SARAH BRIGHTMAN CLASSICS
西洋でかつて芸術家という職業はありませんでした。演奏家も歌手も神の恩寵、啓示を人々に伝える仲立ちの役割を果たしているのであり、もちろんそれは崇高な仕事でした。このサラ・ブライトマンの歌を聴いているとそういうことを思いだしました。ひとりの声楽家というよりは、天界の歌が彼女の身体をとおして流れ出てくるようです。誰も彼女に変わることはできない、ある種の畏怖を感じつつ、聞き手のわれわれを至福の世界にいざなってくれます。
「Ave Maria」、「Alhambra」はもちろん好きです、Winter Light 、Time to Say Goodbyeは抜群にいいです。後者は先日、観た映画”アマルフィ”に使われていましたね。
サラ・ブライトマン(Sarah Brightman)は、イギリスのソプラノ歌手です。1980年代にミュージカル女優として輝かしい成功を収めました。1990年代に入って、ソロ歌手として活躍しています。音楽スタイルはクラシックとポップスを融合した独自のもの。アメリカのビルボード・チャートのクラシック音楽部門とダンス音楽部門で同時に1位を獲得した唯一の歌手としても知られています。
1. Ave Maria |
2. Wally |
3. Winter Light |
4. Anytime, Anywhere |
5. Alhambra |
6. Lascia Chi'o Pianga |
7. Dans la Nuit |
8. Serenade/How Fair This Place |
9. O Mio Babbino Caro |
10. Luna |
11. Pie Jesu |
12. Figlio Perduto |
13. Nessun Dorma |
14. Bailero |
15. Time to Say Goodbye [Solo Version] |
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