看護婦の職業を今は看護師といいます。女性にも男性にも、この職業についてる方は、看護師です。ただ、いまでも圧倒的多数は女性です。
そういえば最近、病院にいくことが結構あるのですが、女性の看護士さんがナースキャプをつけていません。振り返るとだいぶ前からそうです。(ただ、看護学校を卒業するさいの戴帽式は、あるようです)、このミュージカルを観て気づきました。
女性看護師の仕事は激務です。命を守り、病気の患者のケア、急な呼び出し、夜勤もあります。このミュージカルは、そのような仕事をしている主人公の亜矢子(村岸優希)が彼氏の芳男(野口大輔)とのつきあいに行き詰ったり、病院内の人間関係になやんだりしながらも、生き抜いていく姿をテーマにしたものです。
患者のなかにも個性的な人たちがいますし、患者の家族の対応は複雑です。一風かわった真っ黄色のブレザーをきて女性看護師をおっかけている困った武田(岩崎さとし)という人も出てきます。面白いキャラで、彼が舞台の裾からでてきただけで、観客から笑いがもれていました。
コーラスもダンスも、ストーリーもいい出来栄えで、堪能しました。拍手。
・企画・制作 エンジェル・プロジェクト
・演出 板倉哲
・台本 福山啓子
・作曲 金井信
・振付 原津加沙
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