式年遷宮の伊勢へのお詣りの前に立ち寄った、豊川稲荷。東京からは、「こだま」に乗車して、豊橋で下車、そこからバスで稲荷まで進みました。
曹洞宗の寺院です。広い境内、大きな本殿が印象的でした。正式の寺号は妙巌寺(妙厳寺の本尊は千手観音です)。境内に祀られる鎮守の稲荷(吒枳尼天)が有名なため、一般には「豊川稲荷」の名で広く知られています。日本三大稲荷のひとつです。豊川稲荷は神社ではないのですが、商売繁盛の神として知られており、境内の参道には鳥居が立っています。
嘉吉元年(1441年)、曹洞宗法王派の東海義易によって創建されました。室町時代末期、今川義元が伽藍を整備したといわれています。現存する諸堂は江戸時代末期から近代の再建です。
霊狐塚が有名です。1000体以上の狐の石像です。また、千本幟が参道に、はためいています。参拝者の願い事が書かれています。近隣の名古屋の方の幟が多いですが、埼玉県の久喜市の方のそれもありました。