      ・・・と思ったら(1)

2006年03月01日 | MTB[Orange P7]
 サドルが仕上がったので、一気にP7を組み立てちゃいます。

Assembly_of_p7_01s_1
 先ずは、フレームとフォークアウターレッグのワックス掛け。普段手が入り難いところにも厚めに掛けちゃいます。
 ちなみに、各々の質量は、
  フレーム: 2、010g(ヘッドパーツワン付き、実測)
         1,980g(フレーム単体、轍屋さん実測)
  フォーク: 1,750g(コラムカット後、ワン付き、実測)
 オールマウンテンに振ってるっぽいフレームとフォークにしては、まあまあ軽いンでないでしょうか。フレームが小さい(15in’)ってのもあるけど。

 どちらも艶あり塗装なので、磨きがいがあります。グロスものはダイバー以来、(サーリーの塗装はチョット・・・なので)気持ちイイです。

Assembly_of_p7_02s 折角、轍屋さんにやって頂いたディスク台座のフェイシングですが、今回はVブレーキなので使いません。錆がブリスター状に着いてしまっては意味がないので、マスキングの上タッチアップペイントをしておきます。ディスクを使う際は溶剤で落とせるでしょう。

Assembly_of_p7_03s また色物です。チタンのアクスルシャフト。
 XTR QR前後:  120g
 チタンシャフト前後: 80g
40gの軽量化。ってたいした量ではないですね。見た目ですよ見た目。

Assembly_of_p7_04s フロントは、アウターレッグの色とあいまって、更に派手な配色。見た目って言っても、私っぽくない配色・・・。

 と、ここで事件発生。シートポストはトムソンなんですけど、シートチューブと径が合いません。そこでシムを使うわけですが、「このシムかな~」とシムをチュープの上に置いたら、スポンとチューブの中に落ちちゃいました。
 「まあ、フレームを逆さにすれば出て来るだろう。」と逆さにしても出てきません。どうもボトルゲージのウェルディングボルトの溶接に引っ掛かってしまったようです。
 ワイヤーでの引っ掛け、トリモチ作戦、長いドライバーでの引っ掛け、BB側からの硬めワイヤーでの突き上げ、金ヤスリをプライヤーで挟んでチューブ内の溶接削り、どれをやっても出てきてくれません。この間2時間。寒いのに大汗かいてます。
 「そうだ、もう一個ある細めのシムに紐をつけて、チューブに落ちたシムに勘合させて引っ張り上げよう!」良さそうです。やってみます。シムは上手く勘合しました。後は紐を引っ張るだけ。慎重に引っ張ります。シムも上がってきます。っと、やっぱりウェルディングボルト部で引っ掛かります。ここでクイッ・・クイッ・・ 「あともうチョイ」 グググゥゥゥ~と、「プチンッ・・・」と紐が切れました。

 プチンッ・・・ プチンッ・・・ プチンッ・・・ プチンッ・・・

Assembly_of_p7_09s ブチッ!「がぁぁぁぁあ!!」 「ガン!ガン!ガン!ガン!」 長いドライバーで、シムをBB側に叩き込んでやりました。
 どうだ!これで文句はねぇだろぉ!水は溜まンないし、アルミシムだから質量は大したコトないし、叩き込んだから音は出ないし。素直に抜ければイイものを・・・へっへっへっへっ・・・これでもうお日様は拝めないぜぇ。

Assembly_of_p7_05s 可哀想に、シムは役目を果たさないまま、シートチューブの底で日の目を見ずに一生を過します。新しいシム買ってこなくっちゃ。間抜けですねぇ~。
 
 
Assembly_of_p7_06s と言う訳で、この日はやる気をなくしたのでこれでおしまい。P7には、交通事故で入院中のDMR(私が直してないだけなんだけどね)の場所に納まって貰いましょう。
 うっ!隣のサーリーのタイヤと較べると異常に細い!フラッシュの影でそれなりに太く見えますが、現物を見ると今まで見たことも無い細さ・・・大丈夫なのか?イグナーター1.9?


P7のタイヤはコレにしました

2006年02月28日 | MTB[Orange P7]
P7_tire_02s
 P7のタイヤは、MAXXISのイグナーター26×1.95にしました。
 でもコレは、ヤフオクで買った完成車外しの新品、ワイヤービードです。単品販売のケプラービードの質量カタログ値が560g。私が買ったワイヤービードが実測555g。なんだ、軽いじゃん。
 単品販売のコンパウンドが70Aだから、これより硬いと言うコトはないでしょう。

 購入価格は2本で4、800円。送料手数料込みで5,115円。単品販売価格のおよそ4割引きと言うコトで、まあ良い買い物ではないでしょうか。

 さて、1.95なんて細いタイヤを履くのは数年ぶり。イグナーターでも期待は禁物。果たしてグリップしてくれるのでしょうか?楽しみです。
 ところで、クロカンスペックのタイヤって、空気圧はどのくらいで使うモノなのでしょうか?何時も使ってるフリーライドタイヤは、1.8~1.9気圧ぐらいで使っているンですけど。

 チューブは、手持ちのパナレーサーのXエア(みたいな名前のヤツ)を使います。このチューブ、高いですけど、軽くて、乗り心地、グリップも良く、パンクにも強い(バルブの根元が頑丈にできている)お気に入りのチューブです。

Rimtapes リムテープは、今は亡き三ツ星(タイヤからは撤退)スーパーハード・リムテープ。通常のリムテープより伸びに強いとのコトですが、高圧で使う訳ではないので意味は無し。まあ、タイオガのリムテープと同等の価格で買えたので良しとしましょう。

 ホイール単品では、赤いニップルが浮いて見えてイマイチだったのですけど、このイグナーターを組んでみると赤いロゴとの組み合わせでカッコイイかも?どうかカッコ良くなってくれェ・・・。

 タイヤを組んだ状態の質量は以下の通り。
  Ft: 1,600g
  Rr: 1,730g(カセットなし)
 結構軽いと思うンだけど、クロモリフレームだから、チタニシモの11.8Kgより軽くは出来ないだろうなぁ~。 
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サドルの表皮貼り替え(7)-最終回-                        表皮の接着と仕上げ

2006年02月27日 | MTB[Orange P7]
 「サドルの表皮貼り替え(6) 皮の成形 その2」の続きです。いよいよ最終回。表皮を接着して仕上げます。

Change_of_epidermal_67s 前回皮を固定していたホッチキス等を外します。但し、貼り付け基準とした後端のホッチキスは外しません。この時点で表皮トリムラインはシビアに決まっているので、表皮がズレるのを防ぐ為です。

Change_of_epidermal_68s 表皮はカチカチに固まっているので、サドルソープ等を塗り込み皮を柔らかくして作業をやり易くします。


Change_of_epidermal_69s 接着剤をサドルと表皮の両方に塗り、へらで均一に延ばします。但しこの後、表皮を引っ張るので表皮折り返し部分には、接着剤を塗布しません。

Change_of_epidermal_70s 接着剤が半乾き状態になったら、いよいよ貼り付けです。やり直しは効かないので、一発で決める必要があります。
 先ず、サドル長手方向に表皮を引っ張りながら、表皮の裏に引いた中心線とサドルの中心が合うように貼り付けます。それから、左右方向に皮を引っ張りながら、全体を貼り付けていきます。

Change_of_epidermal_71s しまったぁ!中心がズレてしまいました。右側後ろコーナー部のトリムラインが表に出てしまいそうです。もうやり直しは効きません。ここで表皮を剥がすとスポンジも剥がれてしまいます。
 仕方がないので渾身の力をこめて皮を引っ張れるだけ引っ張って皮を延ばします。

Change_of_epidermal_72s 表皮折り込み部分の接着は、このようにヤバ目の部分から貼っていくのが良いでしょう。表皮とサドルに接着剤を均一に塗ります。

Change_of_epidermal_73s 表皮を成形した時の皺に合わせて皮を折り込みながら貼っていきます。貼り終わったら接着剤が乾くまでの仮固定としてホッチキス等で仮止めします。どうにかトリムラインが表に出ないように貼ることが出来ました。
 このようにして全周を貼っていきます。

Change_of_epidermal_74s だぁぁ~っ!ここで接着剤が無くなってしまいました。なんて間の悪いこと。急いで近所のホームセンターに接着剤を買いに走ります。(足でね)

Change_of_epidermal_75s ハアッ!ハアッ!ハアァ~・・・買ってきました。車で行って渋滞につかまるよりも、足で走った方が早いンです。多分・・・その筈。

Change_of_epidermal_76s 最後に、貼り付け基準とした後端のホッチキスを外して接着します。

Change_of_epidermal_77s コレで接着作業は終わりました。仮止めはこんな感じ。
 
 
Change_of_epidermal_78s 表から見ると、こんな感じ。この状態で24時間以上接着剤を乾かします。
 
 
Change_of_epidermal_79s 接着剤が乾いたら仮固定のホッチキス等を外します。裏側はホッチキスの穴だらけになっちゃいますけど、私は気にしません。気になります?

Change_of_epidermal_80s いよいよ仕上げです。先ずは汚れ落とし。今までの作業中に着いた汚れを落とします。
 私は、「レザーマスター」の「ソフトクリーナー」というものを使いました。コレ高くて残量も少なくなっていたので、出し惜しみしていたンです。このクリーナーをスポンジに取り、泡立てるようにして表皮の汚れを落としていきます。汚れを落としたら乾いた綺麗な白い布で泡を拭き取ります。そして30分程度乾かし、綺麗な布で乾拭きします。

Change_of_epidermal_81s 折角表皮を貼り替えたので、表皮の保護も施しておいた方が良いでしょう。
 私は、、「レザーマスター」の「プロテクションクリーム」を使いました。これも高いです。でも使った感じは良い感じ。
 クリームに付属のフェルトにクリームを取り、表皮に擦り込んでいきます。そして乾かないうちに余計なクリームを綺麗な布で拭き取ります。プロテクション効果を上げる為、2回程塗り込んだ方が良いでしょう。
 30分程乾かして乾拭きするとツヤが出ます。

Change_of_epidermal_83s 以上で出来あがり。
 品代898円、送料手数料込みで1,713円のフライトが、新品同様になりました。メイド・イン・イタリーのチタンレールです。
 
 まあ粗もありますが、私としては満足な出来です。
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サドルの表皮貼り替え(6)                        皮の成形 その2

2006年02月25日 | MTB[Orange P7]
 「サドルの表皮貼り替え(5) 皮の成形 その1」の続きです。今回は、表皮が接着可能な状態まで皮を成形する第2段階です。

Change_of_epidermal_47s 前回の陰干しが完了した状態です。皮をサドルに折り込んだ部分に、皺が目立ちますね。

Change_of_epidermal_48s 裏側はこんな感じ。折り返した皮が結構余ってます。

 
Change_of_epidermal_49s 余分な皮を切り取ります。その準備としてサドルに表皮を付けたままで、切り取る部分をケガいていきます。切り取る部分は、皮に出来た皺を参考にしながら、どの部分を取り除けば皺が消し込めるか考えながら決めていきます。

Change_of_epidermal_50s 前端部分も同様。皺の消し込みを考えながら、切り取る部分をケガいていきます。
 
Change_of_epidermal_51s 表皮をサドルから外して、皮を切り取る線をしっかりした線でトレースします。もうこの時点になると、現物合わせによる調整になるので、左右対象は気にする必要はありません。

Change_of_epidermal_52s 前側も同様です。
 
 
 
Change_of_epidermal_53s 念の為、表皮をサドルに合わせ確認します。確認する内容は、「切り過ぎちゃってトリムラインがサドルの表側に出ないか。」です。

Change_of_epidermal_54s 問題がなければ、ケガいた線に沿って皮を切り取ります。

Change_of_epidermal_55s いよいよ最終成形です。皮にたっぷりサドルソープ等を塗り込み、皮を柔かくします。

Change_of_epidermal_56s これは皺の消し込みに効果があるかな?と試したこと。皺が発生する部分の皮の裏側を、タイヤレバーでなめしています。効果はあったような、なかったような・・・。やる必要はないと思います。

Change_of_epidermal_58s この写真は全周を仮止めした後の画像ですが、一番手前のサドル後辺の表皮を折り込んだ部分を貼り付けの基準とします。今回は皮のトリムラインをシビアに決めていくので、貼り付けの基準を設けるのです。
 皮にケガいた中心線と、皮とサドルの形状合わせから、しっかり基準を出しホッチキス等で固定します。

Change_of_epidermal_64s 私が使ったホッチキスはコレですが、普通のホッチキスを開いた状態で押し付けても止められるかと思います。普通のホッチキスで止められなければ、画鋲でもピンでも何でも構いません。

Change_of_epidermal_65s 皮をギュウギュウ延ばしながら全周をサドルに折り込んで、固定していきます。固定にはホッチキス等を使いますが、針が表に出そうな所はクリップを使います。
 この写真は全周を折り込んだ後の写真ですが、折り込む順番としては、①前端の両サイド、②後部両サイド、③①と②の間 が良いかと思います。
 写真のシートレールがサドルベースに入り込む部分は、皮とレールの間に柔らかものを挟み、タイヤレバー等のヘラ状ももので押し込んでいくと、楽に固定できます。

Change_of_epidermal_59s 後端両サイドコーナー部分を折り込んでいきます。折り込んでいって余計な皮が出てきたら、現物合わせでカットしていきます。皮の張りの保持力は裏面の接着で確保しますので、接着面は十分確保するように心がけます。

Change_of_epidermal_60s 前端部も同様です。
 
 
 
Change_of_epidermal_61s 後端両サイドコーナー部分を折り込んだ状態です。細かくアコーデオン状に折り込んで、ホッチキス等で固定しておきます。皺の消し込み具合は、私の力量ではこれが限界です。サーリーに使っているサドルもこんなモンでした。

Change_of_epidermal_62s 前端部も同様。但し固定はしてません。

Change_of_epidermal_63s これで第2段階は完了です。このまま皮が乾くまで陰干ししておきます。

Change_of_epidermal_66s 皮が乾いたら、クリップで固定した部分を外しておきます。そして、スポンジが凹んだ部分がもとの形状に回復するまで放置しておきます。このまま接着すると、この形状で固まっちゃいますから。


サドルの表皮貼り替え(5)                        皮の成形 その1

2006年02月22日 | MTB[Orange P7]
 「サドルの表皮貼り替え(4) 下地は真面目に作りましょう」の続きです。
 1.0mm厚のサドルレザーをいきなり貼り付けても皺だらけになるだけなので、先ずはサドルレザーをサドルの形に成形します。今回は、その第一段階。大雑把にサドルの形に成形します。

 ここで、ご注意。私は皮に関しては全くのシロートです。よって、ここに記す内容は私の自己流。もし万が一、この記事を参考にサドルの表皮貼り替えをやろうという方がいらしゃれば、申し訳ありませんが自己責任で実施して下さい。

 それでは始めますか。

Change_of_epidermal_38s 先ずは、「サドルの表皮貼り替え(3) 型紙を作ろう」で作った型紙の外形線をサドルレザーにトレースします。この時、貼り付け時の位置の目安とする中心線も引いておきます。

Change_of_epidermal_39s 型紙をトレースしたトリムラインに沿って、サドルレザーを鋏で切り抜きます。
 
 
Change_of_epidermal_40s_1 皮を柔かくする為、サドルソープをタップリ塗り込みます。私はこれしか持ってなかったので、サドルソープを使いましたが、ミンクオイルでも良いかと思います。

Change_of_epidermal_41s 中心線を基準にしてサドルレザーをサドルに合わせクランプで固定します。でも、これは失敗。ご想像通りクランプした痕が表皮にしっかり残ってしまいました。そのうち消えるとは思うンですけど。

Change_of_epidermal_42s 皮をギュウギュウ引っ張って、サドルの形に合わせていきます。ここはクランプを使わずに、手足を総動員して皮を引っ張るのが正解のようです。

Change_of_epidermal_43s 皮をギュウギュウに引っ張れるだけ引っ張ったら、外周の皮をサドルに折り込んでいきます。折り込んだ皮はクリップで固定しておきます。クリップには、皮に傷が付かないよう、適当な柔らかモノを挟んでおきます。

Change_of_epidermal_44s 表から見るとこんな感じ。第一段階はこれでおしまいです。あとは皮が乾くまで陰干ししておきます。

Change_of_epidermal_45s 成形がタイトな部分の皺は一発では取りきれません。第一段階はこの程度。第2段階で余計な皮を切り取って、皺を消し込んでいきます。これはサドル先端部分です。

Change_of_epidermal_46s 後ろ両サイドの角部分はこの程度です。