【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

式年遷宮を迎えた伊勢神宮

2013-12-10 20:48:20 | 旅行/温泉

                        

 伊勢神宮は、今年、式年遷宮でにぎわっています。わたしは、神道とも仏教とも無縁ですが、日本文化を理解するうえで、一度は伊勢神宮を観ておきたいと思い、でかけました。


 想像以上の人の波です。観光バスで、次々と人がおしよせています。地元の方の話によると、初詣のおり以上とのこと。

 鳥居から入って、宇治橋を渡り、右ににおれて進みます。人の流れについていくという感じです。火除橋を渡って手水舎で清め、さらに五十鈴川御手洗で心身を清め、正宮に向かうのです。そのあと、荒祭宮などをお参りします。

 式年遷宮は20年に一度、正宮をはじめ、お社を建て替えること。それが長い長い歴史のなか、もう2000年以上も続いているようです(途中、中断あり)。なぜ、20年に一度かについては、諸説があるようですが、建て替えの技術が世代継承されるのに20年ほどかかる「からというのが真実に近いようです。建て替えといっても、それ自体が神事とむすびつけられながら行われるので、時間がかかるようです。ここでは、時間の流れが、都会とは全然、違うのです。

 伊勢神宮は天照大御神を祀る内宮と豊受大神を祀る外宮とに分かれています。さらに別宮や摂社・末社・所管社など全部で125社があります。これらを総称して、伊勢神社というのです。

 その起源は、神話から始まります。「日本書記」には、皇女の倭姫命が天照大御神の鎮座する地を求めて旅をし、伊勢を選んだということになっています。その後、雄略天皇が夢の中で、天照大御神から「豊受大御神を呼び寄せるように」との神託を受け、豊受大御神が丹波から山田原に迎えられたのです。ここは全国に5000社ほどもある神社の本宗です。


 外宮からお詣りして、バスで10分ほどかけて内宮に移動、そこでなかをひとまわりしますと小一時間かかります。森林のなかにあるので、ひんやりした空気のなか、森林浴を楽しめます。

 外宮、内宮をひとわたりお詣りしたあとは、「おかげ横丁」に入ります。ここも雑踏でした。いろいろなお店があり、歩くだけでも面白いです。和太鼓をたたいている勇壮な場面もありました。

 伊勢神宮には、新幹線で行きました。車中から富士山が、それはきれいでした。豊橋でおり、豊川稲荷に行き、そのあと熱田神宮へ。一泊して伊勢に入ったのです。車中からみた富士山の写真も掲載します。時間の推移と逆ですが、次回は豊川稲荷と熱田神宮を紹介します。