プーと大人になった僕

ディズニー映画『プーと大人になった僕』を見ました。



物語は、クリストファー・ロビンが100エイカーの森のみんなと別れるシーンから始まります。寄宿学校に進学するためです。プーをはじめ、ピグレットやティガーなどおなじみのみんなが悲しみます。学校を卒業したロビンは彼女と出会い、結婚しますが、すぐに戦争に行きます。身重の妻は出産し、娘を育てながら夫の帰りを待ちます。負傷したロビンは妻と娘の元に帰って来ます。



森にいるプーたちは、相変わらずの暮らしを送っています。ハチミツの好きなプーはいつもお腹を空かせています。プーたちぬいぐるみは、ご覧のようにちょっと汚れた抑えた色合いで描かれます。イギリスの森の鬱蒼とした雰囲気にマッチしています。ロビンは、会社の旅行カバンを作る部署で忙しく働きます。妻子を省みる時期がありません。娘が楽しみにしていた週末の旅行にも行けなくなってしまいます。



そんなロビンの所にプーが現れます。ロビンはプーを森に連れて帰って、懐かしい仲間たちと再会します。物語はとてもシンプルに作られています。予想通りの展開ですし結末でしたが、とってもハートウォーミングな映画で楽しく見られました。プーの見上げる表情はちょっとうちのくるみちゃんに似ていてグッとくる場面がありました。大人が見る映画です。