【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

いっこく堂「ぼくは、いつでもぼくだった」くもん出版、2012年

2013-11-15 22:45:48 | 詩/絵本/童話/児童文学

               
  腹話術の「いっこく堂」さんの自伝。子ども向けに書かれた童話。


  神奈川県に生まれたが、本土復帰前の沖縄で育つ。沖縄での家庭生活、学校生活、友達関係が、虚飾なく描かれている。海外での仕事で沖縄を離れた父のいない家庭、母の愛情。米軍「嘉手納基地カーニバル」での経験と基地への忍び込み。プロ野球選手にあこがれ野球チームに入ったものの、しかとにあい、つらい思いをしたこと。腹話術との出会い。東京へでて劇団に入ったものの、演出家と折り合いがわるくなり、事実上の退団。腹話術活動のスタート、子ども向けの本なので一気に読める。

  内容は大人が読んでも、子どもが読んでも、いい読書だったと思うように工夫されている。先日、「いっこく堂」の舞台を観てきたばかりなので、親近感をもって読了した。


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