先日、鎌倉のグルメのお店を紹介しましたが、それらは鎌倉散策中に見つけました。鎌倉散策では、高徳院、長谷寺、光則寺、鎌倉文学館に行きました。
高徳院は、鎌倉の大仏がいらっしゃるお寺です。15年ぶりくらいでしょうか。お寺の周囲の様子はあまり記憶がありません。初めてきたような感覚で、江ノ電「長谷駅」から歩いて、到着しました。晴天だったの、大仏さまが綺麗にみえました。
ちょうど、春休みだったせいか、若い人が目立ちました。外国人もちらほら。写真をとったり、御朱印帖を書いてもらったり、さまざまです。
高徳院の、開山、開基は不明とされています。大仏の造像の経緯についても史料が乏しく、不明な点が多いそうです。
初期は真言宗で、鎌倉・極楽寺開山の忍性(にんしょう)など密教系の僧が住持となっていましたが、のちに臨済宗に属し建長寺の末寺となりましたがが、江戸時代の再興以降は浄土宗に属し、材木座の光明寺(浄土宗関東総本山)の末寺となっています。
大仏は、もともとは大仏殿のなかにありましたが、建武2年には、台風で大仏殿が倒壊。室町時代には地震と津波で倒壊したという記録もあります。
鎌倉大仏が建立されている場所は、もともと長谷の「おさらぎ」という地名でした。そのため、鎌倉大仏にかぎっては「大仏」と書いて「おさらぎ」と読むこともあります。
大仏の後ろも結構広く、与謝野晶子は詠んだ歌碑が建てられています。
鎌倉や みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな
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